スズキ2021新車バイクラインナップ〈大型スポーツ&ツーリングクラス〉ハヤブサetc.


●文:ヤングマシン編集部 ●情報提供:スズキ ※’21年2月23日更新

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ハヤブサ:ファン待望の新型、ようやく登場!

【’21 SUZUKI HAYABUSA】■全長2180 全幅735 全高1165 軸距1480 シート高800(各mm) 車重264kg(装備) ■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 1340cc 190ps/9700rpm 15.3kg-m/7000rpm 変速機6段 燃料タンク容量20L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=190/50ZR17 ●価格&発売時期:未発表 ※諸元は欧州仕様

オーバー300km/h戦国時代の’99年に”アルティメットスポーツ”として初代が登場、’08年に排気量を1290㏄→1340㏄へと拡大して197psを誇る2代目にモデルチェンジしたハヤブサ。だが、ユーロ4には対応せず国内や欧州では’18年限りでラインナップ落ちしてしまい、独自規制の北米仕様のみ’20年まで供給されていた。だがユーロ5を迎えた’21年、いよいよこれに対応した新型となって復活する! 直4エンジンは1340ccをキープし、最高出力は190ps。電子制御システム”S.I.R.S.(Suzuki Intelligent Ride System)”が導入され、IMU制御によるトラクションコントロールなど、電脳面で大きく進化を遂げる。また車体はフレーム/スイングアームともに変更ないものの、700gの軽量化を実現。待ちに待った主役がようやく登場だ!

【衝撃の初代モデル】ホンダ/カワサキを相手に繰り広げられた300km/h戦国時代に登場した衝撃の初代ハヤブサは’99モデル。1299cc/175psを発揮した。

【余裕を残した刷新】’08でフルモデルチェンジ。1340cc/197psとなりパワーに磨きをかけた。’13でブレンボキャリパー+ABSとなる変更を受けている。

【幻のハヤブサ?】その後、新型は何度も噂に。’15東京モーターショーではオブジェクト「コンセプトGSX」の姿に正式発表は間近と目されたが、幻に。

GSX-S1000F:R1000の息遣いをツーリングで堪能する

【SUZUKI GSX-S1000F】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 998cc 148ps/10000rpm 10.9kg-m/9500rpm ■214kg(装備) シート高810mm 17L ■タイヤF=120/70ZR17 R=190/50ZR17 ●価格:120万7800円 ※’21年2月時点の国内仕様

’05GSX-R1000のエンジンをストリート向けの特性にチューニングし、軽量な専用アルミフレームとこれまたR1000からまんまのカタチで譲り受けたスイングアームを持つ車体に搭載したスポーツツアラー「GSX-S1000F」。3段階+OFFのトラクションコントロールやフロントにブレンボキャリパーを採用したABSブレーキといった電子制御を持つ。剛性を高めつつ重量と振動低減に貢献するテーパー構造のアルミファットバーハンドルはレンサル製だ。’17年にユーロ4に相当する国内の平成28年規制に対応するマイナーチェンジを実施。同時にパワー&トルクアップとアシストスリッパークラッチ追加を受けた。それ以降はカラー変更のみで現行の’20モデルは3色で発売。’21モデルの発表は現時点でまだだ。

【名作のRユニット】名作と評判の高かった’05GSX-R1000の直4エンジンをベースにチューニング。気筒間に設けられたベンチレーションホールがポンピングロスを減らしている。

モノクロ液晶のデジタルメーターを採用。輝度調整が可能で、バックライトはホワイト色だ。燃費計は瞬間/平均や航続可能距離を表示可能。

【’21新色が待ち遠しい】’20カラーはブルー×ブラックのほか、ホワイトとブラックの3色を設定。さて、’21の新色はどうなる?


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