ホンダCRF1100Lアフリカツインシリーズ[新型バイクカタログ]:”全部入り”も選べる本格冒険仕様

CRF1100Lアフリカツインシリーズ 概要

’20年型で先代の1000からストローク増により排気量が84cc拡大された270度クランクの水冷パラレルツインエンジンを、1100でリヤフレームのアルミ製ボルトオン化も施されたスチール製フレームに搭載。前後21/18インチ径のスポークホイールを履き、STDは未舗装路を含む幅広いシーンでの運動性能、アドベンチャースポーツは長距離ツーリングでの快適性や利便性も高めてある。

日本仕様はローダウン版が標準となるが、185mmの前サスペンションストロークと180mmのリヤアクスルトラベルを確保。3タイプそれぞれにマニュアルクラッチとDCTがあり、仕様は非常に豊富だ。IMUをトラクションコントロール/ウイリーコントロール/ABS(オフロードモード時はリヤのみカット) の制御に活用する。アドベンチャースポーツESは電子制御サスペンションで、これのDCT仕様だと電制フル搭載状態だ。

’20 CRF1100LアフリカツインアドベンチャースポーツES/DCT

リヤキャリヤの追加やスキッドプレートの大型化も施されているES。前後の電子制御サスペンションはショーワ製のセミアクティブタイプだ。

ホンダCRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツES/DCT|パールグレアホワイト(トリコロール)

【’20 HONDA CRF1100L AFRICA TWIN ADVENTURE SPORTS ES/DCT】■水冷4スト並列2気筒SOHC4バルブ 1082cc 102ps/7500rpm 10.7kg-m/6250rpm ■車重240kg/250kg シート高810-830mm 24L ■タイヤサイズF=90/90-21 R=150/70R18 ■ブルートゥース ●色:パールグレアホワイト(トリコロール) ダークネスブラックメタリック ●価格:194万7000円/205万7000円 ●発売日:’19年12月13日 [写真タップで拡大]

ホンダCRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツES/DCT|ダークネスブラックメタリック
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カラーバリエーションはトリコロール/ブラックの2色展開。

ホンダCRF1100Lアフリカツインシリーズ|DCT
ホンダCRF1100Lアフリカツインシリーズ|マニュアルクラッチタイプ

【通常MTかDCTか】すべての仕様で、マニュアルクラッチタイプ[右]と、クラッチ操作なしで発進停止や自動または手動の有段変速ができるDCT車[左]が選べる。DCTはGスイッチを押すとオフロード走行に最適化される。 [写真タップで拡大]

ホンダCRF1100LアフリカツインアドベンチャースポーツES|電子制御サスペンション
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アドベンチャースポーツESにはショーワ製電子制御サスペンション・EERAを搭載。4種類のプリセットと1種類のユーザー設定用があり、ライディングモードと連動して切り替わる。

ホンダCRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツ|タッチパネル式カラー液晶メーター
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【タッチパネル操作も!】6.5インチのタッチパネル式カラー液晶メーターを搭載。ブルートゥースによるスマホ連携機能があり、iPhoneのケーブル接続でApple CarPlayも使える(全車共通)。

’20 CRF1100Lアフリカツインアドベンチャースポーツ/DCT

24L容量の燃料タンク/5段階調整可能なロングスクリーン/LEDコーナリングランプなどでツーリング性能を強化。

ホンダCRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツ/DCT|パールグレアホワイト(トリコロール)

【’20 HONDA CRF1100L AFRICA TWIN ADVENTURE SPORTS/DCT】■車重238kg/248kg ●色:トリコロール ●価格:180万4000円/191万4000円 ●発売日:’20年2月14日 [写真タップで拡大]

’20 CRF1100Lアフリカツイン/DCT

燃料タンク容量が18Lでショートタイプのスクリーンを備えた、他の仕様より10kg以上も軽量でもっともスポーティな仕様だ。

ホンダCRF1100Lアフリカツイン/DCT|グランプリレッド(CRFカラー)

【’20 HONDA CRF1100L AFRICA TWIN/DCT】■車重226kg/236kg ●色:グランプリレッド(CRFカラー) ●価格:161万7000円/172万7000円 ●発売日:’20年2月14日 [写真タップで拡大]

ホンダCRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツ|サスペンションストローク
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【脚は長めか短めか】国内ではローダウン仕様が標準だが、’20年の販売開始当初はSTDとアドベンチャースポーツESに、前後サスペンションストロークを伸長してオフ走破性を高めた「S」が受注期間限定で設定されていた。(写真左S/写真右STD)


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