
2026年1月、ついに国内で発売されたヤマハのフルサイズオフローダー「WR125R」。圧倒的な燃費と本格的な走破性を備えたこのマシンに、心を躍らせている方も多いだろう。しかし、「875mmのシート高で足つきは大丈夫か」「長時間のダート走行で疲れないか」といった不安はないだろうか。本記事では、WR125Rの魅力的な基本性能を解説しつつ、あなたの走りを劇的に快適かつ安全に変える、厳選されたカスタムパーツを紹介する。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:テクニクス
待望のフルサイズ! WR125Rがもたらす「給油を忘れる」冒険の旅
2026年1月30日に国内発売を迎えたヤマハの新型「WR125R」。125ccクラスでありながら、本格的なオフロード走行と日常のオンロード走行を両立するフルサイズトレールバイクだ。
そのマシンの心臓部には、可変バルブ機構(VVA)を備えた水冷単気筒エンジンが搭載されている。走行状況に応じて2つの吸気カムが切り替わることで、低回転の粘り強さと高回転の伸びやかさをシームレスに両立している。そして何よりライダーにとって恩恵が大きいのが、WMTCモードで44.8km/Lという驚異的な燃費性能である。8.1Lの燃料タンクと組み合わせれば、計算上の航続可能距離は優に360kmを超える。
この「360km超」という数字は、単なるカタログスペックではない。ガソリンスタンドが極端に少ない山奥の林道へ足を踏み入れる際、「あとどれぐらい走れるだろうか」というガス欠の恐怖からあなたを解放してくれる、大きな安心感そのものといえよう。
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純正サスの「突き上げ感」を解消し、上質な乗り心地へ
WR125Rは素晴らしいポテンシャルを秘めているが、サスペンションのプロフェッショナルであるTechnixによれば、純正のリアショックには少し気になる特性があるという。初期の動きは柔らかいものの、ストロークの中間から奥にかけて急激に減衰力が立ち上がるため、ライダーは硬さや突き上げ感を感じやすいのだ。
これは、長時間の林道ツーリングにおいては、腰へのダイレクトな負担や疲労の蓄積に直結してしまう。そこでおすすめしたいのが、Technixの「TGR TEC-1.1 PERFORMANCE SHOCK」(税込7万9200円)へのアップグレードである。このリアショックは、ストローク全域をスムーズに使えるよう特性が最適化されており、嫌な突き上げ感を劇的に軽減してくれる。
サスペンションがしなやかに動くようになると、荒れた路面でもタイヤがしっかりと地面に吸い付き、圧倒的な路面追従性と安定感が生まれる。リアの動きが自然になることで、これまで感じていたフロントフォークの突っ張り感も和らぐというから驚きだ。
さらに、フロントフォークに「SKF FORK SEAL」(1個 税込5720円)を組み込めば、よりスムーズな作動を実現できる。これらは、週末のロングツーリングの疲労を取り除き、どこまでも走り続けたくなるような極上の乗り味を提供してくれる必須級のカスタムといえるだろう。
【SKF FORK SEAL】品番:KIT(G/B)-41K
875mmのシート高を克服し、日常使いのストレスをゼロに
WR125Rの本格的な走破性を支えているのが、875mmという強気なシート高である。オフロードをアグレッシブに攻める際には最適なディメンションだが、ストップ&ゴーの多い街中の信号待ちでは、足つきの悪さが「立ちゴケ」の恐怖へと変わり、ライダーにとって大きなプレッシャーになりがちだ。
そんな不安を根本から解消するために、ヤマハからは心強い純正アクセサリーが用意されている。それが「ローダウンリンク」(税込7700円)と「ローダウンシート」(税込1万9800円)である。これらを装着することで、車高を無理なく下げ、足つき性を大幅に改善できる。
両足がしっかりと地面に届くという事実は、毎日の通勤から荒れた林道での足出しターンまで、あらゆるシーンでライダーの心に余裕をもたらしてくれるだろう。
優れた基本設計を持つWR125Rだからこそ、自分の悩みや使い方に合わせたカスタムパーツを適切に選ぶことで、その魅力はさらに輝きを増す。自分だけの最高の一台を作り上げ、自由な冒険の世界へと走り出そう。
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