●まとめ:ヤングマシン編集部 ※本記事では原則として、記事作成/更新時点で車両メーカーから国内販売がアナウンスされている公道走行可能車両を対象としています。
SV650 概要:ピュアな走りを味わえる、レアなVツインミドルNK
国産車の国内向け現行モデルではスズキのみと、もはや貴重となってしまったV型2気筒エンジンを搭載するミドルネイキッド。鋼管トラスフレームがエンジンの造形を強調しつつ、極めてスリムな車体を実現。元気がよく扱いやすいエンジンにニュートラルなハンドリングで、国内のほか欧州でもファンが多い1台だ。なお水冷エンジンにはスズキ独自のSCEM(Suzuki Composite Electrochemical Material)メッキシリンダーを採用。発進時にエンストしにくくするローRPMアシストや、スズキイージースタートシステムなどを装備。パワーモードやトラクションコントロールなど先進の電子制御は非装備だが、その分ピュアな走りを味わえるともいえる。
2018年にはカフェレーサースタイルのSV650Xを追加。欧州では2021年モデル、日本仕様では2022年モデルで、それぞれ最新の排出ガス規制に適合。
2023年モデルではカラーチェンジを実施。ブルー、グレー、ブラックの3色となり、ブルーとブラックにはゴールドフレーム/ゴールドホイール、グレーには車体同色フレーム/赤ホイールが組み合わせられている。2024年についても、このモデルが継続販売されている。
2024 SV650
日本でも追って登場か スズキは英国で、SV650の新色を発表した。欧州においては2年ぶりのカラーチェンジで、3色あるバリエーション全てが刷新されている。 前回欧州でカラーチェンジが実施されたのは202[…]
2024 SV650の主要諸元
STD
型式 | 8BL-VP55E | |
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全長 / 全幅 / 全高 | 2,140mm / 760mm / 1,090mm | |
軸間距離 / 最低地上高 | 1,450mm / 135mm | |
シート高 | 785mm | |
装備重量※1 | 199kg | |
燃料消費率 ※2 | 国土交通省届出値:定地燃費値※3 | 34.8km/L(60km/h) 2名乗車時 |
WMTCモード値※4 | 24.4km/L(クラス3、サブクラス3-2) 1名乗車時 | |
最小回転半径 | 3.0m | |
エンジン型式 / 弁方式 | P511・水冷・4サイクル・90°Vツイン / DOHC・4バルブ | |
総排気量 | 645cm3 | |
内径×行程 / 圧縮比 | 81.0mm×62.6mm / 11.2 : 1 | |
最高出力※5 | 53kW〈72PS〉 / 8,500rpm | |
最大トルク※5 | 63N・m〈6.4kgf・m〉 / 6,800rpm | |
燃料供給装置 | フューエルインジェクションシステム | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | フルトランジスタ式 | |
潤滑方式 | ウェットサンプ式 | |
潤滑油容量 | 3.0L | |
燃料タンク容量 | 14L | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.461 |
2速 | 1.777 | |
3速 | 1.380 | |
4速 | 1.125 | |
5速 | 0.961 | |
6速 | 0.851 | |
減速比(1次 / 2次) | 2.088 / 3.066 | |
フレーム形式 | ダイヤモンド | |
キャスター / トレール | 25° / 106mm | |
ブレーキ形式(前 / 後) | 油圧式ダブルディスク(ABS)・油圧式シングルディスク(ABS) | |
タイヤサイズ(前 / 後) | 120/70ZR17M/C(58W)・160/60ZR17M/C(69W) | |
舵取り角左右 | 33° | |
乗車定員 | 2名 | |
排出ガス基準 | 平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応 |
SV650:関連リンク
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