
●文:ヤングマシン編集部 ※情報更新日:2022年10月18日
ホンダ スーパーカブ110/プロ 概要
世界生産累計1億台を超えるベストセラーのスーパーカブ。110が新たに搭載する平成32年排出ガス規制適合のエンジンは、モンキー125などの最新ロングストロークエンジンをボアダウンした仕様。最大トルクをアップしながら燃費をWMTCモードで67.9km/Lに向上させている。前後ホイールをキャストに変更してチューブレスタイヤを装着し、フロントブレーキをディスク化&シングルチャンネルABSも装備。メーター内にギヤポジションや時計等を表示する液晶パネルを新設。フロントバスケット&大型リヤキャリア装備のプロも同時に刷新した。
’22 ホンダ スーパーカブ110/プロ
主要諸元
【’22 HONDA SUPER CUB 110】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 109cc 8.0ps/7500rpm 0.9kg-m/5500rpm ■車重101kg(装備) シート高738mm 4.1L ■タイヤサイズF=70/90-17 R=80/90-17 ●色:グリントウェーブブルーメタリック タスマニアグリーンメタリック パールフラッシュイエロー バージンベージュ クラシカルホワイト ●価格:30万2500円 ●発売日:’22年4月14日
ライディングポジション
’22モデルは、チューブレスタイヤ採用に伴い、シート高がプラス3mmの738mmとなったが、旧型と比べて体感できるほどの差はない。[身長177cm/体重66kg]
エンジン
新型の横置き空冷単気筒は、同系ユニットを積む現行モンキーやC125らと同様にロングストローク設定/圧縮比アップ/触媒の大型化などで令和2年排ガス規制に適合した。新型は1速がローギヤードとなり、ほかは若干ハイギヤード&ワイド化。
足まわり
ワイヤースポークの旧型に対し、新型はC125と似たY字スポークのキャストホイールを履く。フロントのみディスクとABSも獲得した。タイヤはチューブレスのIRC製NF63B/YとNR94L。バネ下重量の変化に伴い、前後サスペンションともスプリングレートと減衰力設定を最適化した。
主要装備
’22モデルのメーターには液晶パネルを採用。画面左上のボタンを押すごとに、オド→トリップ→時計→平均燃費と表示を切り替え可能。加えてバー式の燃料計とギヤポジションも常時表示。特にギヤポジションは旧型オーナーにとって垂涎の装備だろう。指針は透過式となり、メインスイッチをオンにすると針が振り切れる演出が。
フロントのディスク化によってマスターシリンダーが追加され、カバー上に露出。これに伴い、ミラーの取り付け位置などが手前になった。ブレーキレバーも変更されている。
ロックのないシート下に燃料タンクが鎮座。容量は旧型4.3Lに対し、新型は4.1L。燃料蒸発ガスの回収機能を追加したため、容量が若干減少した。
キックアームを標準で備える。新型ではラバー付きで滑りにくくなり、形状も変わった。タンデムステップは角型のシェイプ形状から、やや長い棒タイプに変更。
大型で使い勝手が優秀なリヤキャリアは、銀→ブラック仕上げに。新旧クロスカブ110と共通品だ。ビジネスバイク的な雰囲気が薄らぎ、よりオシャレになった。
’22 スーパーカブ110 プロ
【’22 HONDA SUPER CUB 110 PRO】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 109cc 8.0ps/7500rpm 0.9kg-m/5500rpm ■車重109kg(装備) シート高740mm 4.1L ■タイヤサイズF=70/100-14 R=80/100-14 ●色:セイシェルナイトブルー ●価格:34万6500円 ●発売日:’22年4月14日
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