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トレーサー9/GT:自社製6軸IMUでフル電脳化[モデルチェンジ]

【’21 YAMAHA TRACER 9 GT】■水冷4スト並列3気筒DOHC4バルブ 890cc 119ps/10000rpm 9.5kg-m/7000rpm ■220kg(装備) シート高810-825mm18L ■タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●予想価格:125万円前後 ●発売発売時期:’21年6月 ※’21海外仕様 [写真タップで拡大]
MT-09同様、’21モデルで890ccへの排気量アップなどフルモデルチェンジが行われる予定の、トレーサー900改め「トレーサー9」。先に発表された海外仕様によれば、新エンジンは低回転域でのトルクが7%増加し、最大出力も4psアップ。またフレームも新設計のCFダイキャストアルミニウムデルタボックスフレームが与えられ、アルミスイングームも刷新される。
だが最大のニュースはやはり、小型化された自社開発の6軸IMUを搭載し、フル電脳化することだろう。ABSやトラクションコントロールがコーナリング対応になり、ウイリー制御も実施。パニアケース付きの「GT」に至っては、クイックシフターやグリップヒーターといった上級装備に加えて、MT-09でのSPと同様に、KYB製の電子制御サスペンションを装備。速度や荷重に対してリアルタイム制御を行う最新仕様であり、走りに合わせた設定変更も可能だ。これをもってヤマハのアドベンチャー最高峰の座は、スーパーテネレからトレーサー9/GTに移ったと考えていいだろう。
【’21 YAMAHA TRACER 9】STDは赤のレッドライン、緑×灰のテックカモの2色設定。ちなみにヨーロッパでは’21年3月発売予定。日本国内への導入は6月頃と思われる。●予想価格:115万円前後 ●発売発売時期:’21年6月 ※’21海外仕様 [写真タップで拡大]
【3.5インチTFT×2画面】左右分割タイプのツインTFTメーターでは、モード1&2に加え、トラクションコントロール×3/スライド制御×3/ウイリー制御×3の48通りの設定から選べるモード3も選択可能に。※’21海外仕様 [写真タップで拡大]
トレーサー7/GT:GT刷新!今度こその国内導入が望まれる[新型]

【’21 YAMAHA TRACER 7/GT】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 689cc 73.4ps/8750rpm 6.93kg-m/6500rpm ■196kg(装備) シート高840mm 17L ■タイヤF=120/70R17 R=180/55R17 ●入荷予定なし ※’21海外仕様 [写真タップで拡大]
MT-07と共通プラットフォームで作られたロードスポーツアドベンチャーの「トレーサー7」。正式な国内導入がないまま、’20モデルでユーロ5対応を含むモデルチェンジでR1顔へとイメージチェンジした。’21年2月から欧州で発売される「GT」は、さらに20Lサイドケースやフラップ付きスクリーン、コンフォートシートなどを装備した旅仕様。テネレとはキャラクターが異なるだけに、GTだけでも国内導入してもらいたい。
テネレ700:アドベンチャーというよりビッグオフの走破力

【TENERE 700/LOW】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 688cc 72ps/9000rpm 6.8kg-m/6500rpm ■205kg(装備) シート高875mm 16L ■タイヤF=90/90-21 R=150/70-R18●価格:[STD/LOW]126万5000円 ※写真はロー ※’21年3月時点の国内仕様 [写真タップで拡大]
MT-07と同じ270度パラレルツインエンジンをF21/R18インチのオフロード車体に搭載した「テネレ700」。ダカールラリーの舞台である”テネレ砂漠”の名は伊達ではなく、現行国産アドベンチャーでは一番オフロードに特化したキャラクターを持つ。欧州では、さらにアクラボビッチサイレンサーにラリーシートなどさらにオフ性能を高めた「ラリーエディション」も発表されたが、国内導入は未定。
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