詳しく知りたいバイクの”出張買取”その流れ/Q&A【バイク王の場合】

バイク王の出張買取

バイクを売却する際、最も手軽な方法が「出張買取」。でも、はじめての場合は、何かと不安だ。そこで、CMでおなじみの「バイク王」のスタッフにインタビューし、一連の手順や疑問点を聞いてみた。

バイク出張買取レポート

大塚潤也さん[バイク王]:接客や対応を競う同社の第1回CSコンテストで総合グランプリを受賞した査定のプロ。バイク好きで、モトクロスやモタードの草レースが趣味。

出張訪問無料&バイク王統一基準でスピード査定

愛車を手放す場合、主に二つの方法がある。次のバイクを買う販売店に引き取ってもらい、乗り換えるバイクの代金に充てる「下取」。もう一つは、売却して現金化する「買取」だ。中でも最近メジャーなのが「出張買取」。自宅にスタッフが訪問し、愛車を査定。商談が成立すれば、その場でバイクを引き上げてくれる。手間要らずで、もっとも手軽な売却方法だ。

しかし、未体験の人にとっては様々な不安がつきまとうはず。そこで、バイク買取最大手の「バイク王」スタッフに出張買取の流れを聞いた。

バイク王の場合、原則として出張買取は全国無料(一部離島を除く)。訪問する査定スタッフがどんな人か気になるところだが、出張買取に長年携わるベテラン・大塚さんによれば、

「査定スタッフは正規の研修を受けており、身だしなみや言葉づかい、バイクの扱いにも十分気を付けています。不明な点にもきちんとお答えします。出張買取が初めての場合、緊張される方も多いですが、ご安心ください」

大塚さんは、物腰が穏やかで、笑顔を絶やさない。ユーザーとしては不安なく買取を任せられるだろう。中には、大塚さんを直接指名するリピーターもいるとのこと。

もちろん査定スタッフは、バイク好きが多い。買取の際はライダー同士で打ち解けて話ができるだろう。

査定は「大枠で6項目あり、50〜60か所をチェック。さらに最新の相場を基に、30分程度で査定額を算出します」とのこと。現場だけではなく、オンラインで複数のスタッフと査定額を決めるため、全国統一の基準で、公平な額を提示してくれるのもポイントだ。

また、扱う車種が幅広いのも、バイク王の強み。例えばアメリカンに強いショップでは、他ジャンルの車種が安く査定されるケースもあるが、バイク王ではジャンルによって買取額が偏ることがないそうだ。

さらに、愛車売却後のバイクライフについてアドバイスをするのもバイク王スタッフの特徴。大塚さんをはじめバイク王査定スタッフの肩書きは「バイクライフプランナー」。その名のとおり、ユーザーの背景や事情に応じて様々なプランを提案する。たとえば、維持費が理由で手放すライダーには小排気量車を勧めたり、保管場所がない場合にはレンタルバイクを提案したりetc…。バイクを買い取るだけではなく、幅広い視点からバイクライフを一緒に考えてくれるのは心強い。

愛車を売却する際は、臆することなく積極的に出張買取を利用してみては?

出張買取シミュレーション

その1:まずは電話を

バイク王の無料出張買取は、電話かWEBでの申し込み。折り返しインフォメーションセンターから電話が来るので、日時の予約を。買取の訪問時間は、11〜21時で、予約状況に空きがあれば即日の出張買取も可能。WEBで事前に「無料お試し査定」もできる。

その2:スタッフが訪問

バイク出張買取レポート

バイクライフプランナー(査定スタッフ)が予約した日時に訪問。この時までに必要書類を揃えておこう。スタッフに書類を渡し、愛車の履歴や状態などを話す。ここで、高く売るためにウソをつくのはNG。相手はプロなのですぐバレる。査定額に影響するわけではないが、気まずい雰囲気になってしまうは避けたいところ。

