2021新車バイクラインナップ>日本車>251〜400ccミドル
- 最新潮流解説
- HONDA:GB350|CB400SF/SB|CBR400R|400X
- YAMAHA:SR400ファイナルエディション|YZF-R3|MT-03
- KAWASAKI:ニンジャ400|Z400
- スクーター:ヤマハ トリシティ300|スズキ バーグマン400
ニンジャ400/KRTエディション:’21モデルはトレンドカラーのブルー系を追加[新色]
【’21 KAWASAKI Ninja 400】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 398cc 48ps/10000rpm 3.9kg-m/8000rpm ■167kg(装備) シート高785mm 14L ■タイヤF=110/70R17 R=150/60R17 ●価格:72万6000円
’18年モデルで大幅なモデルチェンジを行い、それまでのツアラー路線から一気にスポーツ路線へと方向転換を図った「ニンジャ400」。その最大の功績は、ニンジャ250との車体の共用である。つまり250ccクラスの軽量な車体に、48ps/398ccのパラレルツインエンジンを載せる。単純に軽い車体にパワーのあるエンジンを搭載すれば速いというド正論だが、これが案外難しい。400ccのパワーを受け止めるべく、このクラスとしては太めのφ41mmのフロントフォークを採用した一方で、メインフレームで大きな軽量化を実施。ニンジャH2にも使われた手法=スイングアームマウンティングプレートをこのクラスに投入することで、軽量かつ必要な剛性をもったフレームを手に入れることになったのだ。
【骨盤がポイント】フレーム作りには最新の解析技術を使用し、必要なフレーム剛性を確保しながら、最大限の軽量化を実施。その最大の功労者は、エンジン背面に結合されたスイングアームマウンティングプレート。これによりクロスメンバーを使用せずに強度アップを図ることができたという。
【希少性が増すアナログタコメーター】いまや指針式タコメーターは希少種であるが、機能はフルスペック。左側にギヤポジションとはじめとする各種項目が表示され、左はインジケーター類。
【ガルウイングタイプ】φ41mmのフロントフォークを受け止めるトップブリッジは段付きのガルウイング形状。中央部は肉抜きが施されていていかにもスポーティーだ。
【カラーバリエーション】新色のブルーは“マキタカラー”などと揶揄されているが、現車を見ると深みのあるグレーに近い。艶黒とライムグリーン(KRTエディション)の3色展開。
Z400:キビキビスポーティーな韋駄天Z[新色]
【’21 KAWASAKI Z400】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 398cc 48ps/10000rpm 3.9kg-m/8000rpm ■166kg(装備) シート高785mm 14L ■タイヤF=110/70R17 R=150/60R17 ●価格:68万2000円
アップライトなポジションと幅800mmのハンドル由来の、振り回すようなアクティブライディングが楽しいZシリーズ。そんなZらしいストリートでの使い勝手を求めるなら、シリーズの中でも「Z400」がお勧めだ。ニンジャ250/400同様、徹底的な軽量化を追求したトレリスフレームを採用するも、Zの特性に合わせたリヤサスペンションのリンク比、サスペンション特性を最適化。これにより同じφ41mmのフロントフォークをセットするも、キャスター角がニンジャ比で、24.7度→24.5度と実はちょっと違っている。しかし、ここにZらしい前のめりなポジションのストリートキャラクターが現れる。キビキビとスポーティに街を駆け巡るなら、やっぱりニンジャ400よりもZ400の方が楽しいと言える。
【ETC車載標準】嬉しいのはETCを標準装備し、インジケーターもメーターパネルに埋め込まれていること。次はぜひ「RIDEOLOGY」を搭載してほしい!
カラーバリエーションは緑×黒と黒の2色展開。
- 2021新車バイクラインナップ【日本車】
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