グロム:新設計エンジン+待望の5速ミッション。カスタムも自由自在[モデルチェンジ]
【’21 HONDA GROM】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 123cc 10ps/7250rpm 1.1kg-m/5500rpm ■102kg(装備) シート高761mm 6L ■タイヤF=120/70-12 R=130/70-12 ●価格:38万5000円 ●発売日:’21年3月25日 [写真タップで拡大]
近未来ストリートファイターとも言えるアグレッシブな原付二種スポーツ「グロム」が’21モデルでモデルチェンジ。新作された横置きの空冷単気筒エンジンはストロークを何と5.2mmも伸ばし、高圧縮化することで全域で大幅にトルクアップ。高回転域でのパワーの伸びも確保した。トランスミッションは従来の4速から、ファン待望の5速を標準装備。一体型だったマフラーは2分割となり、スリップオンサイレンサーにも対応。先行発表されたタイ仕様では、外装パーツ(タンクカバーとサイドカバー)が片側6本のボルトで簡単に着せ替え可能なことも明らかになっており、カスタムパーツの今後の展開も楽しみだ。
CT125ハンターカブ:大人気のトレール名車が現代スペックで蘇った
【HONDA CT125 HUNTER CUB】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 124cc 8.8ps/7000rpm 1.1kg-m/4500rpm ■120kg(装備) シート高800mm 5.3L ■タイヤF=80/90-17 R=80/90-17 ●価格:44万円 ※’21年3月時点の国内仕様 [写真タップで拡大]
スーパーカブをベースに、アップマフラーやブロックタイヤを装備してトレール性能を高めたCT110=通称「ハンターカブ」が国内発売されたのが’80年。国内外で人気を博したが、’12年にオーストラリア向けモデルで生産を終了。逆輸入車や中古車市場でも高い人気を誇る名車で、そのリバイバルモデルがこの「CT125」だ。スーパーカブC125をベースに、アップマフラー/メッキのアンダーガード/大型キャリヤなどをも再現し、走破性を高めるトップブリッジまで繋がるフロントフォークも踏襲。前後17インチのブロックタイヤにとどまらず、サスペンションのストロークも伸ばして最低地上高も165mm確保した本格トレール。スタイルこそCT110を踏襲するが、灯火類はフルLEDでメーターも液晶。主たるフィールドは自然の中だが、何物にも似ないモダンなデザインは都会にも映える。ヤングマシン独自情報では近々アーミー調のグリーンが登場する模様だが、現行の2色に追加されるのか、どちらかが廃盤になるのかは未定。
モンキー125/ABS:大きくなってもカワイイ猿
【HONDA MONKEY 125/ABS】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 124cc 9.4ps/7000rpm 1.1kg-m/5250rpm ■107kg(装備) シート高775mm 5.6L ■タイヤF=120/80-12 R=130/80-12 ●価格:40万7000円 ※’21年3月時点の国内仕様 ※諸元はABS [写真タップで拡大]
“遊び心”で右に出るモノがない「モンキー」。50年に渡って生産された50ccモデルは惜しまれながら’17年に生産終了したが、グロムをベースに125ccで’18年に復活! Z50Z系の台形燃料タンク/タックロールシート/倒立フォーク/2本サスペンションなど、”モンキーらしさ”を満載。
CB125R:DOHC4バルブの新エンジンとSFF-BPで走り一新[モデルチェンジ]
【’21 HONDA CB125R】■水冷4スト単気筒DOHC4 バルブ 124cc 15ps/10000rpm 1.2kg-m/8000rpm ■ 130kg(装備) シート高815mm 10L ■タイヤF=110/70R17 R=150/60R17 ●価格:47万3000円 ●発売日’21年4月22日 [写真タップで拡大]
