●まとめ:ヤングマシン編集部 ※情報更新日:2022年10月7日
伝統を守りつつ装備などは現代的に
スポーティな走りが評判を呼び、’50~’60年代にはベスパと人気を二分したのがイタリアのランブレッタ(LAMBRETTA)だ。現在はネオクラ的なデザインのスクーターブランドとして知られ、1947年には最初のスクーターを発表している。
実は’17年に、約半世紀ぶりに復活。KTMなどでおなじみのキスカデザインが担当した伝統のスチールモノコックは、懐かしくも現代的。航空技術を駆使して超薄型鋼板を組み合わせ、軽やか&パワフルな走りが楽しい。
主軸であるVスペシャルシリーズをみても灯火類はすべてLED化しており、レトロなメーター部には液晶モニターも設置。グロープボックスにはUSBチャージャーも装備するなど、伝統と最新技術をうまく融合。’22ではマットグリーンにマットブラック、鮮やかなイエローなど新色を設定。
また’22後期のトピックはニューモデルの登場について。’19年のミラノショーでお目見えしたG325スペシャルがG350と名前を変えてデビュー。Vスペシャル同様のネオクラシックモデルであり330.1ccエンジンを搭載する新フラッグシップだ。
モダンに洗練されたX300も新発表。セミモノコックとされたボディのデザインはエッジの効いたシャープなもの。ブルートゥースにキーレスエントリーなど装備も最新だ。
どちらのモデルも、’23年の春には日本導入が予定されているぞ。
ランブレッタ 最新モデルの動向
- 優れた動力性能で知られた老舗
- 現在も伝統と最新技術を融合
- USBチャージャーなど装備も充実
- ’23からネオクラ新頂点モデル発売
- モダンデザインの新型も登場するぞ
ランブレッタ ラインナップ
スクーター
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