スズキは欧州イタリアで、名作と呼び声高い645ccV型2気筒エンジンを搭載するスポーツネイキッド「SV650」にニューカラーを設定した。2年ぶりの新色は、従来のブラックのほかブルーとグレーを新たに導入し、ホイールとフレームの色の組み合わせで彩りを増している。
日本での登場も期待! それぞれの色が『ラスベガス』『ロンドン』『ドバイ』を名乗る
スズキの傑作エンジンを搭載するミドルクラスのVツインスポーツ「SV650」に新色が登場した! といってもイタリアでの話だが、従来の流れからすれば欧州各地域で展開したのち、日本でも同じ新色が導入される可能性は高そうに思える。
1998年にSV400、1999年に初代SV650が発売されて以降、元気がよく扱いやすいエンジンとニュートラルなハンドリング、そしてお財布に優しい価格で欧州を中心に絶大な支持を集めてきたスズキのミドルVツインスポーツ。幾度かのモデルチェンジを繰り返し、途中で“グラディウス”を名乗ったりしながら、現行世代のSV650が登場したのは2016年だった。
欧州のみならず北米や日本でもクロウト受けするキャラクターで根強い人気があり、2018年にはカフェレーサースタイルのSV650Xを追加、そして欧州では2021年モデル、日本仕様では2022年モデルで、それぞれ最新の排出ガス規制に適合している。
このたび登場した新色は、ブルーラスベガス(BLU LAS VEGAS)、ロンドングレー(GRIGIO LONDRA)、ブラックドバイ(NERO DUBAI)と名付けられ、ブルーとブラックにはゴールドフレーム&ゴールドホイール、グレーには車体同色のフレーム&赤ホイールが組み合わせてある。参考現地価格は6890ユーロ(日本円換算約96万円/8月31日現在)だ。
SUZUKI SV650[2023 EU model]
主要諸元■全長2235 全幅760 全高1090 軸距1445 シート高785(各mm) 車重200㎏(装備)■水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ 645cc 73.42ps/8500rpm 6.53kg-m/6800rpm 変速機6段 燃料タンク容量13.8L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ※諸元はイタリア仕様
以下、欧州2021年モデル(参考)
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