●まとめ:ヤングマシン編集部 ●情報更新日:2023年8月7日
目次
ホンダCB650Rモデル概要
ネオスポーツカフェCB-Rシリーズの中堅を担う650は、いまや貴重な存在の直4エンジンを搭載。整然と並ぶエキゾーストパイプは名車CB400FOURを彷彿させ、直4ならではのサウンドを奏でる。操作力が軽く急激なエンジンブレーキを緩和するアシスト&スリッパークラッチや、スリップを抑制するHSTC(トラクションコントロール)も装備。2月16日発売の現行モデルで令和2年排出ガス規制に適合し、車体細部の配色を変更。
ホンダCB650R試乗インプレッション
最大のセールスポイントは、なんと言っても国産ミドルクラスでは今や貴重になった直列4気筒エンジンだろう。その特性はどちらも同じで、CBR600RRのようにヒュンヒュンと高回転まで一気に吹け上がる軽い感じではなく、ブン回して乗らずとも下からモリモリと盛り上がる力強いフィーリング。存分にビッグバイクらしい雰囲気を楽しませてくれるというものだ。
この低中回転域に寄せた特性は、箱根の坂をなんなら4000rpm程度でも気持ちよく駆け上がってしまうなど、峠でも実に扱いやすい。マフラーもスロットルを開けるとガオーッと吠えて大排気量直列4気筒らしさを感じさせる演出だ。
ホンダ CB650Rの主要諸元
CB650R | |||
---|---|---|---|
車名・型式 | ホンダ・8BL-RH03 | ||
全長(mm) | 2,120 | ||
全幅(mm) | 780 | ||
全高(mm) | 1,075 | ||
軸距(mm) | 1,450 | ||
最低地上高(mm)★ | 150 | ||
シート高(mm)★ | 810 | ||
車両重量(kg) | 203 | ||
乗車定員(人) | 2 | ||
燃料消費率*1 (km/L) | 国土交通省届出値: 定地燃費値*2 (km/h) | 31.5(60)〈2名乗車時〉 | |
WMTCモード値★ (クラス)*3 | 21.5(クラス 3-2)〈1名乗車時〉 | ||
最小回転半径(m) | 2.8 | ||
エンジン型式 | RH03E | ||
エンジン種類 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒 | ||
総排気量(cm³) | 648 | ||
内径×行程(mm) | 67.0×46.0 | ||
圧縮比★ | 11.6 | ||
最高出力(kW[PS]/rpm) | 70[95]/12,000 | ||
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 63[6.4]/9,500 | ||
燃料供給装置形式 | 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉 | ||
始動方式★ | セルフ式 | ||
点火装置形式★ | フルトランジスタ式バッテリー点火 | ||
潤滑方式★ | 圧送飛沫併用式 | ||
燃料タンク容量(L) | 15 | ||
クラッチ形式★ | 湿式多板コイルスプリング式 | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
変速比 | 1速 | 3.071 | |
2速 | 2.352 | ||
3速 | 1.888 | ||
4速 | 1.560 | ||
5速 | 1.370 | ||
6速 | 1.214 | ||
減速比(1次★/2次) | 1.690/2.800 | ||
キャスター角(度)★ | 25゜30′ | ||
トレール量(mm)★ | 101 | ||
タイヤ | 前 | 120/70ZR17M/C (58W) | |
後 | 180/55ZR17M/C (73W) | ||
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ダブルディスク | |
後 | 油圧式ディスク | ||
懸架方式 | 前 | テレスコピック式(倒立サス) | |
後 | スイングアーム式 | ||
フレーム形式 | ダイヤモンド |
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