![ホンダCRF1100Lアフリカツインシリーズ](https://young-machine.com/main/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司 田宮徹 宮田健一) ※情報更新日:2022年8月15日
ホンダCRF1100Lアフリカツインシリーズ 概要
前後21/18インチスポークホイールを採用し、本格的なダート走行まで視野に入れながら開発されたシリーズで、水冷並列2気筒エンジンをスチール製フレームに積む。’20モデルで排気量が84cc拡大されて「CRF1100L」に。’22モデルで熟成を受け、デイタイムランニングライトの新採用やパワーユニットの熟成が図られた。幅広い路面での優れた運動性能も重視したSTDと、18→24L容量への燃料タンク拡大やLEDコーナリングランプ搭載などで旅性能を高め、さらにショーワ製前後セミアクティブサスペンションを加えた「アドベンチャースポーツES」の2種になった。いずれの仕様も、マニュアルクラッチとDCT(デュアルクラッチトランスミッション)が選べる。なお、限定脚長バージョン<s>の受注期間は終了した。
’22モデルの国内仕様には、1/13~3/31の受注期間限定で、前後サスペンションを伸長してオフ走破性を強化した<s>タイプも設定された。
’22 ホンダCRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツES/DCT
主要諸元
【’22 HONDA CRF1100L AFRICA TWIN ADVENTURE SPORT ES/DCT】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 1084cc 102ps/7500rpm 10.7kg-m/6250rpm ■240kg[250kg] シート高810/830mm 24L ■タイヤサイズF=90/90-21 R=150/70R18 ●色:パールグレアホワイト(トリコロール) ●価格:194万7000円[205万7000円] ※[ ]はDCT
足まわり
アドベンチャースポーツESにはショーワ製電子制御サスペンションEERAを搭載。4種類のプリセットと1種類のユーザー設定用があり、ライディングモードと連動して切り替わる。
主要装備
【スクリーン長を最適化】アドベンチャースポーツ仕様のスクリーンをこれまでより110mm短いミッドタイプとして、良好な視界を確保。従来同様の5段階調整式。
’22 ホンダCRF1100Lアフリカツイン/DCT
主要諸元
【’22 HONDA CRF1100L AFRICA TWIN/DCT】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 1084cc 102ps/7500rpm 10.7kg-m/6250rpm ■229kg[240kg] シート高810/830mm 18L ■タイヤサイズF=90/90-21 R=150/70R18 ●色:グランプリレッド ●価格:163万9000円[174万9000円] ※[ ]はDCT
エンジン/シャーシ
【両仕様にMTとDCTあり】水冷パラレルツインエンジンは、トラクション性能に優れる270度クランクをチョイス。クラッチ操作なしで発進停止と自動または任意の有段変速ができるDCT仕様は、1~2速の変速がより滑らかに。オフロード用制御になるG-スイッチも備える。
剛性に優れてしなやかなスチール製フレームを採用。
主要装備
【タッチ操作対応のカラー液晶】6.5インチタッチパネル採用のカラー液晶メーターは従来型同様。アップル・カープレイとアンドロイド・オートに対応。
【リヤキャリアを標準化】従来型まではアドベンチャースポーツのみが標準装備していたアルミ製リヤキャリヤは、シルバーからブラックに変更されながら全車標準装備となった。
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