2021新車バイクラインナップ>日本車>大型スーパースポーツ
カワサキZX-6R/KRTエディション:+37ccの余裕でコースもツーリングも楽々[新色]
【’21 KAWASAKI Ninja ZX-6R KRT EDITION】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 636cc 126ps/13500rpm 7.1kg-m/11000rpm ■197kg(装備) シート高830mm 17L ■タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:135万3000円
600スーパースポーツながら、レースレギュレーションに縛られずライバルより+37cc多い636ccに排気量を設定。そのため最大出力はクラストップの126psで、ラムエアの効果も相まってストリートからサーキットまでパワフルな走りを楽しませてくれる。発売済みの’21モデルは’19年に登場したものがベースとなっており、レーシーなKRTエディションと白×灰のSTDからなる新色2タイプが用意。3段階+OFFのトラクションコントロールや2段階パワーモード、アップ方向のクイックシフターといった電子制御機能も含め、車体色以外の装備や性能は両タイプとも同じだ。また、どちらにもETC2.0車載器が標準装備となっているのもツーリングなどで嬉しい。
【クイックシフター標準】クイックシフターを標準装備。作動方向はシフトアップ方向のみだが、サーキットなどでは大きな武器に。
【1世代前ながら機能性十分なメーター】1世代前のニンジャ1000などと同系のメーターを採用。見やすいアナログ式タコメーターと豊富な情報を表示する液晶パネルで機能性は十分だ。
【ETC2.0も標準】ETC2.0 車載器が標準装備される。本体の収納場所はシート下。インジケーターはメーター部に表示。
【’21 KAWASAKI Ninja ZX-6R】●価格:135万3000円
ホンダCBR600RR:電脳化で蘇ったミドルサーキットウェポン[マイナーチェンジ]
【’21 HONDA CBR600RR】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 599cc 121ps/14000rpm 6.5kg-m/11500rpm ■194kg(装備) シート高820mm 18L ■タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:160万6000円
’16年を最後に国内仕様のラインナップから消えていた「CBR600RR」が、新たなる武器の数々を引っ提げて復活。ストレスフリーな”トータルコントロール”を謳い、プロダクションレースのベース車としての高いポテンシャルを日常でも思い通りに操れるジャストサイズのスーパースポーツを目指している。エンジンは高回転化を図り、歴代最高の121psを発揮。スロットルバイワイヤー化により電子制御は刷新され、トラクションコントロールやパワーセレクト、エンブレコントロールにウイリー制御とひと通り揃った。さらにウイングレットが新設されたフロントカウルなど、デザインまわりも一新。フレームは従来型を踏襲するも、スイングアームは剛性バランスが見直され、150gの軽量化を達成した。
【上下対応クイックシフターも用意】スロットルバイワイヤー化の恩恵で、アップ方向だけでなくダウン方向のクイックシフターも可能となった。別売オプションで用意されている。
【突き出し増のBPF】フロントはショーワ製のビッグピストンフォークを踏襲するが、突き出し量を増やして車高アップが可能に。コースでのセッティング幅が拡大だ。
【フルLED4眼&センター吸気】逆スラントのフルLED4眼ヘッドライトを装備し、その間に大きく開いたラムエアインテークをセット。もっとも吸気効率が高まるレイアウトだ。
【センター排気継承】マフラーレイアウトは歴代の600RRから続くセンターアップ方式を踏襲。前面投影面積の削減やバンク角の確保に大きなメリットがある。
【翼端板つきウイングレット】ウイングには、渦の発生を抑制しバンクした際の横方向への揚力を抑えてハンドリング低下を防ぐ翼端板も付いている。
【RR-R譲りのTFT液晶】電脳化に合わせフルカラーTFT液晶メーターに変更。画面モードはストリート/サーキット/メカニックの3つで、バックライトは自動調光だ。
ヤマハYZF-R6レースベース車:公道仕様は’20で終了。’21はサーキット専用のみ
【’21 YAMAHA YZF-R6 RACE BASE】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 599cc 118.4ps/14500rpm 6.3kg-m/10500rpm ■190kg(装備) シート高850mm 17L ■タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:124万3000円 ※諸元は’20年国内仕様
電子制御スロットルやトラクションコントロール、クイックシフターなどの最新装備をクラス内ではライバルに先駆けて採り入れ、猛禽類を思わせる面構えやR1譲りのフロントまわりなどで走りに磨きをかけてきた「YZF-R6」だが、欧州および北米では’20モデルをもって販売終了となり、日本でもヤマハ輸入車を長く取り扱ってきたプレストコーポレーションが’20年6月をもって解散。新車が買えるのは店頭在庫のみとなってしまった。ただ、海外の’21モデルにはサーキット専用の「R6 RACE」を設定。国内では「YZF-R6レースベース車」として’20年11月30日までの期間限定予約で発売が行われた。サーキットユーザーにはひと安心といったところか。
【’21 YAMAHA YZF-R6 RACE】欧州でも公道仕様は生産終了となったが、サーキットユーザーのためにクローズドコース専用モデルがラインナップされることとなった。別売のレーシングキットも充実している。※写真は欧州仕様
【硬派なアナログタコ】大きく見やすいアナログ式タコメーターがサーキット走行では実用的。その横に速度計などを表示する液晶パネルをセットしている。
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