
SP武川よりカワサキ・エリミネーター/SE(8BL-EL400A)専用の「LEDフォグランプキット3.0(950)」が登場。価格は2万350円(税込)。消費電力約6.5Wで高輝度を実現し、カラーはホワイトと悪天候に強いレモンイエローの2色展開。ラジエター横への専用設計でカウル加工は不要(ギボシ加工要)となっている。夜間の視認性向上に貢献するお役立ちパーツだ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:SP武川
郊外や悪天候時の視認性悪化問題
普通二輪免許で乗れる400ccクラスにおいて、レブル250と並び圧倒的な支持を集めているカワサキ・エリミネーター。ニンジャ400由来の398cc並列2気筒エンジンがもたらす48psの高回転パワーと、シート高735mmという足つきの良さを両立したロー&ロングフォルムは、初心者からベテランまで幅広い層を魅了している。
しかし、どれほど優れた車体であっても、夜間走行時の視界確保はライダーにとって永遠の課題である。純正のLEDヘッドライトも十分な性能を持っているが、街灯の少ない郊外や悪天候時においては、さらなる照射範囲を求める声も少なくない。そこで注目したいのが、SPECIAL PARTS TAKEGAWA(SP武川)から登場した「LEDフォグランプキット3.0(950)」だ。
バッテリー負担を抑える6.5Wの低消費電力
追加の電装部品を装着する際、もっとも懸念されるのが車両の発電量とバッテリーへの負担だろう。この製品に採用されているLEDチップは、高輝度でありながらわずか約6.5Wの低消費電力を実現している。これは、一般的なウインカーバルブよりも低い電力要件であり、エリミネーターの純正電装系に過度な負担をかけることなく、確実な光量アップを可能にする数値だ。
悪天候に強い「レモンイエロー」の恩恵
本キットには、ヘッドライトと同系の「ホワイト」に加え、「レモンイエロー」の2色がラインナップされている(単色発光・切り替え不可)。とくにイエロー光は、雨や霧、雪といった悪天候時において路面からの反射率が低く、乱反射(グレア)を抑えてしっかりとアスファルトを照射する特性を持つ。
これにより、悪天候時の視認性が劇的に向上すると同時に、対向車や歩行者に対する自車の被視認性も高まり、事故防止に大きく貢献してくれるのだ。
カウル加工不要の専用マウント設計
汎用のフォグランプを装着する場合、ステーの自作やカウルへの穴あけ加工が必要になるケースが多い。しかし、本製品はエリミネーターの車体構造に合わせた専用設計となっている。
ラジエターのサイドカバーボルト部分を利用してマウントするため、カウルへの不可逆的な加工を一切必要とせず、スマートな車体へのフィッティングを実現している。また、インジケーターランプを内蔵したON/OFFスイッチが付属しており、手元で点灯状態を瞬時に把握できる実用性も備えている点は見逃せない。
カスタム車の場合は取り付けに注意が必要な場合もあり
本キットは、エリミネーター(8BL-EL400A)およびエリミネーターSE(8BL-EL400A)のノーマル車両に適合する。専用設計ゆえに取り付けのハードルは低く抑えられているが、配線接続においてギボシの取り付け加工が必要となる点は留意されたい。また、ラジエターコア部分に他社製のコアガード等をすでに装着している場合は、ステーが干渉して取り付けできないため、購入前の確認が必須だ。
安全性の確保からすればお値打ちな設定価格
SP武川の「LEDフォグランプキット3.0(950)」は得られる安全性のマージンからすると、価格は税込2万350円とお値打ちの設定だ。ドレスアップ目的だけでなく、純粋に夜間走行における視界の拡張と、他車へのアピールという「予防安全」も果たせる一品。夜道を走る機会が多いエリミネーターオーナーであれば、導入を検討する価値は十分ありそうだ。
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