ホンダ2021新車バイクラインナップ〈大型ネイキッドクラス〉CB1000R etc.


●文:ヤングマシン編集部 ●情報提供:ホンダ ※’21年2月26日更新

2021新車バイクラインナップ>日本車>大型ネイキッド

CB1000R:ユーロ5対応&デザイン変更[マイナーチェンジ]

【’21 HONDA CB1000R】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 998cc 145ps/10500rpm 10.6kg-m/8250rpm ■213kg(装備) シート高830mm 16L ■タイヤF=120/70ZR17 R=190/55ZR17 ●価格:167万900円 ●発売日:’21年3月25日

先々代までのCBR1000RR系をベースにチューニングした直4エンジンを専用のスチールバックボーンフレームに搭載したスポーツカフェネイキッド。力強さとグラマラスさ、そしてモダンさを兼ね備えたデザインで、様々な排気量で展開するCB-Rシリーズのフラッグシップにあたる。

’21年国内モデルは、エンジンにFIリセッティングが施されたほか、サブフレームやホイールをリデザイン。従来の直立丸型からスラントした涙滴型へと一新されたLEDヘッドライトが目を惹く。メーターはTFTフルカラーとなり、スマートフォンとリンクするボイスコントロールシステムも搭載する。

【サブフレームを形状変更】シートレールもリデザインされ軽快なイメージになった。リヤウインカーは緊急制動時に点滅して後続車に危険を知らせるESS機能付きだ。

【7本スポークの新ホイール】ホイールはY字7本スポークの新デザインとなった。リヤの片持ちスイングアームやマフラー形状は従来型のまま継承されている。

【スラント流線型に】ヘッドライトはスラントした流線形のデザインに変更されてボディラインとの一体感を向上。LEDのウインカーはオートキャンセル付きだ。

【ボイスコントロールもOK】5インチのフルカラーTFT液晶メーターを新装備。スマートフォンと無線接続することでボイスコントロール機能も使えるスグレモノだ。

カラーバリエーションは黒/赤/銀の3色展開。

CB650R:フロントフォークを強化。国内もユーロ5にも対応[マイナーチェンジ]

【’21 HONDA CB650R】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 649cc 95ps/12000rpm 6.5kg-m/8500rpm ■202kg(装備) シート高810mm 15.4L ■タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:97万9000円

ネオスポーツカフェネイキッドCB-Rシリーズの中堅となる「CB650R」は、同時にフルカウルのCBR650Rの兄弟車でもある。そのため’21モデルはCBR同様のマイナーチェンジを受けている。ショーワ製のフロントフォークは従来のSFFからビッグピストンのSFF-BPにグレードアップ。シートカウルとリヤフェンダーは、よりエッジの効いた形状に改められ、シャープで躍動感のあるスタイリングとなった。また、メーターは文字サイズを拡大させるとともにバックライト照射角度を変更して見やすさを向上。なおCB650Rではハンドル切れ角も増加して取り回しやすさがアップしている。カラーリングはブラック/レッド/ブルーの3色。フロントフェンダーは燃料タンクと同色となった。

【ユーロ5に対応】欧州仕様/日本仕様ともにユーロ5に対応。日本国内仕様のエンジンスペックは従来値を踏襲する。

【視認性アップ】反転モノクロ液晶のメーターは、兄弟車のCBR650Rと同様にバックライトの照射角度変更と文字サイズの拡大で視認性をアップした。

【テールエンドをリデザイン】シートカウルやリヤフェンダーのデザインを、よりエッジの効いたシャープなものへと変更して躍動感がアップされた。

【カラーバリエーションは3色継続】’21モデルは従来のブラック/ブルー/レッド3色を継続使用。CB1000Rとは異なりヘッドライトデザインもそのままだ。

NC750S:国内でも海外でも動きはなく…

【HONDA NC750S/DCT】■水冷4スト並列2気筒SOHC4バルブ745cc 54ps/6250rpm 6.9kg-m/4750rpm ■228kg(装備) シート高790mm 14L ■タイヤF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●価格:STD75万9000円~ DCT82万6100円~ ※’21年2月時点の国内仕様 ※諸元/写真はDCT

745ccの並列2気筒を持つNCシリーズのネイキッド「NC750S」は、MT仕様とオートマのDCT仕様の2タイプをラインナップ。通常の燃料タンク位置はメットイントランクで、実際のタンクはシート下後方にある。兄弟車の「NC750X」は’21モデルでフルモデルチェンジを受けたが、Sは現在のところ海外でも国内でも動きはなし。現行はETC2.0車載器とグリップヒーターが標準装備となった’19年型の継続販売で、Xにはあるトラクションコントロールも非装備のままだ。

自慢のメットイントランクは容量21Lで、フルフェイスヘルメットがしっかりと収納できる。


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