
●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司 田宮徹 宮田健一) ※情報更新日:2022年8月11日
ホンダCBR600RR 概要
生産終了となっていた先代モデルをベースに、トラクションコントロールや電子制御スロットル/フルカラーメーター/全灯火LED化など、大幅に電脳化して2020年に復活。アッパーカウルサイドにウイングレットも装備している。新排出ガス規制には未対応で、今秋以降の去就は不明のままだ。
’20 ホンダCBR600RR
主要諸元
【’20 HONDA CBR600RR】■水冷4スト並列4気筒DOHC4 バルブ 599cc 121ps/14000rpm 6.5kg-m/11500rpm ■194kg シート高820mm 18L ■タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ■クイックシフター(アップ&ダウン/オプション) ●色:グランプリレッド ●価格:160万6000円 [写真タップで拡大]
ライディングポジション
シート形状はスリムで足着きも良好。シートとハンドルも近く、小柄なライダーでもラクに乗りこなせる一方で、シート前後の自由度も高いので大柄なライダーも扱える。[身長:174cm/体重63kg] [写真タップで拡大]
エンジン/パワーユニット
カムシャフト/バルブスプリング/クランクシャフトといったムービングパーツの設計を見直し材質も変更。エンジンの高出力高回転化に成功した。吸気ポートやバルブタイミングの変更、スロットルボディの口径拡大など大小様々の改良も施し性能を底上げ、扱いやすさも向上している。 [写真タップで拡大]
【後輪の浮き上がりを防ぎ旋回中の制動もフォロー】IMUからの情報をもとにABS制御がひときわ緻密に。ハードブレーキング時にも後輪の浮き上がりを防ぐリヤリフト抑制制御を備えているほか、旋回中のブレーキングでもバンク角に応じてブレーキ圧を制御。車体姿勢を乱しにくい。 [写真タップで拡大]
足まわり
【スイングアーム&リヤサスペンション】スイングアームは板厚などを変更しながら全体の剛性バランスが見直されている。従来モデルから150g軽量化されており運動性能が向上。新型もユニットプロリンクサスペンションを踏襲した。 [写真タップで拡大]
主要装備
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