
ホンダ公認のCBアンバサダーとしてその魅力を発信している我らが丸山浩。今回は最新モデルであるCB1000Fが納車されたときの模様と、そのまま慣らしツーリングに出かけて気付いた感想を振り返ってお伝えしよう。
●まとめ:宮田健一(ヤングマシン編集部)
僕のCB1000Fは店の中央で待っていた
去る2025年11月14日。僕はヘルメットやグローブ、ジャケットなどライディングウェア一式を担いで電車に乗っていた…。なぜかって? そう! なぜならその日は待ちに待ったCB1000Fの発売日だったからなのだ!!
僕が向かっていた先はHondaドリーム杉並店。そこに僕が購入した新しい相棒が納車されるのを待っていたってわけ。ちなみに同店は僕が鈴鹿8耐に出ていた頃に大変お世話になった桜井ホンダが経営母体で、桜井哲夫・現会長とは一緒に何度もRC30レーサーを乗せたハイエースで鈴鹿サーキットに通った当時が懐かしい。
そんな思い出に浸りながらあっという間に現地に到着。「成約済み・丸山様」と書かれた札の付いた僕のCBは、お店の真ん中で待っていた。隣には空冷のCB900Fも一緒に展示してある。
そういえばレースでお世話になっていた当時、愛車のCB900Fで訪れると桜井会長に「うちは新車売ってるんだから、古いバイクで来るんじゃねえ!」ってよく怒られたっけ。でも、そう言いながら必ずキャブの同調とか診てくれたんだよね。
そのまま慣らしのために一気に長距離ツーリング!
さて、CBを受け取った僕はそのまま首都高に乗ると、慣らしを兼ねた“納車祭”と称してモビリティリゾートもてぎまで出発。ETC車載器も標準装備だから料金所のゲート通過もラクラクだ。走り出すとやっぱりCB1000Fは味のあるエンジンのキャラクターが気持ちいい。マフラーの音や迫力も最高。ただ夜の住宅街では驚くほど響くので始動の際は注意が必要かも。
慣らし運転そのものは低速からトルクがデカいので”慣らしをやるぞ”と回転数に集中しまくらずとも普通にクルージングする感覚でいけてしまう。そこは予想していなかったので、いきなりツーリング気分で楽しませてくれたのは嬉しい。
次に気付いたのはハンドルの高さ。これまではほとんどサーキットを攻めてばかりだったので、ノーマルハンドルだと僕には位置が高いかなと思っていた。しかしこうしてツーリング気分で乗ってみると、ノーマルハンドルも快適で捨てがたい。ホーネット用ハンドルでカスタムしようかなと考えていたけど、当面はこのまま乗るのも良さそうだ。
スマートフォン連携機能のHonda RoadSyncも長時間使ってみると、実に便利。ナビもターン・バイ・ターンの矢印表示だけでなくメーター下部に次ポイントの地名や距離も表示してくれるし、インカムとも連携しているから走行中に着信したメールの読み上げだけでなく「このメッセージに返信いたしますか?」なんて逐一、親切にいろいろと話かけてくる。これにはスポーツ性能など走りそのもの以外の、コミュニケーションが取れる乗り物を持っている喜びのような楽しみを今後はバイクも持つんだと気付かされた。
AIがもっと発達していくと、そのうち本当に愛車と会話しながらツーリングを楽しめるなんて時代が来るのかもね。後ろにぬいぐるみを乗せてバーチャルタンデムなんてことも出来ちゃいそうだよ。
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