●まとめ:ヤングマシン編集部 ※本記事では原則として、記事作成/更新時点で車両メーカーから国内販売がアナウンスされている公道走行可能車両を対象としています。
ベンリィe:II/プロ 概要:個人購入も可能! “働く電動バイク”の原二版
ビジネス用途で活躍するベンリィシリーズの電動版モデル、ベンリィe。原付一種版がe:Iであり、原付二種版がe:IIだ。心臓部は”96V系EVシステム”を採用。リチウムイオンバッテリーを使用、着脱可能なホンダモバイルパワーパックe:を2個直列接続させたもの。60kgフル積載で12°の登坂性能を実現し、走行可能距離は55kmとしている。モーターはビジネスユースモデルとして、メンテナンス性向上のためユニット化。バスケット/大型キャリア/ナックルガード装備のプログレードもラインナップする。
法人向けの販売/リースがメインだったが、2023年6月1日より個人向けの販売がスタートしている。2024年についても、両グレードとも車両に変更点はなく継続販売だ。
2024 ベンリィe:II[STD]:よりスマートな印象の標準グレード
ベンリィe:II系のスタンダードとなるのがこのグレード。シリーズ共通の装備としてはLEDヘッドライト、液晶メーター、コンビブレーキや大型のリヤデッキが特徴。電動車らしく、後進アシスト機能もある。販売開始した2020年から、変更点なく継続販売されている。
ホンダは、1994年に原付一種の「ホンダCUV ES」そして2010年に同じく原付一種の「EV-neo(イーブイ ネオ)」、さらに2018年11月に発売された「PCX ELECTRIC(エレクトリック[…]
2024 ベンリィe:IIプロ:配達業務にも便利な装備が多数
ふたつ折りの新聞束を、前後に並べて積めるサイズとしたキャリアなど配達業に向けた装備を多数採用。大型フロントバスケット、フットブレーキ、ナックルガードのほかリヤブレーキロックノブもこのグレード特有の装備。
前1輪/後2輪「ジャイロ&ジャイロキャノピー」が加わった「Honda e: ビジネスバイク」シリーズ ホンダは、交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack(モバイルパワーパック)[…]
2024 ベンリィe:II/プロの主要諸元
ベンリィe: I/プロ/ベンリィe: II/プロ
ベンリィe: I ※【 】内はプロ | ベンリィe: II ※【 】内はプロ | ||
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車名・型式 | ホンダ・ZAD-EF07【ホンダ・ZAD-EF08】 | ホンダ・ZAD-EF10【ホンダ・ZAD-EF11】 | |
全長(mm) | 1,820【1,840】 | ||
全幅(mm) | 710【780】 | ||
全高(mm) | 1,025【1,050】 | ||
軸距(mm) | 1,280 | ||
最低地上高(mm)★ | 115 | ||
シート高(mm)★ | 710 | ||
車両重量(kg) | 125【130】 | ||
乗車定員(人) | 1 | ||
最小回転半径(m) | 1.9 | ||
原動機型式 | EF07M | EF10M | |
原動機種類 | 交流同期電動機 | ||
定格出力(kW) | 0.58※1 | 0.98※2 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 2.8[3.8]/3,000 | 4.2[5.7]/3,900 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 13[1.3]/2,000 | 15[1.5]/1,500 | |
一充電走行距離*(km) 国土交通省届出値 | 100(30 km/h定地走行テスト値)〈1名乗車時〉 | 55(60 km/h定地走行テスト値) 〈1名乗車時〉 | |
タイヤ | 前 | 90/90-12 44J | |
後 | 110/90-10 61J | ||
ブレーキ形式 | 前 | 機械式リーディング・トレーリング | |
後 | 機械式リーディング・トレーリング | ||
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 | |
後 | ユニットスイング式 | ||
フレーム形式 | アンダーボーン | ||
動力用バッテリー | Honda Mobile Power Pack e:(2個)※3 |
ベンリィe:II/プロ:関連リンク
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