BMWのS1000RRをベースにウイングなどを装備し、戦闘力を大幅に高めた“Mモデル”のM1000RR(M RR)。その国内参考予定価格と発売時期が明らかになった。今回は上級パッケージの「Mコンペティションパッケージ」について。
BMWは、S1000RRをベースとしたピュアスポーツマシン「M1000RR(M RR)」を発表。数日前に流れたティーザーで風洞実験質が映し出されていたが、まさしくそれを反映してウイングレットを装備する[…]
レーシングテクノロジーを反映したコンポーネント
BMW「M1000RR」の戦闘力の高さは既報の通りだが、早くも日本国内における発売時期と参考予定価格が明らかになった。価格は税込500万円ちょうどで、2021年初夏発売予定だという。
この500万円という価格は、M GPSラップトリガー・ソフトウェアとそれに対応するアクティベーションコードに加え、M切削パーツパッケージ、Mカーボンパッケージ、220g軽くなったシルバーのスイングアーム、摩擦を最適化したメンテナンスフリーのDLCコーティングMエンデュランスチェーン、テールハンプカバーを含むパッセンジャーパッケージを装着した「Mコンペティションパッケージ」のM RRのもの。ベースモデルの価格は未発表だが、そちらのほうはスーパーバイク世界選手権のホモロゲーションに沿った価格になるということだろうか。
充実した各種装備や電子制御といった概要については関連記事をご参照いただきたいが、その内容から考えれば相対的にM1000RRの価格はけっして高くないということがわかる(絶対的な数字はともかく)。早く乗ってみたい!
●情報提供:BMW Motorrad
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
関連する記事
BMWは、S1000RRをベースとしたピュアスポーツマシン「M1000RR(M RR)」を発表。数日前に流れたティーザーで風洞実験質が映し出されていたが、まさしくそれを反映してウイングレットを装備する[…]
BMWモトラッドは、90年以上にわたってメンテナンスフリーで環境に優しく、かつ快適なシャフトドライブを技術的基盤のひとつとして継承してきた。そして今、同等のメンテナンスフリーを実現したドライブチェーン[…]
※’20年7月上旬現在、国内で購入できる現行ラインナップかつ公道市販車のカタログ数値(公式HPに記載されているスペック)を比較。 かつての夢=”1.0kg/ps切り”は、もはや[…]
多種多様なモデルのカスタムパーツを扱うマジカルレーシングから、高品質カーボンボディーパーツによりパフォーマンスアップされた’19 BMW S1000RRカスタムが登場。見た目だけでなく機能性も高められ[…]
アプリリアによる新コンセプトのスポーツバイク「RS 660」がついに欧州で発売される。価格は140万円弱で、2020年10月12日より欧州での予約受付を開始するという。電子制御の詳細も明らかになったが[…]