スポーツモデル
M1000RR:”M”の名を冠した究極スポーツ[新型]
【BMW M1000RR】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 999cc 212ps/14500rpm 11.5kg-m/11000rpm ■192kg シート高832mm 16.5L ■タイヤF=120/70ZR17 R=200/55ZR17 ●価格:378万3000円〜 ●発売時期:’21年初夏(予約受注は2月1日開始) ※写真は’21欧州仕様
本格派ツアラーから電動スクーターまで幅広く手がけるドイツのBMW。バイクでは初のMモデル(クルマでは歴史のあるBMW M社の特別仕様車)として新登場した「M1000RR」は、S1000RRを徹底チューンしたロードゴーイングレーサーだ。変更点は多岐にわたるが、馬力アップと軽量化、エアロダイナミクスの向上が要点。エンジンは、新作ピストンの採用やチタンコンロッドの軽量化、圧縮比アップなどが図られている。M GPSラップトリガー・ソフトウェアやM切削パーツ&カーボンパッケージなどを装着した上級版「Mコンペティションパッケージ」は、428万円と発表されている。
可変バルブタイミング&リフト機構のシフトカムは新ジオメトリー。フィンガーフォロワーロッカーアームの軽量スリム化も施された。
マルゾッキ製の機械式倒立フロントフォークに、”M”の刻印が施されたMブレーキをマウント。前後ホイールはカーボンファイバー製。
【ビーエム初のウイング】ボックス状のカーボンファイバー製ウイングレットは、300km/h走行時に前輪13.4kg/後輪2.9kgのダウンフォースを生むとの発表。
S1000RR:いまやリッターSSのメートル原器[新色]
【BMW S1000RR】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 999cc 207ps/13500rpm 11.5kg-m/11000rpm ■200kg シート高824mm 16.5L ■タイヤF=120/70ZR17 R=200/55ZR17 ●価格:233万円~ ※諸元は’21年2月時点の国内仕様。写真は’21欧州仕様
初代「S1000RR」は’09年にデビューし、’19年型の完全刷新で現行型に。フレックスフレームと呼ばれる”く”の字状メインフレームは、剛性と柔軟性を最適化しつつ軽量化とライダーの自由度向上を実現。水冷並列4気筒エンジンには、スモールとラージの吸気側カムを切り替えるシフトカムを採用する。もちろん電子制御も充実!
レースパッケージ(アルミ鍛造ホイール)や白×青×赤に塗られたMパッケージ(カーボンホイール)は、電子制御サスペンション仕様も選択できる。※写真は’21欧州仕様
R1250RS:規制対応した定番旅スポーツ[マイナーチェンジ]
【BMW R1250RS】■空水冷4スト水平対向2気筒DOHC4バルブ 1254cc 136ps/7750rpm 14.5kg-m/6250rpm ■250kg シート高820mm 18L ●価格:212万7000円 ※諸元は’21年2月時点の国内仕様。写真は’21欧州仕様
ハーフカウルのボクサーツインスポーツツアラー「R1250RS」。前サスペンションにテレレバーを使うRTに対して、RSはテレスコピック式として軽快な操縦性を狙う。リヤはシャフト+パラレバーだ。ユーロ5適合の’21年型は、ABSのキャンセル機能が廃止された。
ロードスターモデル
R1250R:ネイキッドボクサーもRS同様の変更[マイナーチェンジ]
【BMW R1250R】■空水冷4スト水平対向2気筒DOHC4バルブ 1254cc 136ps/7750rpm 14.5kg-m/6250rpm ■246kg シート高820mm 18L ●価格:195万円 ※諸元は’21年2月時点の国内仕様。写真は’21欧州仕様
「R1250R」は、RSと同じく前サスペンションはテレスコピック式。現行ボクサーツイン系でもっとも親しみやすいロードスターだ。電子制御はシリーズ他機種同様に多彩。こちらも、’21年型ではABSのキャンセル機能廃止やオプションの充実化などが図られた。
S1000R:フルモデルチェンジで現行RRベースに進化[モデルチェンジ]
【BMW S1000R】■水冷4スト並列4気筒DOHC4 バルブ 999cc 165ps/11000rpm 11.6kg-m/9250rpm ■206kg シート高814mm 17.5 L ■タイヤF=120/70ZR17 R=190/55ZR17 ●価格:185万9000円 ※諸元は’21年2月時点の国内仕様。写真は’21欧州仕様
S1000RRをバーハンドル化&カウルレスデザインとしたストリートファイター系「S1000R」。本国で発表された’21年型は、2年遅れで現行RRベースに刷新されている。パワーユニットは、4~6速をロング化するなど公道走行重視で仕様を最適化。坂道発進補助機能などのIMUを活用した数々の電子制御と、3種類のライディングモードを搭載する。
F900R:軽快ミドルはコスパも魅力[マイナーチェンジ]
【BMW F900R】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 894cc 105ps/8500rpm 9.3kg-m/6500rpm ■215kg シート高770mm~ 13L ●色:銀×赤 青 黒 ●価格:105万7000円〜 ※諸元は’21年2月時点の国内仕様。写真は’21欧州仕様
ミドルロードスターの復活作として’20年型で登場した「F900R」。F850GS用をボアアップした270度クランク水冷パラツインを積む。ベース仕様なら100万円+α(’20年型の場合)という求めやすい価格も魅力。一方で上級版は電子デバイス満載だ。
G310R:ビーエムの末っ子ネイキッドも電子制御スロットル化[マイナーチェンジ]
【’21 BMW G310R】■水冷4スト単気筒DOHC4バルブ 313cc 34ps/9250rpm 2.8kg-m/7500rpm ■159kg シート高785mm 11L ●価格:62万3000円〜 ●予想発売時期:’21年3月 ※諸元は’21年2月時点の国内仕様。写真は’21欧州仕様
BMWの現行型最小排気量となるG310シリーズは、鋼管フレームに前方吸気/後方排気の水冷シングルエンジンを搭載する。このうち「G310R」はスポーツ系ネイキッド。’21年型ではフェイスリフトが施され、ヘッドライトとウインカーのLED化を伴いながら、より精悍な外観に生まれ変わった。電子制御スロットル化やアシスト&スリッパークラッチの採用なども実施されている。
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