2021新車バイクラインナップ>日本車>大型クルーザー
ホンダ レブル1100:ついに登場、親玉レブル![新型]
【’21 HONDA REBEL 1100/DCT】■水冷4スト並列2気筒SOHC4バルブ 1082cc 87ps/7000rpm 10kg-m/4750rpm ■223kg(装備) シート高700mm 13L ■タイヤF=130/70-18 R=180/65-16 ●色:黒 赤 ●価格:[MT]110万円 [DCT]121万円 ●発売日:[MT]’21年5月13日 [DCT]’21年3月11日 ※諸元はMT
ヤングマシンが以前からスクープを重ねてきた「レブル1100」がいよいよ発売。搭載するアフリカツインベースの270度クランク並列2気筒エンジンは低中速寄りにリファインし、力強いトルクを実現。もちろんDCT版もラインナップされる(発売はDCTが先行)。
シート高は700mmで、250/500よりも10mm高いだけ。車重もMT仕様で223kgと、NC750Xよりも2kg重い程度に収まっている。このクラスとしては異例の軽さだ。また、前後16インチホイールの250/500に対し、前18/後16インチホイールを採用し、見た目のロング&ローも強まっている。
何より注目したいのは価格だろう。レブルシリーズは250が日本で’18〜’19年のベストセラーになるなど世界中で好評(海外では300も販売)を博しているが、1100も同様のミニマリズムを継承し、MT=110万円/DCT=121万円という価格を実現した。
【アフリカツインから転用】アフリカツインから32%重くしたフライホイールで慣性マスを増し、排気システム、バルブタイミング&リフト変更でさらに強力なパルス感を作り上げている。
【脚はカッチリ】酸化チタンコーティング仕上げフロントフォークに、Φ330mmのフローティングディスクとラジアルマウントモノブロック4ピストンキャリパーをシングルでセット。
【ツインショック】ピギーバックリザーバーを備えたリヤショックのロッドは12.5mm。サスペンションは前後ともにプリロード調整が可能なタイプ。
【ライディングモード入り】モードはロード/スポーツ/レイン/ユーザー。ユーザーモードでは出力/トラクションコントロール/ウイリーの介入レベルを任意に設定できる。
【DRL入り4灯】低くセットされた直径175mmの丸型ヘッドライトは4灯LED。このほかウインカーなどの灯火類はすべてLED。
【リヤもフルLED】開発チームが“サイクロップス”と呼ぶ楕円形のテールライト。シート下にはUSBタイプCの充電ポートを装備している。
【カラーバリエーション】ダークネイビーのフロントフォークを始め、暗色カラーで重厚感をアピール。車体色はボルドーレッドメタリックとガンメタルブラックメタリックの2色展開。
ホンダ レブル500:カスタムベースに最適なミドルクラス
【HONDA REBEL 500】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 471cc 46ps 4.4kg-m ■190kg(装備) シート高690mm 11L ●価格:79万9700円 ※’21年3月時点の国内仕様
CB500(日本では400X)系の180度クランク・パラレルツインを搭載するも、セラシ機構を外すなど、より鼓動感を強調するチューニングが施された「レブル500」。車体は交換しやすいメーターにファットなサイズのタイヤなど、カスタムベース車としてイジリやすい工夫もこらされている。
ホンダ ゴールドウイング/ツアー:見た目も走りもスポーティーなホンダフラッグシップ[モデルチェンジ]
【’21 HONDA GOLD WING TOUR】■水冷4スト水平対向6気筒SOHC4バルブ 1833cc 126ps/5500rpm 17.3kg-m/4500rpm ■389kg(装備) シート高745mm 21L ■タイヤF=130/70R18 R=200/55R16 ●価格:346万5000円
1833ccという巨大な水平対向6気筒エンジンを搭載した「ゴールドウイング」。’18年には17年ぶりのフルモデルチェンジを実施してスポーティに生まれ変わった。最大の変更点は、フロントサスペンション機構が一般的なテレスコピックフロントフォークから、ダブルウィッシュボーンサスペンションになったこと。その利点は第一に操舵と懸架が独立したことで、400kg近い巨体をしっかり支える強靭な脚を手に入れた。そしてエンジン搭載位置が前に寄ったことで前輪荷重が増大。これにより肩からコーナーに突っ込むような攻めの走りが可能に。また蛇足だが小顔化したのもこのサスペンションあってのことである。もちろん電子制御スロットルに加えて電子制御サスペンション、トラクションコントロールと機能は全部載せ。エアバッグ仕様があるのも現在のところ本シリーズだけ。やはりホンダのフラッグシップと言えばゴールドウイングだ。なお、’21年モデルはDCTのみとなり、リヤタンク61Lに拡大/55Wスピーカー/アンドロイドオート等使い勝手が向上している。
その滑らかさから”シルキーシックス”と呼ばれる水平対向6気筒エンジン。ライディングモード切り替えで恐ろしくキャラクターが変わる。
