国産メーカーによる電動バイク展開は、某人気テレビ番組でおなじみヤマハの原付一種・E-ビーノと、リース専用の原付二種ホンダPCXエレクトリックというラインナップだったが、’20年からはビジネス向けにホンダの「ベンリィe:」と「ジャイロe:」が加わることになった。
●文:沼尾宏明、宮田健一 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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ヤマハ E-ビーノ:某TV番組でおなじみ、電動バイクの定番車
航続距離29㎞のコミューターとして発売された電動レトロスクーター「E-ビーノ」。シート下トランクにスペアバッテリーを収納することも可能。今なら補助金制度も利用できておトクに購入できる。
ホンダ PCXエレクトリック:着脱式バッテリー×2のパワフル原付二種
リース販売のみとなる「PCXエレクトリック」。着脱式のリチウムイオンバッテリーをシート下に2個収め、定格0.98kW&最大4.2kWのパワーを発揮して、一充電あたり41kmの走行距離を実現した。充電はプラグインと専用充電の2通りが行える。
ホンダ ジャイロ e::航続距離はPCXエレクトリックの2倍!?
PCXエレクトリックに続き、ホンダは2019東京モーターショーで着脱式バッテリーユニットを搭載したビジネス向け電動コミューターを発表。原付一種を想定した定格出力0.6kW以下となる見込みで、航続距離はPCXエレクトリックの2倍程度になりそう。キャリアは往年のジャイロアップと同様のタイプでXとは異なる。
ホンダ ベンリィ e:シリーズ:原付一種&原付二種モデルが’20年4月発売予定
ジャイロe:と同時に発表された二輪版「ベンリィe:」。フロントまわりのデザインは共通だがリヤまわりは大きく異なり、ナックルガード装備やフットブレーキなど細かな違いも。ACC電源ソケットの位置も異なっている。
ジャイロe:に先行して、’20モデルが市場に投入されることになった。法人向けとして原付一種の「ベンリィe: I/プロ」と原付二種の「ベンリィe: II/プロ」の4車種展開。プロには大型フロントバスケット、大型リアキャリア、ナックルバイザー、フットブレーキが標準装備される。
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