2021新車バイクラインナップ>日本車>251〜400ccミドル
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SR400ファイナルエディション:万感の想いを込めてフィナーレ
’78年の登場以来、FI化しようがなんだろうが、400cc空冷単気筒エンジンはキック始動のみ! という硬派な姿勢を貫き、’43年という途轍もない歴史を歩んだ「SR400」。ABS義務化で静かに生産終了と思われたが、最後にファイナルエディションで有終の美を飾ることに。上級仕様「リミテッド」は、職人の手作業によるサンバースト塗装を施した燃料タンク等を擁するなど、SRの長い歴史を締めくくるにふさわしい仕上がりで、人気集中は避けられないだろう。まぁ今のご時世、ファイナルエディションとか言っても、しれっとと復活できる時代ですから(笑)、ヤマハさんの未来に期待してます!
YZF-R3 ABS:斬新なカラーリングでトレンドを牽引
YZF-R1やM1に通じるデザインと扱いやすさを融合し、”毎日乗れるスーパーバイク”をコンセプトとする「YZF-R3」。’19年には、アップライトなポジションから少し攻めたポジションに再設定。タンクも伏せやすく20mm下げて左右のボリュームを追加。車体に関しても、フロントフォークが倒立フォーク化。このφ37mmの倒立フォークに合わせて、サスペンションセッティングも減衰力とバネレートを最適化して若干硬めな設定に変更されている。”毎日乗れるスーパーバイク”のコンセプトは変わらないものの、ライバルたちの劇的進化に引っ張られて若干サーキット寄りのキャラクターを強めた。’21モデルでは、新たにバーミリオンホイールを組み合わせた新色「シアン」が登場した。価格は据え置きでABSが標準装備。
MT-03 ABS:’21年はカラーバリエーションを刷新[新色]
YZF-R25/R3に続いて、’20年に大きなモデルチェンジを実施したMTシリーズ。変更点はYZF-R同様、フレームはそのままにフロントフォークが倒立化されたことと、アップライト化されたポジション。ただ、やはり印象的なのはフロントマスクだ。2眼LEDポジションランプと小型プロジェクタータイプのLED光源を使用し、ヤマハの弁を借りるなら「次世代MTにふさわしい精悍さと先進性を演出」している。MT-25/03は249cc/320ccという排気量の違いが大きく、ストロークは共通でボアがそれぞれ60.0/68.0に設定。高回転まで鋭く吹け上がるMT-25に対し、MT-03はトルクにモノを言わせた余裕の走りが可能。また交換部品とはいえ、03のみ装備するラジアルタイヤも魅力。’21モデルではカラーリングが新色3種に変更となった。
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