2021新車バイクラインナップ>日本車>大型スクーター
ホンダ X-ADV:出力アップに加えフレームも再設計[モデルチェンジ]
よりシャープでスリムなスタイリングになったのはもちろんだが、エンジン、フレームにまで手を入れるブラッシュアップを敢行した「X-ADV」。最大の目玉は、今回から電スロが投入され、”スタンダード/スポーツ/レイン/グラベル”の4種類モードに加え、出力/エンジンブレーキ/トラクションコントロールが自由に設定できる”ユーザー”の5種類のモードが選択可能になったこと。ちなみにテールスライドコントロールに便利なGスイッチは”グラベル”へと統合。DCTのシフトパターンも5種類から選べるようになった。車体に関してはキャスター&トレールに変更はないものの、フレームで1kg軽量化が行れ、車体全体では約2kgのシェイプアップ。将来的にはアフリカツインやCRFシリーズで定着しつつある長脚の<s>仕様も期待したいところだ。
ホンダ フォルツァ750:日本車最大スクーターも国内導入は微妙?[新型]
エンジン、フレームなどの基本構成はX-ADVを踏襲し、スクーターライクなアーバンデザインが与えられた、「フォルツァ750」というブランニューモデル。だが、ひと昔前を知るライダーからすれば、’12年登場のインテグラを連想するだろう。インテグラは、NC700の3兄弟として生まれたものの、後のアドベンチャーブームの立役者となったNC700Xとは違いセールス面は苦戦。スクータースタイルなのに、他の兄弟モデルよりも少ないラゲッジスペースが利便性で劣るなどの弱点もあった。しかしこの「フォルツァ750」は、ヘルメットがきちんと収納できる22Lのシート下スペースを確保しており、装備類もアップデート。ただ、いまのところ国内導入の声は聞こえてこない。
ヤマハ TMAX560/テックマックス:スポーツスクーターの王者はブラッシュアップ済み[新色]
’20年5月に、ユーロ5への対応とともに561ccへと排気量アップしたTMAX。アルミフレームにスイングアームを組み合わせた車体構成、360度クランクの並列2気筒でありながらバランサーとしての第3のピストンを備えるエンジンなどなど。その走りに徹した様式は国内外のスポーツ系スクーターに影響を与え続けている。上級仕様の「テックマックス」には、クルーズコントロール/電動スクリーン/プリロード&伸側減衰力調整機能付きのリヤショックなどを追加装備する。’21モデルではテックマックスに新色パステルダークグレーが追加される。
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