世界の新車大図鑑

カワサキ2021新車バイクラインナップ〈大型ヘリテイジクラス|新型メグロK3 etc.〉

●文:ヤングマシン編集部 ●情報提供:カワサキ ※’21年3月1日更新

2021新車バイクラインナップ>日本車>大型ヘリテイジ

Z900RS/カフェ:名車Z1をモチーフに、売上連続ナンバー1[新色]

【’21 KAWASAKI Z900RS/CAFE】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 111ps/8500rpm 10.0kg-m/6500rpm ■215kg(装備) シート高800mm 17L ■タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:135万5000円 [写真タップで拡大]

ストリートファイター系であるZ900をベースに往年のZ1イメージの外装をまとって、懐かしさと現代的な走行性能を両立させた「Z900RS」。水冷直4エンジンにはトラクションコントロールやアシストスリッパークラッチを装備、車体には倒立フロントフォークとABS、灯火類はすべてLEDと、要所は最新パーツで固められている。’18のデビュー以来、日本の大型バイク市場では’18~19年と2年連続トップセラーに輝く大人気車種。’21モデルはカラーリングとグラフィック変更のみで、従来の黒が廃止となる代わりに’05ゼファーシリーズに採用されたものを彷彿とさせる、黒ベースにシルバーの水平ストライプを引いた新色エボニーが登場。いわゆる”イエロータイガー”をモチーフとしたキャンディトーングリーンは継続販売だ。

各パーツの形状やバランスはオリジナルと違っているが、組み上がった姿は誰が見ても名車Z1の再来。初代は’18に登場し、’21まではカラーチェンジのみで販売されている。新色はゼファー風味で新しい流れを入れる。 [写真タップで拡大]

[写真タップで拡大]

【Z900ベースに的確な調整&装飾】水冷直列4気筒エンジンや鋼管ダイヤモンドフレームは、ストリートファイター系のZ900のものがベース。これにRSとして適格なチューニングを施して威風堂々としながらスポーティな走りもできるキャラクターを実現した。ホイールもRS専用としてワイヤースポーク風に設計。

[写真タップで拡大]

オリジナルZ1と比べるとエンジンは同排気量でも驚くほどコンパクト。空冷風のフィンも施されている。

[写真タップで拡大]

あえてアナログとしたメーターだが、ギヤポジションなどを表示する液晶パネルも併せ持つのがイマ風だ。

[写真タップで拡大]

【動力性能は最新】姿はレトロでも中身は最新なので動力性能もバッチリ。トラクションコントロールを切ればウイリーも豪快にキメることができる。

【’21 KAWASAKI Z900RS CAFE】ビキニカウルとローハンドル、段付きシートでZ900RSをカフェレーサー調に仕立てたバージョンが「Z900RSカフェ」。こちらの方はブラックの基本色にブラウンがグラデーションで入るという、まるでカスタムバイクのような激シブ塗装の’21カラーとなった。■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 111ps/8500rpm 10.0kg-m/6500rpm ■217kg(装備) シート高820mm 17L ■タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:138万6000円 [写真タップで拡大]

メグロK3:半世紀を超えて蘇った”メグロ”ブランド[新型]

【’21 KAWASAKI MEGURO K3】■空冷4スト並列2気筒SOHC4バルブ 773cc 52ps/6500rpm 6.3kgm/4800rpm ■227kg(装備) シート高790mm 15L ■タイヤF=100/90-19 R=130/80-18 ●価格:127万6000円 [写真タップで拡大]

’24年創業の目黒製作所が’60年代に川崎航空機株式会社に吸収後、メグロブランドとして最後に生産されたビッグバイク=500メグロK2。このマシンがカワサキW1の基となり、その後の隆盛の礎となった。そのK2以来55年ぶりに”メグロ”の名を冠したモデルが「メグロK3」として復活する。ベースとなるのはW1の子孫となる現行のW800シリーズ。いわばK3は原点回帰とも呼べる。燃料タンクには銀鏡塗装とハイリーデュラブルペイントが施され、熟練職人の手作業塗装によるエンブレムや車体各部にクロムメッキパーツを多用するなど豪華。メーター文字盤も”メグロ”のロゴが躍る専用デザインだ。エンジン&車体スペックは、フロント19インチでもっともクラシカルな無印のW800に基本的に準じるが、ハンドルバーは大きく手前に引かれた幅広タイプで、往年の”殿様乗り”の雰囲気まで味わうことができる。

