
●文:ヤングマシン編集部 ※情報更新日:2022年11月16日
ヤマハE01 車両概要
ヤマハ国内初の原付二種クラスEVとなる「E01」が、実証実験モデルとして格安のリースにて市場に投入された。3GやLTE回線で走行距離や走った区間など、利用者の使用状況や車両情報を収集して、今後のEVモデル開発に活かすのが目的だ。出力は8.1kW(約11ps)で、NMAXと同等もしくはそれ以上の加速性能を発揮。3種の走行モードやトラクションコントロールを装備し、エンジンブレーキの感覚を再現した回生ブレーキや、取り回しに便利なリバース機能も備わる。
’22 ヤマハE01
主要諸元
【’22 YAMAHA E01】■交流同期電動機 定格出力0.98kW 最高出力8.1kW(11ps)/5000rpm 最大トルク3.1kg-m/1950rpm リチウムイオン電池/ESB5 電圧/容量87.6V 56.3Ah(3HR) 充電時間約1~14時間(充電方式による) ■タイヤサイズF=110/70-13 R=130/70-13 ●リース料:2万円/月 ●第2期募集期間:2022年11月18日〜11月27日 ●第2期受け取り期間:2023年2月1日〜2月28日 ●利用期間:車両受け取り日から3か月間
動力装置
二輪車専用に開発した高回転型空冷永久磁石埋込型同期モーターは、独自の平角太巻き線技術と、鋳造/加工技術を融合して高効率化。静粛性の高いベルトドライブで後輪を駆動。
駐輪時の充電しやすさを考慮し、充電コネクターを車両前面に配置。標準装備の100Vで使えるポータブル充電器(約14時間で0→100%充電)はシート下トランクに収納できる。
写真は200V電源を利用する普通充電器(約5時間で0→100%充電)で、こちらも車体と同様にリース(料金は別途)される。
主要装備
縦型のマルチファンクションメーターは速度計の他にバッテリー残量/残走行距離/充電状況などを表示。1充電走行距離は104km(日本仕様60km/h定地走行テスト値)。
’22 ヤマハE01 諸元表
認定型式/原動機打刻型式 | ZAD-SY13J/Y810E |
---|---|
全長/全幅/全高 | 1,930mm/740mm/1,230mm |
シート高 | 755mm |
軸間距離 | 1,380mm |
最低地上高 | 140mm |
車両重量(バッテリー装着) | 158kg |
1充電走行距離 | 104km※1 |
最小回転半径 | 2.1m |
原動機種類 | 交流同期電動機 |
定格出力 | 0.98kW |
最高出力 | 8.1kW(11PS)/5000 r/min |
最大トルク | 30N・m(3.1kgf・m)/1,950 r/min |
バッテリー種類/型式 | リチウムイオン電池/ESB5 |
バッテリー電圧/容量 | 87.6V,56.3Ah(3HR) |
満充電時間 急速充電装置 | 約1時間※2 |
満充電時間 普通充電装置 | 約5時間※2 |
満充電時間 ポータブル充電装置 | 約14時間※2 |
駆動方式 | ベルト |
1次減速比 | 3.263 (62/19) |
フレーム形式 | バックボーン |
キャスター/トレール | 26°30′/90mm |
タイヤサイズ(前/後) | 110/70-13M/C 48P(チューブレス)/130/70-13M/C 63P(チューブレス) |
制動装置形式(前/後) | 油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ |
懸架方式(前/後) | テレスコピック/スイングアーム |
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ | LED/LED |
乗車定員 | 2名 |
※1:日本仕様車60km/h定地走行テスト値。各国仕様により数値は異なる。また、実航続距離は走行条件により変動する。※2環境により変動する。急速充電は残量0%→90%の充電時間。バッテリー保護のため、残量90%で充電が停止する。
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