●まとめ:ヤングマシン編集部 ※情報更新日:2022年8月30日
縦置きVツインで有名な現役最古イタリアン
現存しているイタリアンブランドで、最古の歴史を持つのがモトグッツィ(MOTO GUZZI)だ。現在はピアッジオの傘下であり、縦置き90度Vツイン+シャフトドライブなどパワーユニットにこだわりがあるのも特徴。’21では、すべての車種に創業100周年を記念した特別仕様車”チェンテナリオ”を設定した。
’22現在で日本国内向けにラインナップしているモデルは3車種。ヘリテイジ/ネオクラ系が2車種と、レアなネオクラアドベンチャーが1車種。
主軸のネオクラネイキッド、V7は’21で全面刷新。エンジンがアドベンチャーのV85TTベースとなり、744→853ccに拡大。従来型比で13ps&1.3kg-m増とパワーアップしつつ、剛性の高い車体やトラクションコントロールも投入された。
’22前期ではV85TTに、限定車を設定。イタリア大統領の名誉衛兵は’46年以来代々グッツィの車両を使用するのだが、その75周年を記念したもの。国内にも’22後期からデリバリーが開始されてる。
また’22後期では国内向けにラインナップしている3車種すべてに新色を導入。V7には鮮烈なイエローとグレー、アウトローなV9ボバーにはマットブラック、V85TTのトラベルにはグレーが登場。
最近で最大となるトピックは、創業100周年を祝う車名を与えた渾身の完全新作、V100マンデッロだ。エンジンはなんと同社初の水冷化。OHVに代わりDOHCを獲得している。走行モードや速度に応じて可動する自動可変カウルなど見どころ満載。正式発表が待たれる。
モトグッツィ 最新動向
- 縦置きVツインにこだわる現役最古イタリアン
- ’21には100周年記念車を設定
- 名誉衛兵を称えるV85TT特別車が国内導入
- ’22後期では新色が続々登場
- トピックは水冷を果たしたVツインクロスオーバー
モトグッツィ ラインナップ
ヘリテイジ/ネオクラシック
アドベンチャー/クロスオーバー/オフロード
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