![ヤマハXSR700](https://young-machine.com/main/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司 田宮徹 宮田健一) ※情報更新日:2022年7月11日
ヤマハXSR700 概要
MT-07の使いやすさとスポーツバイクとしてのポテンシャルの高さはそのままに、レトロな装いでまとめあげたヘリテイジネイキッド。’22でモデルチェンジを行い、新排出ガス規制に対応すると同時に、丸1眼のヘッドライトやウインカーをLED化し、タンク&ラジエターのサイドカバーやライトステーをアルミ製に替えて質感が大きく高められた。車体は基本的に先代から踏襲しているが、フロントブレーキ径はφ282→298mmへと拡大。これに合わせてフロントフォークのアウター形状も変更されている。またタイヤ銘柄も新しくなった。車体色にはホワイトとブラックの2色が用意され、タンクにはRZ350風のストライプがあしらわれているのも話題のひとつだ。
’22 ヤマハXSR700
主要諸元
【’22 YAMAHA XSR700】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ688cc 73ps/8750rpm 6.8kgm/6500rpm ■188kg シート高835mm 13L ■タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:93万5000円
【カラーバリエーション】車体色はラジカルホワイトとブラックメタリックXの2タイプで、価格は共通。ブラックはホイールがゴールド仕上げだ。
ライディングポジション
XSR700はシート高835mmと高めだが、車体がスリムで足もまっすぐ下に伸ばせるので両足指がしっかり着く。ポジションはほとんど前傾なしの直立スタイルだ。[身長168cm/体重61kg]
エンジン
MAX73psを発揮するエンジンは’22でユーロ5に対応したが、エンジン本体へはほとんど手が入らず、FIと吸排気系の見直しだけで適合できたという。
足まわり
ブレーキディスクは従来より16mm大径化されてスポーティな走りに磨きをかけた。またタイヤはミシュランのスポーツツーリングラジアルであるロード5となった。
主要装備
ヘッドライトは待望のLED 化が行われ、ハウジングも新デザインとなって、従来よりもモダンな雰囲気に。上下2段式でロービームでは上側のみ点灯。ハイビームでは両方が点灯する。
ウインカーもLED化。フロント側はマウント位置も従来のヘッドライト脇からMT-07と同じラジエターサイドへと変更。リヤ側は従来通りナンバープレートステー脇となる。
メーターは’22で反転液晶にグレードアップ。速度計の上にギヤポジションインジケーター、外周に沿うようにバーグラフ式のタコメーターがレイアウトされている。
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