![ホンダCT125ハンターカブ[新型バイクカタログ]](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2021/03/ym2102-089-honda-ct125-hunter-cub-01-1.jpg)
※記事更新日:2022年2月15日
ホンダ CT125ハンターカブ:車両概要
スーパーカブをベースにアップマフラーやブロックタイヤを装備してトレール性能を高めたハンターカブCT110が発売されたのが’80年。’12にオーストラリア向けモデルで生産を終了したが、そのリバイバルモデルがCT125で、走破性を高めるためトップブリッジまで繋がるストロークの長いフロントフォークも踏襲し、最低地上高は165mm確保。ヘッドライト/ウインカーなど灯火類はフルLEDで、メーターはコンパクトな液晶式だ。
’22モデルとしては待望の新色”パールオーガニックグリーン”が追加された。従来色のグローイングレッド/マットフレスコブラウンは継続される。
ホンダ CT125ハンターカブ:’22モデル
【’22 HONDA CT125 HUNTER CUB】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 124cc 8.8ps/7000rpm 1.1kg-m/4500rpm ■車重120kg シート高800mm 5.3L ■タイヤサイズF=80/90-17 R=80/90-17 ●色:パールオーガニックグリーン マットフレスコブラウン グローイングレッド ●価格:44万円 ●発売日:’22年1月20日
ハンターカブのイメージカラーといえるグローイングレッドと、マットフレスコブラウンに、新色のパールオーガニックグリーンが加わった。
ホンダ CT125ハンターカブ:’22モデル主要諸元
車名・型式 | ホンダ・2BJ-JA55 |
全長(mm) | 1,960 |
全幅(mm) | 805 |
全高(mm) | 1,085 |
軸距(mm) | 1,255 |
最低地上高(mm) | 165 |
シート高(mm) | 800 |
車両重量(kg) | 120 |
乗車定員(人) | 2 |
燃料消費率(km/L)国土交通省届出値:定地燃費値 | 61.0(60)〈2名乗車時〉 |
燃料消費率(km/L)WMTCモード値(クラス) | 67.2(クラス 1)〈1名乗車時〉 |
最小回転半径(m) | 1.9 |
エンジン型式 | JA55E |
エンジン種類 | 空冷4ストロークOHC単気筒 |
総排気量(cm3) | 124 |
内径×行程(mm) | 52.4 × 57.9 |
圧縮比 | 9.3 |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 6.5[8.8]/7,000 |
最大トルク(Nm[kgf-m]/rpm) | 11[1.1]/4,500 |
燃料供給装置形式 | 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉 |
始動方式 | セルフ式(キック式併設) |
点火装置形式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 |
燃料タンク容量(L) | 5.3 |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング式 |
変速機形式 | 常時噛合式4段リターン |
変速比 | 1速 2.500/2速 1.550/3速 1.150/4速 0.923 |
減速比(1次/2次) | 3.350/2.785 |
キャスター角(度) | 27°00´ |
トレール量(mm) | 80 |
タイヤ 前/後 | 80/90-17M/C 44P |
ブレーキ形式 | 前:油圧式ディスク(ABS)/後:油圧式ディスク |
懸架方式 | 前:テレスコピック式/後:スイングアーム式 |
フレーム形式 | バックボーン |
ホンダ CT125ハンターカブ:ライディングポジション
ポジションは広々とゆとりがあり、一般的な男性の背丈でも余裕がある。一方で小柄な女性にとっては少し大柄に感じるか。一方で車重は軽く、誰でも十分な扱いやすさと言える。[身長158cm]
ホンダ CT125ハンターカブ:エンジン/パワーユニット
エアクリーナーやアップマフラーといった変更に伴う専用チューニングが施されており、街乗りを意識して低~中速域のトルクを高めている。
【防水エアクリーナーボックス&水害にもめっぽう強い!】エアクリーナーからダクトを伸ばし、吸気口をリヤキャリア裏に配して水の侵入を防ぐ。本誌の渡河実験では水深50cm超えでも走行できた。
アップマフラーはデザイン上の重要なアクセントでもあり、ハンターカブの伝統だ。国内仕様にはタンデム対応のヒートガードを装備。
ホンダ CT125ハンターカブ:シャーシ
スーパーカブC125のフレームを一部共有しつつ、リヤフレームは延長。またフロントフォーク周辺の変更に伴ってヘッドパイプを再設計している。
【高剛性な骨格】シャーシのベースはC125だが、トップブリッジ付きフォークに合わせヘッドパイプ周辺を強化し、スイングアームのピボットプレートも追加。
ホンダ CT125ハンターカブ:足まわり
フロントブレーキはφ220mmディスクを採用。ABSを標準装備している。作動性のいいフロントフォークと相まって、ピッチングも感じやすい。リヤブレーキはφ190mmディスクの採用でコントローラブル。走りにスポーツ性をもたらしている。リヤのアクスルトラベルは77mmを確保。
ユニットステアを採用する他のカブシリーズとは異なり、トップブリッジ付きのフロントフォークを採用。走行性能を高める。
ホンダ CT125ハンターカブ:主要装備
フォルムに溶け込む丸型のLEDヘッドライトが現代的な明るさを放つ。
丸型メーターは反射式フルデジタルパネルで、速度/燃料/オド&トリップを表示するシンプルなもの。
質感の高いスチール製のフロントフェンダーはマッドガード付きで、オンロードはもちろん小石や泥を巻き上げやすいオフロード走行時の心強い味方だ。
【使える大型キャリア】横幅409mm×前後477mmの大型キャリアは荷掛けフックを4カ所に装備。純正ラゲージボックスも用意。ピニオンステップも装備しており、シートを装着すれば二人乗りも可能だ。
ホンダ CT125ハンターカブ:’21モデル[タイ仕様]
【’21 HONDA CT125 HUNTER CUB|THAILAND MODEL】タイ仕様の新色・サファリグリーン。
ホンダ CT125ハンターカブ:’20モデル
【’20 HONDA CT125 HUNTER CUB】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 124cc 8.8ps/7000rpm 1.1kg-m/4500rpm ■車重120kg シート高800mm 5.3L ■タイヤサイズF=80/90-17 R=80/90-17 ●色:マットフレスコブラウン、グローイングレッド ●価格:44万円 ●発売日:’20年6月26日
国内カラーバリエーションは、初代ハンターカブCT110をイメージさせるグローイングレッドと、アウトドア系で人気のアースカラーのマットフレスコブラウンだ。
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