その3:査定スタート

バイク出張買取レポート

いよいよ査定開始。動作確認があるので、原則として依頼者も査定に立ち会う。査定は6項目(エンジン・フレーム・フロント足まわり・リヤ足まわり・電装系・外装)に大別され、所定の50〜60か所を丹念にチェック。カスタムした部分についても査定対象に入る。査定にかかる時間は約30分とスピーディだ。不動車やキーを紛失した車両でも、きちんと状態を見てくれる。

バイク出張買取レポート

スタッフは、タブレットに検査項目を入力。さらに車両を撮影し、決裁権のあるスタッフに情報を送信。現場の査定スタッフ1人の判断だけではなく、客観的な視点から買取額が決定される。

その4:査定額を提示

バイク出張買取レポート

査定が終了したら、タブレットに査定額が表示される。OKであればその場で買取証明書が渡される。査定額が3万円未満の場合は現金で支払い。それ以上の場合は成約日から4営業日以内に指定の口座に振り込まれる。商談の成立/不成立によらず、出張料や査定額は無料だ。なお、査定額は日々変化するため、基本的にその場限り有効となる。

その5:バイクを積んで終了

バイク出張買取レポート

トラックにバイクを積載して完了。訪問からここまで約1時間。愛車との別れを寂しがるユーザーも多いが、スタッフが今後のバイクライフについて相談に乗ってくれる。希望の車種が決まっていれば、その場で在庫確認も可能。なお、関係書類(名義変更、廃車証など)は、約3週間で郵送される。

※そして愛車は次のライダーへ

買取した車両は、その後国家資格整備士によって丁寧にメンテナンス。バイク王の直販店などを通じて販売される。思い出の詰まった愛車は、次のライダーへと引き継がれていくのだ。

出張買取Q&A

Q:出張買取に必要なモノは?
A:印鑑+身分証明書+車検証+自賠責保険証

下記の通りだが、「車検証を紛失しているケースが多い」と言う。だが、そんな場合も自賠責保険証があれば取扱いOKとのこと。
・印鑑
・身分証明書(免許、保険証、パスポート、写真入住基カードのいずれか)
・車検証(250cc以下は軽自動車届出済証、125cc以下は標識交付書)
・自賠責保険証

Q:名義が違う場合は?
A:委任状を事前に入手

売却する人と名義人が異なる場合、事前に名義人に確認を。バイク王のHPで、指定の委任状をプリンターで印刷し、必要事項を記入して査定スタッフに渡そう。委任状がないと買取できない場合がある。未成年の場合は、親権者の同意書が必要だ。

Q:パーツ単体の買取は?
A:宅配買取が可能。郵送すれば査定してくれる

バイク王では、マフラーやサス、ホイールなどのパーツ、ジャケットなどの用品も買い取ってくれる。WEB で申し込み、画像を送ることで、大まかな査定額を算出。同意すると、宅配買取キットが送付されるので、パーツを梱包して着払いで発送すればOK だ。詳細は、バイク王HP から「バイクで走る」→「中古パーツ販売」で確認を。

Q:ローンが残っている場合は…?
A:売却可能かはケースバイケース

名義がユーザーの場合、ローンが残っていてもOK(もちろんローンの返済は残る)。一方、所有権がバイクショップやローン会社にあるケースでは、ローンを完済しないと名義変更できない。査定額がローン残債を上回った場合、そのまま買い取ってくれるが、下回った場合はユーザーがローン残債を補填する必要がある。なお名義変更などの手続きはバイク王が無料で行う。詳しくは相談してみよう。

Q:ボロボロでもOK?
A:リユース料が必要な場合も

超長期間の放置車両や、エンジンなどに重大な損傷があるバイクなどは、査定額が付かず、「リユース料」が必要になる場合も。これは、車両を再び流通させるために必要な諸費用だ。ただし、不動車や軽微な事故車はこの限りではなく、高値が付く場合も多々あるので相談を。

※取材協力:バイク王