●文:ヤングマシン編集部 ●情報提供:トライアンフモーターサイクルズジャパン ※’21年2月25日更新
ロードスターモデル
トライデント660:完全新作のベーシックロードスター[新型]
3気筒とバーチカルツインのエンジン形式にこだわる英国のトライアンフが、’21年の完全新機種として導入した「トライデント660」。エンジンは並列3気筒だが、同排気量のストリートトリプルSとはボア&ストロークから専用化され、公道でのよりフレキシブルな走行性能が狙われている。ロード/レインのライディングモードやオンオフ式トラクションコントロールこそ備えるが、シンプルなスチール製フレームをはじめとして装備は簡素。これにより車重と価格の抑制を図っている。
スピードトリプル1200RS:180馬力のモンスター3気筒[モデルチェンジ]
完全新設計の3気筒1160ccエンジンは、スピードトリプル史上、もっともパワフルかつ高トルクを発生し、エンジン単体で7kgの軽量化を達成。装備重量は198kgとなり、パワーウエイトレシオは先代から25%向上、1994年に登場した初代スピードトリプルと比べるとほぼ2倍に達するという強烈さだ。前後オーリンズ製サスペンションなどを採用しながらも、200万円切りというサプライズ価格だ。
スピードトリプルRS:リッタートリプルを積むストリートファイター長兄
ストリートファイター系ネイキッドの代名詞的存在「スピードトリプルRS」は、オーリンズ製の前後サスペンションやブレンボ製のラジアルマウントキャリパーなどで武装。アルミ製フレーム+片持ち式リヤアームの車体に、パワフルな3気筒を積む。
ストリートトリプルRS:モト2チーム入魂の作
’19年からモト2チームに単独でエンジンを供給するトライアンフ。その開発チームが公道用に改良した3気筒エンジンをアルミ製フレームに積む「ストリートトリプル」。「RS」はフロントにショーワ、リヤにオーリンズの全調整式サスを使い、ブレンボ製の前ブレーキも上級。
ストリートトリプルRロー:日本仕様はローダウン
日本には導入されていないシリーズスタンダード仕様となるストリートトリプルRは、ストリートトリプルRSよりややマイルドなエンジンスペックで、ショーワ製の前後フルアジャスタブルサスペンションを備える。その足まわりを専用化して、シート高を45mmダウンしたのが「Rロー」だ。
ストリートトリプルS:侮れない好バランススタンダード
ストリートトリプルRSやストリートトリプルRローと同じ車名とアルミ製フレーム&スイングアームだが、「ストリートトリプルS」が積む3気筒はボア/ストロークとも専用値の660cc仕様。ベーシックなショーワ製前後サスや片押し2ポットのニッシン製前ブレーキキャリパーなどで、価格低減も図る。
スポーツモデル
デイトナ モト2 765:Moto2直系のミドルSS
’20年型ストリートトリプルRSのデビューに先駆け、765台限定販売を発表。前世代デイトナから大改良された車体にモト2開発チームが手を加えたエンジンを搭載。フルカーボン外装、前後オーリンズ製サスペンション、5つの走行モードを備える。
- ロードスターモデル[トライデント660|スピードトリプル1200RS|スピードトリプルRS|ストリートトリプルRS/Rロー/S]
- スポーツモデル[デイトナ モト2 765]
- モダンクラシックモデル[ボンネビルT120/ブラック|ボンネビルボバー/スピードマスター|スラクストンRS|スピードツイン|スクランブラー1200シリーズ|ボンネビルT100|ストリートツイン/ゴールドライン|ストリートスクランブラー]
- アドベンチャーモデル[タイガー1200シリーズ/900シリーズ/850スポーツ800シリーズ]
- クルーザーモデル[ロケット3R]
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- 大型スーパースポーツ>最新潮流|1000cc|600cc
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- 大型ネイキッド>最新潮流|ホンダ|ヤマハ|スズキ|カワサキ
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- 大型クルーザー:最新潮流|ホンダ|ヤマハ|カワサキ
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- ミドル251〜400cc:最新潮流|ホンダ|ヤマハ|カワサキ|スクーター
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- 原付二種51〜125cc:最新潮流|ホンダ|スズキ|カワサキ|スクーター:ホンダ|スクーター:ヤマハ|スクーター:スズキ
- 原付一種50cc:最新潮流|ホンダ|ヤマハ|スズキ
- 電動バイク
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