ホンダ400X [’22後期 新型バイクカタログ]:フロント19インチのミドルクロスオーバー

ホンダ400X [’22後期 新型バイクカタログ]

●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司 田宮徹 宮田健一) ※情報更新日:2022年8月30日

ホンダ400X 概要

エンジンと車体の基本部をCBR400Rと共用。デビュー当初はより共通部品が多かったが、’19年の熟成で差別化が図られ、前輪は17→19インチ径となり、リヤサスのストローク増も図られた。’22年1月にも改良され、CBR400Rと同じくフロントフォークがショーワ製SFF-BPに変更されたことで倒立に。前ブレーキはアキシャルマウントキャリパーのままダブルディスク化され、スイングアームの剛性最適化やフロントホイールの軽量化も施された。さらに400Xのみ、ヘッドライト配光が最適化され、ウインカーにポジションランプ機能が追加された。

’22 ホンダ400X

主要諸元

【’22 HONDA 400X】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 399cc 46ps/9000rpm 3.9kg-m/7500rpm ■車重199kg シート高800mm 17L ■タイヤサイズF=110/80R19 R=160/60R17 ●色:パールグレアホワイト マットバリスティックブラックメタリック ●価格:85万8000円

’22年1月のマイナーチェンジではカラー&グラフィックも刷新。ホワイト/マットブラックの2色展開だ。

ライディングポジション

アドベンチャーを意識した400Xのライディングポジションは立ち姿勢にも対応可能。足着きは良好で、調節可能なスクリーンにより防風効果にも優れる。[身長175cm/体重62kg]

足まわり

’22年1月のマイナーチェンジでフロントサスペンションにSFF-BPを新採用し、フロントブレーキはアキシャルキャリパーのままダブルディスク化された。前輪は’19モデルから19インチ化している。

主要装備

’19モデルからハンドルはテーパータイプを採用し、切れ角は3°増やした38°に設定し直している。スクリーンは調整可能。

フル液晶表示タイプのメーターはCBR400Rと同仕様。その下部に純正アクセサリーのLEDフォグランプ追加用スイッチケースを備える。

兄弟機のCBR400Rとは異なり、400Xの燃料タンク容量(17L)は’13年のデビュー以来変更されていない。

座面の広いシートはキーロックで取り外し可能な前後一体式。ヘルメットホルダーは携帯工具の中のワイヤーを使用するタイプで、シート裏面には書類入れがある。


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