
●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司 田宮徹 宮田健一) ※情報更新日:2022年7月29日
スズキSV650 概要
粘りある低回転と伸びのある高回転を発揮する90度Vツインエンジンをスチールトレリスフレームに搭載したミドルネイキッド。国内’22モデルは、従来のカラーバリエーションを踏襲し外観変化もほとんど判別できないながらも、ユーロ5準拠の最新排出ガス規制に適合。そのエンジンはツインプラグ方式を採用し、WMTCモードで24.4km/Lを誇る低燃費も特徴のひとつだ。3つの車体色ごとにフレーム色も異なっており、なかなかオシャレだ。
’22 スズキSV650
主要諸元
【’22 SUZUKI SV650】■水冷4ストV型2気筒DOHC4バルブ 645cc 72ps/8500rpm 6.4kgf-m/6800rpm ■199kg シート高785mm 14L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●価格:80万3000円 ●色:マットブラックメタリックNo.2 グラススパークルブラック/ブリリアントホワイト グラススパークルブラック [写真タップで拡大]
ライディングポジション
シート高を785mmに抑え、足着きに干渉する前端部と周辺フレームを細身にまとめ上げたおかげで両足ともかかとが着く。ハンドル幅も絞られており、かなりコンパクトな姿勢を取れる。[身長174cm/体重63kg] [写真タップで拡大]
エンジン
代名詞とも言える645ccの水冷90度Vツインエンジン。1999年に初代SV650が登場して以来同じ基本設計を受け継いでいるが、技術進歩に応じてチューンナップを繰り返し最適化を続けてきた。最新の’22モデルではユーロ5をクリア。 [写真タップで拡大]
シャーシ
足まわり
フロントブレーキはトキコの4ピストンキャリパーとφ290mmのフローティングディスクを組み合わせ、十分な制動力とコントロール性を確保。フロントフォークはφ41mmの正立タイプでアジャスト機構は備えていない。リヤブレーキはニッシンのピンスライド1ピストンキャリパーとφ240mmのソリッドディスク。ABS介入時の自然な制動が好印象だった。 [写真タップで拡大]
主要装備
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