キムコ2021新車スクーターラインナップ〈F9/CV3/DTX360/KRV/AK550 etc.〉


●文:ヤングマシン編集部 ●情報提供:キムコジャパン ※’21年3月27日更新

F9:怒濤の加速を示すハイパーEV[海外]

【’21 KYMCO F9】■電動モーター 12.7ps 3.0kg-m 107kgシート高790mm タイヤF=110/80-14 R=140/70-14 ●国内入荷未定

台湾でトップシェアを誇るキムコ。’21で投入する電動バイク「F9」は、原付二種相当の12.7psを発生するモーターを積み、0-50km/h加速はわずか3秒。最高速は110km/hをマークする。バッテリーを剛性メンバーに活用する設計などで車体も超軽量だ。国内導入に期待!

電動バイク初のオートマ2速ミッションを搭載し、圧巻の加速を実現。モーターとの一体型で超コンパクトだ。

メーターはフルカラーで、バッテリー残量などを示す。急速充電なら2時間で満充電となり、航続距離は120kmを誇る。

CV3:初の前2輪トライクはアドベンチャー風[海外]

【’21 KYMCO CV3】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 550.4cc 51.7ps 5.4kg-m 280kg シート高795mm 15.5L ●国内入荷予定なし

’17年のコンセプト車を経て、同社初の3輪モデル「CV3」がついに市販化される。片側2本の倒立フォークに支えられた13インチの前2輪が並行して傾き、バンク可能。心臓は旗艦のAK550譲りで、アドベンチャー風デザインも魅力だ。パニアケースなども用意される。

DT X360:トラクションコントロール付きの充実クロスオーバー[海外]

【’21 KYMCO DT X360】■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ 320.64cc 28.8ps/7250rpm 5.4kg-m/5750rpm 194kg シート高800mm 12.5L ●国内入荷予定なし

「DT X360」はクチバシ顔などでアドベンチャースタイルを体現。前14&後13インチのブロックタイヤとトラクションコントロールで走りも万全だ。ヘルメット×2が入るほか、カラー液晶やキーレス、USB電源も備える。

KRV:走りヨシの万能選手[海外]

【’21 KYMCO KRV】■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ 175.1cc 16.7ps/7500rpm 1.5kg-m/6000rpm 133.5kg シート高795mm 7.2L ●国内入荷予定なし

AK550と同様、独立式のスイングアームを備え、優れた前後重量バランスを実現した「KRV」。心臓は新開発の175cc単気筒で、トラクションコントロールも獲得した。カラー液晶やキーレスほか装備も充実している。

AK550:スポーティな旗艦

【KYMCO AK550】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 550.4cc 53.5ps 5.6kg-m 226kg シート高785mm 15L ●価格:110万円 ※’21年3月時点の国内仕様

「AK550」は、270度クランクの並列ツインをアルミフレーム+φ41mm倒立フォークの車体に積むトップモデル。パワーモードやブレンボ製ラジアルキャリパーが走りを支え、フルLED、カラー液晶まで備える。

Gディンク250i:ベストセラーの血統

【KYMCO G-DINK250i】■水冷4スト単気筒SOHC2 バルブ 249cc 19.9ps 2.1kg-m 182kg シート高770mm 9L ●価格:44万円 ※’21年3月時点の国内仕様

世界的ヒット作=グランドディンクの後継機「Gディンク」。250では珍しいフラットフロアを有し、乗降がラクチン。足着き性を考慮したシートも相まって街乗りが得意だ。USBと12V電源も完備する。

レーシングS150/125:軽さ自慢の快速機

【KYMCO RACING S 150/125】■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ 149cc 13.8ps/7500rpm 128kg シート高790mm 5.7L ●価格:[150]34万1000円 [125]30万4700円 ※’21年3月時点の国内仕様 ※諸元は150

「レーシングS」は、軽量フレームが与えられ、スポーツスクーターでトップ級の軽さを実現。リヤ2本サスペンション&下吊式エンジンハンガーで安定感も高い。150は6500回転で作動する可変バルブタイミング機構まで備える。

ターセリーS150/125:石畳もお任せ

【KYMCO TERSELY S 150/125】■空冷4スト単気筒SOHC4バルブ 149.8cc 14ps 1.2kg-m 130kg シート高790mm 6.2L ●価格:[150]29万7000円 [125]27万5000円 ※諸元は150 ※’21年3月時点の国内仕様

「ターセリーS」は前16&後14インチの大径ホイールを備え、凹凸にも強い。ロングスクリーンとトップボックスが標準採用で、ロングランも積載性もお手のものだ。USB電源×2も見逃せない。

ダウンタウン125i ABS:350並みの巨艦

【KYMCO DOWNTOWN 125i ABS】■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ 124.8cc 14.3ps 1.1kg-m 178kg シート高810mm 12.5L ●価格:52万8000円 ※’21年3月時点の国内仕様

「ダウンタウン125i」は350と共通ボディを採用し、125スクーターでは最大級。1553mmの軸間距離と高剛性フレームで余裕の走りを魅せる。フルフェイス×2の収納性や最大バンク角39度のスポーツ性も見事。

GP125i:便利なベーシック系

【KYMCO GP125i】■空冷4 スト単気筒SOHC2 バルブ 124.8cc 8.8ps 0.9kg-m 106kg(乾燥) シート高745mm 4.5L ●価格:18万7000円 ※’21年3月時点の国内仕様

シンプルな装備でお値打ち価格ながら、外観はスポーティーな「GP125i」。前後10インチで車体はコンパクトだ。リヤボックスが装着できるキャリアや、メインキーによるシートオープン、USB電源も完備。


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