
1980年代の名車CB750Fを彷彿とさせる流麗なフォルムに、スーパースポーツ譲りの124馬力エンジンを搭載して登場したホンダ「CB1000F」。この優美な巨躯を転倒のリスクから守り抜く画期的なアイテムがモリワキエンジニアリングから放たれた。独自の2段階衝撃吸収構造と秀逸なデザインを両立した専用スキッドパッドは、すべてのオーナーが真っ先に導入を検討すべきガードパーツだ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:モリワキエンジニアリング
衝撃を逃がすモリワキの専用パッド
まずはベース車両について振り返っておこう。2025年11月に発売が開始されたCB1000Fは、最高出力124psを発揮する水冷直列4気筒エンジンを搭載。低回転から高回転まで谷のないスムーズな出力特性を誇り、リッタークラスのフラッグシップながら、極めてコントローラブルな一台となっている。
さらにSHOWA製SFF-BPフロントフォークや6軸IMUを採用し、ツーリングからスポーツ走行まで幅広いシーンに対応するパッケージングで人気を博している。
スーパースポーツ譲りのエンジンと幅広いシーンに対応する車体 CB1000Fは、ホンダの代表的なプロダクトブランド「CB」のフラッグシップモデルと位置づけられている。 スーパースポーツモデルのエンジンを[…]
絶望的なダメージを回避する独自のオフセット配置
操りやすいとはいえ、転倒時、重量214kgの車体がアスファルトに叩きつけられる衝撃は極めて大きい。
そこで役立つのがモリワキが開発したスキッドパッドだ。これは単なる樹脂のブロックではない。フレームへの締結部とパッドの取り付け部をあえてオフセット配置することで、意図的なクラッシャブルゾーンを確保。
この緻密な計算により、転倒時の強烈なエネルギーをパッドとベースの2段階で効率よく吸収し、エンジン本体やメインフレームへの致命的なダメージを最小限に食い止める設計となっているのだ。
軽量かつ高強度な高分子樹脂パッドの採用
路面と直接接触するスライダー部分の素材選びにも抜かりはない。本製品のパッド部には、軽量でありながら極めて高い耐衝撃性を誇る高分子樹脂(PP樹脂)を採用。サーキットでのハードな転倒から街角での立ちゴケまで、あらゆるシチュエーションで車体を滑らせながら確実にエネルギーを逃がす役割を果たすというわけだ。
車体デザインに完全に溶け込む漆黒のアルマイトベース
優れた保護性能を持ちながら、CB1000Fが放つ「F」らしい流麗なボディラインを決して邪魔しないのが本製品の凄みだ。アルミ削り出しのベースプレートには、純正フレームカラーと完璧にマッチするブラックアルマイト処理を施工。ボルトの頭すら目立ちにくい専用形状を追求し、後付け感の一切ないコンパクトで洗練されたルックスを実現した。
確実な適合とスマートな実用性
適合車種は、ホンダの2026年モデル「CB1000F」「CB1000F SE」および同エンジンを持つ兄弟車、2025年モデルの「CB1000 HORNET」の3機種を網羅する。専用設計のため無加工でスマートなボルトオン装着が可能だ。ただし、他社製カスタムパーツやガード類との同時装着については未確認となっており、保証対象外となる点には注意したい。
最高の安心感を手に入れるための決定版アイテム
モリワキエンジニアリングの「スキッドパッド ブラック」は、税込価格2万900円にて予約を受付中だ。139万7000円からという新世代フラッグシップマシンの車格と、万が一の転倒で負う多額の修理費用を考慮すれば、いざというときの安心感には代えがたい投資といえよう。
愛車本来の美しさを保ちつつ、スポーツライディングの限界に安心して挑みたいライダーにとって、後悔する前に選ぶべきプロテクターのひとつだ。
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