
ホンダは、「モーターサイクルショー2026 Hondaブース特設サイト」内においてティーザーページを公開した。そこに映し出されているのは『Next Stage 4 You』の文字と、スマートなシルエットを持つネイキッドの姿だった。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:モーターサイクルショー2026 Hondaブース特設サイト
CB500スーパーフォアと瓜二つ!
ホンダが「モーターサイクルショー2026 Hondaブース特設サイト」内でティーザーを公開。タイトルを『Next Stage 4 You』とした動画が貼りつけられ、そこには中国で昨秋発表されたCB500スーパーフォアと瓜二つのネイキッドモデルの姿があった。
ホンダはこれを“ホンダブースを代表するモデル”とし、ブースのキーワードである『Next Stage』の世界観を表現。動画タイトルにある『4』からは、4気筒や400cc、4ストロークといったキーワードを思い浮かべずにはいられない。
ホンダは大阪・東京・名古屋モーターサイクルショーで「V3R 900 E-Compressor
Prototype」と「Honda WN7」を参考出品するほか、ゴールドウイングツアーやCB1000F、CB1000GT、正式発表されたばかりのCB750ホーネットEクラッチ&XL750トランザルプEクラッチなど、さまざまなニューモデルを出展予定としている。
この中に“COMING SOON”の参考出品が2車あるわけだが、このうちの1車が新型「CB400スーパーフォア」になるのは、ほぼ確実だろう。もう1車は4気筒フルカウルスポーツの新型「CBR400R FOUR(中国ではCBR500R FOURが登場していた)」だろうか。
車両を拡大してみると、流麗な4気筒のエキゾーストパイプが確認できる。
COMING SOONの映像とともに刻まれるブルーのラインは、どう見てもアレ。
中国デビューのCB500スーパーフォア
ホンダが昨秋の重慶モーターサイクルショーで発表した、新型4気筒エンジン搭載モデル「CB500 SUPER FOUR」。既報の通り商標が出願されていた車名での登場だが、同じように日本では「CB400 SUPER FOUR」の商標が出願されている。これが日本仕様で新型CB400スーパーフォアとして登場するのは既定路線と思ってよさそうだ。
3つあるCB500スーパーフォアのカラーバリエーションは、数碼銀(シルバー)、烈焔紅(レッド)、曜夜黒(ブラック)の3色(※一部を日本の常用漢字等に置き換えた)。いずれもいわゆるスペンサーと同じグラフィックパターンを用いつつ、色味を変化させている。
Honda CB500 SUPER FOUR 数碼銀(シルバー)
Honda CB500 SUPER FOUR 烈焔紅(レッド)
Honda CB500 SUPER FOUR 曜夜黒(ブラック)
スペックや価格、登場時期は相変わらず未発表だが、プロリンク式シングルショックのリヤサスペンションに倒立フロントフォーク、アルミ製と思われるスイングアーム、ダブルディスクのフロントブレーキ、タイヤは台湾のCST製でサイズは前120/70ZR17・後160/60ZR17を履いていることなどが判明している。
このほかHonda RoadSync付きの5インチTFTメーター、LED灯火類といった現代的な装備も見逃せない。
Eクラッチ前提のエンジン設計は初!
CB500スーパーフォアが搭載する新設計502cc・並列4気筒エンジンで注目したいのは、ホンダEクラッチ(Honda E-Clutch)を搭載している点(Eクラッチ無しバージョンが登場するかは不明)なのだが、これまでのように“エンジンに後付けする形でクラッチカバー上にEクラッチユニットを搭載する”という構造ではない。
発表当時に入手できた画像からは、ドライブスプロケットの上あたりにEクラッチユニットをマウントしていることがわかった。ここから想像できるのは、プッシュロッドを用いてエンジンの左側からクラッチユニットを操作する構造だ。
ホンダのエンジンは一般的に、クラッチカバーの上部にクラッチレリーズのレバーを配置しているが、コイツは逆。──ということは、Eクラッチの搭載を織り込んだ設計の新エンジンと言えるのでは、というのが発表当時の見立てだった。
その後、関係者に聞き込みを続けたところ、やはりEクラッチ搭載を前提とした完全新設計であることがわかった。また、Eクラッチのアクチュエーターはプッシュロッドを介してクラッチユニットを駆動すること、そしてライダーが操作するレバーは一般的なワイヤー式で繋がっていることもほぼ確定。
こうした構造により、Eクラッチを搭載しながらデザイン性でも邪魔になるものがなく、ニーグリップやステップワークの自由度も確保できるという寸法だ。ホンダが本気でEクラッチ普及を目指すにあたって、ユーザーの抵抗感を可能な限り排除しようと努力していることが、この配置構造によって伝わってくるかのようだ。
新型CB400スーパーフォアの登場(しますよね、ホンダさん!?)に備え、以下では現状でわかっているCB500スーパーフォアのディテールをお届けしたい。なお、CB500スーパーフォアの詳細なスペックは今もまだ発表されていない。
往年のCB400Four(ヨンフォア)をオマージュしたと思える、流麗なエキゾーストパイプの取りまわし。エンジン左側にはHonda E-Clutchのユニットを搭載し、双方向クイックシフターも装備する。ダウンドラフト吸気&電子制御スロットル(TBW)の装備が扱いやすさとネイキッドらしい味わい、現代のパフォーマンスを連想させる。ちなみにエンジンの主要3軸は三角形配置とされ、さすがに1980年代の基本設計に源流を持つ旧CB400SFとは隔世の感だ。
灯火類はフルLEDを採用している模様。ヘッドライトはCB1000Fがリング型のシグネチャーライトを採用しているのに対し、もう少しシンプルな構成のようだ。丸型2灯のテールランプは往年のNSR250RやCBR250RRを思わせる?
5インチTFTフルカラーディスプレイを採用。Eクラッチは、CB650R/CBR650Rと同様にシフトペダルの踏力を設定できるようだ。ハンドルバーはテーパード形状で、右手側にはAPS(アクセルポジションセンサー)内蔵のスイッチボックスをマウント。キルスイッチ/スターター、ハザードスイッチというシンプルな構成だ。フロントブレーキのマスターシリンダーはホリゾンタルタイプ。
旧CB400スーパーフォアがツインショック+正立フロントフォークだったのに対し、リヤショックはシングルタイプを採用。フロントフォークも倒立タイプだ。サスペンションはKYB製との情報も。
中國仕様「CBR500R FOUR」については下記リンクをご参照いただきたい。
スポーティな赤、シンプルな黒と銀 ホンダが昨秋の重慶モーターサイクルショーで発表した、新型4気筒エンジン搭載のフルカウルスポーツ「CBR500R FOUR」。既報の通り商標が出願されていた車名での登場[…]
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