NMAX:125も155も海外モデルは新型に
125と155で車体を共有する「NMAX」。155はインドネシアで先行して’20年モデルとして新型に移行していたが、125はヨーロッパで’21年モデルとして刷新。可変バルブ機構(VVA)を持つブルーコアエンジンはトラクションコントロール機能やアイドリングストップを備え、安全/環境性能に長ける。灯火類はすべてLEDでヘッドライト/テールランプともに鋭さを増したデザインとなる。
シグナスX:スポーツ魂溢れるシャープなデザイン
エッジの効いたフォルムのスポーツ感溢れる原付二種スクーター「シグナスX」は、フロントにφ245mmのウェーブディスク、リヤは200mmディスクと前後に大径ブレーキを装備する。カラーはグラフィックの入った青と赤、ソリッドの白と黒の4色を揃える。ワークスマシンYZR-M1のファクトリーカラーを纏う限定800台の「モンスターエナジー ヤマハモトGPエディション」は、音叉マークも標準モデルと異なるゴールドだ。
トリシティ125/ABS:曲がる楽しさを体感できる3輪
フロント2輪ならではの高い安定性と、リーン(傾斜)して旋回するバイクならではの乗り味を両立させたヤマハ独自のLMWテクノロジーで生まれた「トリシティ125」。現行モデルでは125と155で外寸やシート高は変わらず、重量もほぼ同じ。排気量は異なるが、両車ともエンジンはブルーコアを搭載。
アクシスZ:使い勝手をとことん追求
ヤマハ125スクーターでトップの低燃費54.6km/Lを誇る「アクシスZ」。快適な666mmのロングシートの下にはヘルメットが2個入る37.5Lの大容量トランクを装備。100kgの軽量な車体や足着き良好な770mmのシート高にフロント給油口など、利便性を追求。 ’21モデルはマット緑/黒/白/マット灰/紫の5色。
BW’S:元祖SUVスクーターがタフさを増して復活![台湾モデル]
オフロード系レジャースクーターの草分けといえる「BW’S(ビーウィズ)」は、’88年の50ccモデルの登場以来、生産休止と排気量の拡大を重ねてきたが、現行国内モデルは生産を休止した。しかし台湾ヤマハから’21年の新型が登場! 地上高の高さやワイドなチョコレートパターンの専用ブロックタイヤと大きく隙間を開けたフェンダーに、ゴツいフォークガードやアンダーガードが、いかにもタフなアドベンチャーマシンをイメージさせるスタイルは、あきらかにホンダADV150をライバル視。さらにオプションのパイプガードやキャリヤをガッチリと装着できるように、あらかじめステーを設けた新型フレーム(テンションロッドを採用し25%も剛性アップ!)は、カスタムにも適するハズ。搭載するエンジンはNMAX系のブルーコアで、低速向け/高速向けのカムが切り替わる可変バルブ機構(VVA)を装備。国内導入の可能性は低そうだが、タフな原付二種を熱望する国内ファンの期待に応えてほしい!
ビノーラ/M:思いっきりカエル顔![台湾モデル]
“New”と”Retro”の要素を合わせた”Newtro”をコンセプトに、台湾ヤマハが発表した意欲作「ビノーラ/M」。顔まわりのデザインは30年近く昔の’91年東京モーターショーでヤマハが電動コンセプトモデルで発表した「フロッグ」とそっくり。124㏄エンジンはヤマハならではのブルーコアで、フロントポケットやコンビニフック、USB電源も備えた便利仕様。この顔、日本でも大いにウケると思うのだが…。
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