スポーツモデル
M1000RR:”M”の名を冠した究極スポーツ[新型]
本格派ツアラーから電動スクーターまで幅広く手がけるドイツのBMW。バイクでは初のMモデル(クルマでは歴史のあるBMW M社の特別仕様車)として新登場した「M1000RR」は、S1000RRを徹底チューンしたロードゴーイングレーサーだ。変更点は多岐にわたるが、馬力アップと軽量化、エアロダイナミクスの向上が要点。エンジンは、新作ピストンの採用やチタンコンロッドの軽量化、圧縮比アップなどが図られている。M GPSラップトリガー・ソフトウェアやM切削パーツ&カーボンパッケージなどを装着した上級版「Mコンペティションパッケージ」は、428万円と発表されている。
S1000RR:いまやリッターSSのメートル原器[新色]
初代「S1000RR」は’09年にデビューし、’19年型の完全刷新で現行型に。フレックスフレームと呼ばれる”く”の字状メインフレームは、剛性と柔軟性を最適化しつつ軽量化とライダーの自由度向上を実現。水冷並列4気筒エンジンには、スモールとラージの吸気側カムを切り替えるシフトカムを採用する。もちろん電子制御も充実!
R1250RS:規制対応した定番旅スポーツ[マイナーチェンジ]
ハーフカウルのボクサーツインスポーツツアラー「R1250RS」。前サスペンションにテレレバーを使うRTに対して、RSはテレスコピック式として軽快な操縦性を狙う。リヤはシャフト+パラレバーだ。ユーロ5適合の’21年型は、ABSのキャンセル機能が廃止された。
ロードスターモデル
R1250R:ネイキッドボクサーもRS同様の変更[マイナーチェンジ]
「R1250R」は、RSと同じく前サスペンションはテレスコピック式。現行ボクサーツイン系でもっとも親しみやすいロードスターだ。電子制御はシリーズ他機種同様に多彩。こちらも、’21年型ではABSのキャンセル機能廃止やオプションの充実化などが図られた。
S1000R:フルモデルチェンジで現行RRベースに進化[モデルチェンジ]
S1000RRをバーハンドル化&カウルレスデザインとしたストリートファイター系「S1000R」。本国で発表された’21年型は、2年遅れで現行RRベースに刷新されている。パワーユニットは、4~6速をロング化するなど公道走行重視で仕様を最適化。坂道発進補助機能などのIMUを活用した数々の電子制御と、3種類のライディングモードを搭載する。
F900R:軽快ミドルはコスパも魅力[マイナーチェンジ]
ミドルロードスターの復活作として’20年型で登場した「F900R」。F850GS用をボアアップした270度クランク水冷パラツインを積む。ベース仕様なら100万円+α(’20年型の場合)という求めやすい価格も魅力。一方で上級版は電子デバイス満載だ。
G310R:ビーエムの末っ子ネイキッドも電子制御スロットル化[マイナーチェンジ]
BMWの現行型最小排気量となるG310シリーズは、鋼管フレームに前方吸気/後方排気の水冷シングルエンジンを搭載する。このうち「G310R」はスポーツ系ネイキッド。’21年型ではフェイスリフトが施され、ヘッドライトとウインカーのLED化を伴いながら、より精悍な外観に生まれ変わった。電子制御スロットル化やアシスト&スリッパークラッチの採用なども実施されている。
- スポーツモデル[M1000RR|S1000RR|R1250RS]
- ロードスターモデル[R1250R|S1000R|F900R|G310R]
- アドベンチャーモデル[R1250GS/アドベンチャー|S1000XR|F900XR|F850GS/アドベンチャー|F750GS|G310GS]
- ツアーモデル[R1250RT|K1600シリーズ]
- ヘリテイジモデル[R18/クラシック|Rナインティシリーズ]
- アーバンモビリティモデル[C650スポーツ/GT|C400X/GT|Cエボリューション]
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