
●記事提供:モーサイ
100年以上の歴史があるイタリアンブランド「モトグッツィ」
それぞれのバイクメーカーにはアイデンティティとなるエンジン形式がある。例えばドゥカティであればLツイン、BMWであればボクサーツインとなるだろう。とはいえ、そのほかにも様々なエンジンをラインアップするのが一般的である。
そうした中でモトグッツィというブランドは頑なだ。歴史をひもとけば過去には色々なエンジンレイアウトのマシンを世に送り出しているのだが、それを知る人は多くないだろう。
モトグッツィといえば空冷の90度Vツインを縦方向に搭載するのが世間一般に知れわたっているイメージであり、そのエンジン形式のみのラインアップを数十年もの間、一貫して続けている。今となっては旧式とも言えるがノスタルジーを感じさせる造形であり、乗り味も何だか牧歌的でほのぼの系。そこが売りであるように思われていた。
水冷DOHCエンジンに最新電子制御、一気に現代化した「V100マンデッロ」
しかし、ブランニューモデルとなるV100マンデッロはやや趣が異なる。これまでと同様に90度縦置きVツインという形式を採用しているものの、中身は完全に新設計。同社初となる水冷式となったことにも驚かされるが、年々厳しくなる排ガス規制など諸々の課題に対し、これからも独自性のあるバイクを作り続け、答えていくという意志を見せられたようでうれしくもある。
「オールラウンダー」をモデルコンセプトとしたV100マンデッロ。新設計水冷エンジンを同じく新設計のスチールチューブラーフレームに搭載する。「マンデッロ」は、モトグッツィ本社及び工場があるイタリア北部の街の名から。
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