スズキは英国で、名作と呼び声高い645cc・V型2気筒エンジンを搭載するスポーツネイキッド「SV650」のニューカラーを発表した。欧州では2年ぶりのカラーチェンジだ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
日本でも追って登場か
スズキは英国で、SV650の新色を発表した。欧州においては2年ぶりのカラーチェンジで、3色あるバリエーション全てが刷新されている。
前回欧州でカラーチェンジが実施されたのは2022年9月で、日本では同様のカラーバリエーションが2023年2月に発売された。最新排出ガス規制に適合していることもあり、今回も追って日本仕様が登場する可能性は高そうだ。
1998年にSV400、1999年に初代SV650が発売されて以降、元気がよく扱いやすいエンジンとニュートラルなハンドリング、そしてお財布に優しい価格で欧州を中心に絶大な支持を集めてきたスズキのミドルVツインスポーツ。幾度かのモデルチェンジを繰り返し、途中で“グラディウス”を名乗ったりしながら、現行世代のSV650が登場したのは2016年だった。
欧州のみならず北米や日本でもクロウト受けするキャラクターで根強い人気があり、2018年にはカフェレーサースタイルのSV650Xを追加、そして欧州では2021年モデル、日本仕様では2022年モデルで、それぞれ最新の排出ガス規制に適合している。
このたび登場したニューカラーは、フレームとホイールと燃料タンクと同色にした「パールビガーブルー×メタリックマットブラック」、ブロンズカラーのフレーム&ホイールに黒あるいは深緑を組み合わせた「メタリックマットブラックNo.2」「パールマットシャドウグリーン×メタリックマットブラックNo.2」の全3色。
参考までに、価格は2022年秋の発表時の6999ポンドから7399ポンド(日本円換算約140万6000円・8/21現在)になった。
SUZUKI SV650[2024 EU model]
主要諸元■全長2140 全幅760 全高1090 軸距1445 シート高785(各mm) 車重200㎏(装備)■水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ 645cc 73ps/8500rpm 6.53kg-m/6800rpm 変速機6段 燃料タンク容量14.5L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ※諸元は英国仕様
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