●まとめ:ヤングマシン編集部 ●情報更新日:2023年8月23日
目次
ホンダCBR600RRモデル概要
先代モデルをベースにトラクションコントロールやスロットルバイワイヤー、フルカラーメーターに全灯火LED化など電子制御面を大幅に強化して’21に登場。アッパーカウルにはウイングレットも装備して空力性能をとことんまで追及しているのも特徴だ。センターアップマフラーは今となっては貴重な個性だ。
ホンダCBR600RR試乗インプレッション
※2021年5月11日公開記事より
599ccの水冷並列4気筒エンジンの基本設計は、従来型から踏襲されたものだ。ただし、ピストン、クランク、カムシャフト、シリンダーヘッドといった主要部分が新たに設計され、121ps/14000rpmの最高出力を得ている。従来モデルのフルパワー仕様は、114.6psだった。
既述の通り、レースありきの改良が施されながら、街中での扱いやすさは犠牲にしていない。低回転域のフレキシビリティはスーパースポーツの中では群を抜き、大幅に向上。ネイキッドやツアラーを引き合いに出しても相当なレベルにある。実際、6速3000rpmといった領域からでもスロットルひとつで難なく加速してみせ、操作を少々サボッても幅広いトルクバンドがカバーしてくれる。
このイージーさが街中はもちろん、ロングツーリングで効く。どんな回転域、どんな速度域でも振動はほとんどなく、快適性に貢献。排気音はそれなりに高周波ながら耳障りになるようなものではない。
ホンダCBR600RRの主要諸元
CBR600RR | |||
---|---|---|---|
車名・型式 | ホンダ・2BL-PC40 | ||
全長(mm) | 2,030 | ||
全幅(mm) | 685 | ||
全高(mm) | 1,140 | ||
軸距(mm) | 1,375 | ||
最低地上高(mm)★ | 125 | ||
シート高(mm)★ | 820 | ||
車両重量(kg) | 194 | ||
乗車定員(人) | 2 | ||
燃料消費率*1 (km/L) | 国土交通省届出値: 定地燃費値*2 (km/h) | 23.5(60)〈2名乗車時〉 | |
WMTCモード値★ (クラス)*3 | 17.3(クラス 3-2)〈1名乗車時〉 | ||
最小回転半径(m) | 3.2 | ||
エンジン型式 | PC40E | ||
エンジン種類 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒 | ||
総排気量(cm³) | 599 | ||
内径×行程(mm) | 67.0×42.5 | ||
圧縮比★ | 12.2 | ||
最高出力(kW [PS] /rpm) | 89[121]/14,000 | ||
最大トルク(N・m [kgf・m] /rpm) | 64[6.5]/11,500 | ||
燃料供給装置形式 | 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-DSFI)〉 | ||
使用燃料種類 | 無鉛プレミアムガソリン | ||
始動方式★ | セルフ式 | ||
点火装置形式★ | フルトランジスタ式バッテリー点火 | ||
潤滑方式★ | 圧送飛沫併用式 | ||
燃料タンク容量(L) | 18 | ||
クラッチ形式★ | 湿式多板コイルスプリング式 | ||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | ||
変速比 | 1速 | 2.615 | |
2速 | 2.000 | ||
3速 | 1.666 | ||
4速 | 1.444 | ||
5速 | 1.304 | ||
6速 | 1.208 | ||
減速比(1次★/2次) | 2.111/2.562 | ||
キャスター角(度)★ | 24°06′ | ||
トレール量(mm)★ | 100 | ||
タイヤ | 前 | 120/70ZR17M/C(58W) | |
後 | 180/55ZR17M/C(73W) | ||
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ダブルディスク | |
後 | 油圧式ディスク | ||
懸架方式 | 前 | テレスコピック式(倒立サス ビッグ・ピストン・フロントフォーク) | |
後 | スイングアーム式(ユニットプロリンク) | ||
フレーム形式 | ダイヤモンド |
ホンダCBR600RR関連リンク
ホンダCBR600RRを購入したい! 車両販売情報はこちら
このバイクの販売価格/店舗在庫を調べる→
powered by Webike
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
- 1
- 2