[写真タップで拡大]

【職人の手塗り】エンブレムはアルミのベース素材に職人が手作業で色を1色ずつ流し込んで製造するもので、いわば工芸品の域だ。

[写真タップで拡大]

【カタカナロゴも】メーター文字盤は専用デザインで”メグロ”のカタカナロゴも入っている。ユニット自体はW800と共通だ。

[写真タップで拡大]

【赤丸べベルギヤ】ベベルギヤカバーに入る赤丸のアクセントがクラシカルなエンジンに映えて、メグロK3のプレミアム感を強調。

[写真タップで拡大]

【サスペンションカバーつき】ダブルショックのリヤサスには昔懐かしい保護カバーが装着。遠き昭和の時代を思い起こさせてくれる。

[写真タップで拡大]

【グリップヒーター標準】外観はレトロでも機能は現代的に。グリップヒーターのほか、ETC2.0車載器も標準装備だ。

W800シリーズ:メグロのDNAを受け継ぐWシリーズの最新型

[写真タップで拡大]

カワサキWシリーズのDNAを今に受け継ぐ空冷バーチカルツインのクラシックモデル「W800」。エンジン右横に露出したシャフトがOHVのプッシュロッドを思わせるが、実際はカムを駆動するためのべベルギヤシャフトでOHCになっているという手の込んだ設計がなされている。’16年にいったん生産終了となったが、’19年にユーロ4相当の国内排ガス規制をクリアして復活。ベーシックな「ストリート」と、カフェレーサー調の「カフェ」に加え、’20年にはフロント19インチでもっともクラシカルな無印「W800」も登場した。’21モデルは、無印にはメタリックブルー、ストリートにはマットグレー、カフェにはメタリックグレー×ブラックと、それぞれ1色ずつ新色が設定されている。

[写真タップで拡大]

【ライポジがまったく異なる】3タイプともそれぞれ異なるハンドルバーとシートを採用。ライディングポジションも三者三様で、好みの味を選ぶことができる。

W800:もっともWらしい無印

【’21 KAWASAKI W800】■空冷4スト並列2気筒SOHC4バルブ 773cc 52ps/6500rpm 6.3kg-m/4800rpm ■226kg(装備) シート高790mm 15L ■タイヤF=100/90-19 R=130/80-18 ●価格:110万円 [写真タップで拡大]

フロント19インチホイールが生み出す昔懐かしい鷹揚なハンドリングが最大の特徴となる無印。リラックスしたライディングポジションやメッキパーツを多用した高級感も大きな魅力だ。燃料タンクには立体エンブレムとニーグリップラバーも装着されて、所有感をさらに高めている。

W800カフェ:ビキニカウルがスポーティー

【’21 KAWASAKI W800 CAFE】●価格:113万3000円 [写真タップで拡大]

ビキニカウルとクラブマンスタイルのM字形状ハンドルバーを持つカフェレーサー仕様で、適度な前傾姿勢のライディングを楽しめる。シートもタンデム部を盛り上げて段付きとしたシングル風のイメージだ。前後ホイールサイズはストリートと同じ18インチ。グリーンのシートも鮮烈!

W800ストリート:ベーシック版はコレ

【’21 KAWASAKI W800 STREET】●価格:101万2000円 [写真タップで拡大]

W800シリーズでもっともリーズナブルなベーシックバージョン。シンプルなデザインや塗装でクラシカルとモダンを融合させている。他の2機種と同じくハロゲン式のように全体が点灯するLEDヘッドライトユニットを装備。ハンドル位置は高めで、オリジナルW1のライディングポジションに近い。


※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

最新の記事

WEBヤングマシン|最新バイク情報