【カープレイ対応】有線接続でスマートフォンアプリがバイクで表示操作できるアップルカープレイ、アンドロイドオートに対応。
【’21 HONDA GOLD WING】●価格:294万8000円
ヤマハ ボルト/Rスペック:空冷60度エンジンの鼓動感に揺れる
【YAMAHA BOLT R-SPEC】上級仕様のRスペックは、スポークホイール仕様のSTDに対しキャストホイール。リヤショックがゴールドリザーバータンク付きだ。■空冷4スト並列2気筒SOHC4バルブ 941cc 54ps/5500rpm 8.2kgm/3000rpm ■252kg(装備) シート高690mm 13L ■タイヤF=110/90-19 R=150/80B16 ●価格:102万5200円 ※’21年3月時点の国内仕様
ヤマハの国内大型モデルで、唯一空冷エンジンを搭載する「ボルト」。シリンダーの挟み角が60度に設定され、排気量は941cc。決して速く走るためのエンジンではないが、そのぶんアイドリングから中低速域で小気味良い鼓動感が味わえる。ヤマハならではの細部まで隙のないデザインとフィニッシュが美しいアメリカンだ。ポジションはミッドコントロールで扱いやすく、大型初心者にもオススメ。
【YAMAHA BOLT】●価格:102万5200円 ※’21年3月時点の国内仕様
カワサキ バルカンS:’21モデルは青系新グラフィックを採用[新色]
【’21 KAWASAKI VULCAN S】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 649cc 61ps 6.4kg-m ■229kg(装備) シート高705mm 14L ●価格:85万8000円
搭載する649ccパラレルツインは現在のZ650/ニンジャ650と同系統で、180度クランクの高回転までフラットに伸び上がるフィーリングが楽しい1台。そんなエンジン特性もあって思いのほか走りの素性がよく、クルーザーのスタイルでありながら、ついつい腰をずらして攻めたくなるキャラクターに仕上がっている。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
- 2021新車バイクラインナップ【日本車】
- 大型スーパースポーツ>最新潮流|1000cc|600cc
- 大型スポーツ&ツーリング>最新潮流|ホンダ|ヤマハ|スズキ|カワサキ
- 大型ネイキッド>最新潮流|ホンダ|ヤマハ|スズキ|カワサキ
- 大型ヘリテイジ>最新潮流|ホンダ|ヤマハ|スズキ|カワサキ
- 大型アドベンチャー>最新潮流|ホンダ|ヤマハ|スズキ|カワサキ
- 大型クルーザー:最新潮流|ホンダ|ヤマハ|カワサキ
- 大型スクーター:最新潮流|ホンダ|ヤマハ
- ミドル251〜400cc:最新潮流|ホンダ|ヤマハ|カワサキ|スクーター
- 軽二輪126〜250cc>最新潮流|ホンダ|ヤマハ|スズキ|カワサキ|スクーター
- 原付二種51〜125cc:最新潮流|ホンダ|スズキ|カワサキ|スクーター:ホンダ|スクーター:ヤマハ|スクーター:スズキ
- 原付一種50cc:最新潮流|ホンダ|ヤマハ|スズキ
- 電動バイク
- 2021新車バイクラインナップ【外国車】
あなたにおすすめの関連記事
キングレブル登場で国産クルーザーが活性化へ?! '90年代後半から'00年にかけてのビッグバイクブームをピークに国内のアメリカン市場が下火になったのは、排出ガス規制が厳しくなった'08年あたり。もとも[…]
大型アドベンチャー:最新装備がベーシックモデルへ波及 電子制御スロットル、電子制御サスペンションにIMUと、最新装備をまとい、大型スーパースポーツ並みの劇的進化を続けるアドベンチャーモデル。 '20年[…]
大型ヘリテイジ:Z900RSの大人気に高まるネオレトロ市場 最近は日本のみならず世界的に往年の名車をモチーフにしたレトロ風味のマシンが注目の的。だが、姿は懐かしくても中身は最新。カッコよさと乗りやすさ[…]
大型ネイキッド:'21はプレミアムなZ H2に主力価格帯のMT兄弟が挑む むき出しのエンジンがメカニズムを主張し、もっともオートバイらしいスタイルで不変の人気に支えられている大型ネイキッドクラス。ここ[…]
大型スポーツツーリング:いよいよハヤブサ復活。'21最大の注目となるか 余裕ある排気量とウインドプロテクションに優れたカウリングで、高速道路やワインディングで快適な走りを提供してくれるスポーツツーリン[…]
最新の記事
- バイクの「後面衝突警告表示灯等の国連基準」を導入決定 ~道路運送車両の保安基準等及び保安基準の細目を定める告示等の一部改正
- ホンダがジャパンモビリティショーの出展概要を発表! モトコンポとシティを思わせる電動モビリティも
- ヤマハが「XSR900」「MT-09/SP」の2023年モデルを発売! 価格改定と一部グラフィック変更
- 愛車を便利にカスタム!【スズキ・アヴェニス125モニターレポート:その4】
- バイクにドライブレコーダー付けていますか? 旅の思い出作りやもしもの時にも活躍するバイク用ドライブレコーダー