
本格的なツーリングシーズンの幕開けとなる2026年3月、各メーカーからバラエティ豊かな新型バイクが続々と登場する。40万円を切る圧倒的コスパの軽二輪モデルから、14psもの大幅な出力向上を果たした輸入ミドルスポーツ、さらには唯一無二の存在感を放つ最高峰プレミアムツアラーまで、ライダーの多様なニーズに応える魅力的なラインナップが揃った。この記事ではスクーターとファンバイクを除くモデルを、発売日順に一挙紹介していく。
●文:ヤングマシン編集部
3/5:スズキ「ジクサー150」
驚異の低燃費で知られる軽二輪ネイキッド「ジクサー150」の2026年モデルが3月5日に発売される。WMTCモード燃費50.0km/Lを誇る154cc空冷単気筒エンジンと12Lタンクの組み合わせにより、実測航続距離は600kmを超える。
139kgという圧倒的な軽さや前後ディスクブレーキなどの基本構成はそのままに、カラーリングを刷新。価格は1万1000円アップしたものの、39万6000円と40万円切りの高コスパは健在だ。
WMTCモード燃費50km/Lで、航続可能距離は600km! スズキは、2017年に初代モデル登場、2020年に現行デザインへとモデルチェンジを受けた「ジクサー150」の2026年モデルを発表した。2[…]
3/5:スズキ「ジクサー250」
スズキ独自の油冷単気筒エンジンを搭載するネイキッドスポーツ「ジクサー250」の2026年モデルが3月5日に登場する。注目は新色「パールグレッシャーホワイト」の追加で、ブルーやブラックもグラフィックが刷新され全3色展開となった。フルサイズ250ccでありながら、力強いスタイリングと低燃費を両立。価格は1万1000円アップに抑えられ、49万2800円と50万円切りの圧倒的低価格をキープしている。
スズキ独自の油冷単気筒は低燃費も魅力 スズキは、独自の油冷単気筒エンジン(WMTCモード燃費34.5km/L)を搭載した軽二輪ネイキッドスポーツ「ジクサー250」にニューカラーを設定し、2026年モデ[…]
3/5:スズキ「ジクサーSF250」
ジクサー250のフルカウル版「ジクサーSF250」の2026年モデルも3月5日に発売される。独自の冷却方式「SOCS」を採用した油冷単気筒エンジンや、LEDヘッドライトなどの装備はそのまま継承されている。
カラーは継続のブルー×ホワイトに加え、新色のホワイト×シルバーとブラックを新設定。価格は1万1000円アップにとどまる52万5800円に設定され、スポーティーな走りを手軽に楽しめる魅力的な一台だ。
249cc・26psのスポーティな油冷単気筒エンジンを搭載 スズキは、油冷シングルのフルカウルスポーツモデル「ジクサーSF250」にニューカラーを設定し、2026年モデルとして3月5日に発売する。トリ[…]
3/5:スズキ「Vストローム250SX」
軽二輪アドベンチャー「Vストローム250SX」が全カラー刷新で3月5日に発売される。新色はイエロー、ブルー、ブラックの3色で、全カラーで燃料タンクがボディ同色に変更された。ジクサー系の油冷単気筒エンジンをベースに、前19/後17インチホイールやウインドシールドを備え、ダート走行にも対応。価格は7700円の最小限のアップにとどまり、59万9500円と60万円切りを維持している頼もしい相棒だ。
全カラーで燃料タンクがボディ同色に スズキが誇るアドベンチャーモデル、Vストロームシリーズの軽二輪版、油冷単気筒エンジンを搭載するVストローム250SXがカラーチェンジとともに2026年モデルとなり、[…]
3/中旬:トライアンフ「タイガースポーツ660」
トライアンフの新型「タイガースポーツ660」が3月中旬に発売される。最大のトピックは3気筒エンジンの大幅なアップデートで、3連スロットルボディの採用により最高出力が一気に95psへと跳ね上がった。さらに燃料タンク容量を18.6Lに拡大し、ツーリング性能を大幅に向上。クルーズコントロールやクイックシフターなどの電子制御も充実し、より長距離を快適に駆け抜けられるミドルアドベンチャーへと進化した。
3気筒エンジンがまさかの14psアップ 2026年モデルでまず注目したいのは、やはりエンジン。 660cc並列3気筒という形式自体は従来と同様であるが、新型では最高出力が従来の81psから一気に95p[…]
3/中旬:トライアンフ「トライデント660」
トライアンフのミドルロードスター「トライデント660」の2026年モデルが3月中旬に登場する。エンジンはタイガースポーツ同様に3連スロットルボディを採用し、最高出力95psへと大幅パワーアップを果たした。足まわりには新たにリバウンド減衰力調整が可能なショーワ製リヤサスを装備。マッシブなデザインに一新された外装類や充実の電子制御など、クラスを超えた上質な走りと質感を兼ね備えた大注目モデルだ。
3連スロットルボディ採用で14psアップ! エンジンは別物に もちろん、トライアンフの3気筒らしい低中速トルクも健在だ。最大トルクは68Nmへと向上し、その80%を3000rpmから約1万2000rp[…]
3/20:ホンダ「ゴールドウイング ツアー」
ホンダのフラッグシップツアラー「ゴールドウイング ツアー」の2026年モデルが3月20日に発売される。今回のトピックはカラーバリエーションの変更で、5年ぶりとなるホワイトと、4年ぶりのガンメタルが復活した。
1833cc水平対向6気筒エンジンや7速DCT、快適な装備類はそのままに、シリンダーヘッドカバーなどの配色を変更して重厚感をアップ。価格は11万円上昇したが、唯一無二の最高峰ツアラーとしての価値は揺るがない。
5年ぶりのホワイト復活、4年ぶりのガンメタルも ホンダは2026年モデルの「ゴールドウイングツアー」を発表。385万円~390万5000円(車体色によって異なる)で2026年3月20日発売する。 今回[…]
まとめ:価格維持の努力と飛躍的な進化が交差する春
2026年3月の発売モデルを振り返ると、メーカーのアプローチの多様性が際立っている。スズキはジクサーシリーズやVストロームにおいて、物価高騰の中でも最小限の価格上昇に抑え、若年層やエントリーユーザーに優しい姿勢を貫いている。
一方でトライアンフの660ccシリーズに見られるような、エンジンの中身から徹底的に手を入れ大幅なパワーアップを図るプレミアムな進化も見逃せない。それぞれのスタイルに合った最適な一台を選ぼう。
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