ネオスポーツカフェCB-Rの末弟である「CB125R」の’21年モデルが欧州で先行発表され、3月19日に国内も正式発表。従来モデルデザインを踏襲するのでマイナーチェンジと思いきや、水冷単気筒エンジンがSOHC2バルブからDOHC4バルブに完全刷新! ボア×ストロークを58.0×47.2mmから57.3×48.4mmにロングストローク化し、圧縮比も11.0:1→11.3:1に高めて15psを発揮する。WMTCモードで46.8km/Lの好燃費と排ガスのクリーン化を実現し、欧州仕様ではユーロ5への完全適合もアナウンスされている。また倒立フォークは125クラス初のφ41mmSFF-BPを装備。IMU付きABSの4ポッドラジアルマウントキャリパー&φ296mmウェーブディスクのブレーキと合わせ、足まわりも強化された。
スーパーカブC125:初代C100へのリスペクトから生まれたプレミアムモデル
【HONDA SUPER CUB C125】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 124cc 9.7ps/7500rpm 1.0kg-m/5000rpm ■125kg(装備) シート高780mm 3.7L ■タイヤF=70/90-17 R=80/90-17 ●価格:40万7000円 ※’21年3月時点の国内仕様 [写真タップで拡大]
’58年に発売された初代スーパーカブC100の誕生60周年を記念して、’18年に登場した「スーパーカブC125」。初代のスタイルやカラーをオマージュするが装備は最新。エンジンはモンキー125と同系の横置き空冷単気筒で、WMTCモード66.1km/Lの好燃費を誇る。切削仕上げが美しいC125専用キャストホイールにはチューブレスタイヤを履き、フロントブレーキは油圧式ディスク。”かもめハンドル”に埋め込まれた前ウインカーやレンズが飛び出したリヤウインカーなど灯火類はフルLEDで、スマートキーによるアンサーバックで自車位置を知らせる機能も装備する。コンパクトなリヤキャリヤもボディ同色にペイントするなど、とことん質感を高めたスペシャルなカブだ。
クロスカブ110シリーズ:野山を駆けるバイク版SUV。タフカブに新色登場か!?
【HONDA CROSS CUB 110】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 109cc 8.0ps/7000rpm 0.87kg-m/5500rpm ■106kg(装備) シート高784mm 4.3L ■タイヤF=80/90-17 R=80/90-17 ●価格:29万7000円 ※’21年3月時点の国内仕様 [写真タップで拡大]
スーパーカブ110をベースに、SUV的なモディファイを加えたタフな「クロスカブ110」。独立ケースに収めた丸型LEDライトはキャリヤにもなる武骨なパイプガードに守られ、フレームカバーはレッグシールドを省略した専用品。マフラーにはスリット入りのヒートガードを取り付け、リヤキャリヤはブラックアウトしてワイルドなイメージを演出。スタイルだけでなく、最低地上高もスーパーカブ110より22mm高い157mmで、前後17インチタイヤはワイドなセミブロックタイプを装備し、ステップも可倒式に変更。そんな遊び心満点なクロスカブだけに、ゆるキャラのくまモンとコラボしたバージョンもラインナップ。’21年モデルでは新色としてブルーが登場する?
スーパーカブ110/プロ:1億台超えの世界を支えるビジネス車
【HONDA SUPER CUB 110/PRO】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 109cc 8.0ps/7500rpm 0.87kg-m/5500rpm ■ 99kg(装備) シート高735mm 4.3L ■タイヤF=70/90-17 R=80/90-17 ●価格:28万500円 ※’21年3月時点の国内仕様STD [写真タップで拡大]
’58年の登場以来、世界生産累計1億台を超えた脅威のベストセラーモデル「スーパーカブ」。’18年に丸みを帯びたデザインに回帰し、LEDの丸目ライトを装備。停車時のみロータリー式になる自動遠心クラッチの4速ミッションなど利便性も抜群。ポップなブルーメタリック/パールイエロー/白/ベージュ/緑/青とカラーも多数用意。前後14インチタイヤとフロントバスケット&大型リヤキャリヤを装備する「プロ」もラインナップ。
- 2021新車バイクラインナップ【日本車】
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