2021新車バイクラインナップ〈大型スーパースポーツクラス|日本車最新潮流解説〉


●文ヤングマシン編集部 ●情報提供:ホンダ ヤマハ スズキ カワサキ ※’21年2月10日更新

純粋にバイクが持つ速さを追い求め、最先端の技術や装備が惜しみなく注ぎ込まれている、文字通り最強/最速のカテゴリー=スーパースポーツ。’20年はホンダが超絶パワーの新型CBR1000RR-Rファイアーブレードを投入して話題になったが、’21年はこれに対抗すべくレース最速のカワサキ ニンジャZX-10Rがさらに牙を研いだ。

大型スーパースポーツ:レース性能を重視し、よりエッジィな進化へ

’92年のCBR900RRから始まったスーパースポーツカテゴリー。最初はワインディング最速から始まったこのカテゴリーも、約30年を経た今やその舞台をサーキットに変え、200psを超える超高速域での熾烈なバトルへと変貌している。

そんななか、’20シーズンは開祖ホンダが満を持してクラス最強を誇るCBR1000RR‐Rを投入。12年ぶりのフルチェンジに恥じぬ218psの超絶パワーと最先端のウイングレットを引っ提げて、世間の度肝を抜いた。これに対し、国産SSではいち早く電脳装備を充実させてサーキット戦闘力に全振りしていたヤマハは、YZF‐R1を熟成。久々に国内仕様として設定してヤル気を見せた。スズキGSX‐Rは美しい100周年カラーを設定。そして、’21はSBKチャンピオンのカワサキが、王座を譲らぬままいよいよZX‐10R/RRをモデルチェンジ。メーカーの威信を懸けた戦いに拍車がかかる。

他にも、’21年で生産終了が確実となったスーパーチャージドマシンのニンジャH2や、新型CBR600RRが登場した600クラスも目が離せない。覇権を握るのはいったいどれだ?

’21最新潮流

  • ウイング装備が主流へ
  • SSにもスマホ通信&クルーズコントロール
  • 市販車パワー競争の終焉?
  • 4気筒600SSは一足先にサーキット専用車へ向かう

大型スーパースポーツクラス・新車ラインナップ

SS1000cc

カワサキ ニンジャZX10-R/RR
カワサキ ニンジャZX10-R/RR [写真タップで詳細へ]
ホンダCBR1000RR-Rファイアーブレード/SP
ホンダCBR1000RR-Rファイアーブレード/SP [写真タップで詳細へ]

ヤマハYZF-R1/R1M
ヤマハYZF-R1/M [写真タップで詳細へ]
スズキGSX-R1000R
スズキGSX-R1000R [写真タップで詳細へ]

カワサキ ニンジャH2カーボン/H2R [写真タップで詳細へ]
カワサキ ニンジャH2カーボン/H2R [写真タップで詳細へ]

SS600cc

カワサキZX-6R/KRTエディション
カワサキZX-6R/KRTエディション [写真タップで詳細へ]
ホンダCBR600RR
ホンダCBR600RR [写真タップで詳細へ]
ヤマハYZF-R6レースベース車
ヤマハYZF-R6レースベース車 [写真タップで詳細へ]

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