
生産終了から早3年以上。ホンダの象徴とも言える「400cc・4気筒」が、海を越えた中国・重慶の地で復活した。現場で公開されたのは500cc版だが、日本国内での商標登録状況から400cc版の国内導入は確実視されている。ティーザー公開から衝撃のワールドプレミア、そして詳細スペック、カラバリの判明まで。これまでの動きを時系列で振り返り、来るべき日本仕様の登場まで期待を高めておこう。
●文:ヤングマシン編集部
2025/9/16:衝撃のシルエットティザー公開
中国のSNS『微博』で「新しい命を創造する」というメッセージとともに、丸目ネイキッドのシルエットが公開された。画像の解析からは、丸型ヘッドライトやダブルホーンといった伝統的なディテールに加え、TFTメーターや倒立フォークといった現代的な装備が見て取れた。
これに先立ち、2025年7月末には日本国内で本田技研工業より「CB400 SUPER FOUR」の商標が出願されていたことが判明しており、まさに「CB400復活」のカウントダウンの始まりを感じさせる出来事だった。
日本仕様が出れば車名はスーパーフォアになるか ホンダの名車CB400スーパーフォアが生産終了になって今年ではや3年目。入れ替わるようにカワサキから直列4気筒を搭載する「Ninja ZX-4R」が登場し[…]
2025/9/20:新型CB500スーパーフォア世界初公開
そして迎えた重慶モーターサイクルショー。そこでベールを脱いだのは、新設計の並列4気筒DOHCエンジンを搭載した「CB500スーパーフォア」だった。排気量は502cc、外観は往年のスペンサーカラーをまといながらも、フレームはダイヤモンド型に進化。
リヤサスペンションもプロリンク式のモノショックとなり、走りのポテンシャルは大幅に引き上げられている。 特筆すべきは「Honda E-Clutch」の採用だ。電子制御スロットルも搭載され、伝統と最新技術が融合した姿は、日本市場向けとして登場するであろう、CB400スーパーフォアの帰還を感じさせた。
新設計の4気筒・502ccエンジンにEクラッチを搭載! ホンダは、中国で開催中の重慶モーターサイクルショーにて新型モデル「CB500スーパーフォア(CB500 SUPER FOUR)」を世界初公開した[…]
2025/9/24:フルカウルスポーツ「CBR500R FOUR」同時発表
驚きはネイキッドだけではなかった。同ショーにて、なんとフルカウルスポーツ版の「CBR500R FOUR」も世界初公開されたのだ。エンジンやメインフレームをCB500SFと共有しつつ、シートレールやタンク、ライディングポジションは専用設計という凝りよう。
デザインはCBR1000RR-R系とは一線を画し、かつてのVFR1200Fを彷彿とさせる未来的な顔つき。日本国内ではすでに「CBR400R FOUR」の商標も出願されており、約30年ぶりとなるホンダ400cc・4気筒フルカウルの復活が現実味を帯びてきた。
新設計の502cc・4気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ ホンダは、中国で開催された重慶モーターサイクルショーにて4気筒エンジン搭載の新型モデル「CBR500Rフォア(CBR500R FOUR)[…]
2026/1/7:CB500SFカラー、「Eクラッチ前提」のエンジン設計判明
そして2026年。とうとうCB500SFのカラーバリエーションが判明した。シルバー、レッド、ブラックの3色が、いずれもスペンサーパターンのグラフィックで展開される。 だが、より重要な情報はその中身だ。搭載される新エンジンは、従来の「後付け」的な構造ではなく、最初からEクラッチの搭載を前提に設計されていることが分かったのだ。
アクチュエーターの配置が最適化され、エンジン左側からプッシュロッドを介して駆動する構造を採用。これによりデザインを損なわず、ニーグリップの邪魔にもならないスマートな搭載を実現している。ホンダの本気度が伝わってくる設計だ。
スペンサーカラーと同じパターンで3色をラインナップ ホンダが昨秋の重慶モーターサイクルショーで発表した、新型4気筒エンジン搭載モデル「CB500 SUPER FOUR」。既報の通り商標が出願されていた[…]
2026/1/29:CBR500R FOURも3色展開、足まわりはKYB製で武装
続いてCBR500R FOURのカラーバリエーションも公開された。「サテンシルバー」「ラヴァレッド」「ナイトブラック」の3色は、CBとは異なる専用グラフィックで個性を主張している。
スペック面でも、倒立フロントフォークがKYB製であることや、ブレーキがラジアルマウントキャリパーであることが確定的となった。タイヤサイズはフロント120/70ZR17、リヤ160/60ZR17を採用。日本での登場時期は2026年春のモーターサイクルショーあたりが濃厚と見られる。国内版400ccの正式発表が待ち遠しい。
スポーティな赤、シンプルな黒と銀 ホンダが昨秋の重慶モーターサイクルショーで発表した、新型4気筒エンジン搭載のフルカウルスポーツ「CBR500R FOUR」。既報の通り商標が出願されていた車名での登場[…]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新型バイク(日本車/国産車))
3人ともCBオーナー。CB1000Fは気になる存在 今回試乗したのは、同じ職場で働く20代の3人。全員がホンダファンで、それぞれCBを所有しています。CB1000Fは3人とも気になっていたモデルだった[…]
エントリーライダーも意識した軽量スリムなシングルスポーツ インドで先行発売されたモデルに仕様変更を加え、ʼ20年4月に新発売されたのが、ネイキッドのジクサー250と基本構造を共有するフルカウルスポーツ[…]
小径ホイールを履くのに安定感が高めなのも魅力 全日本ロードレース選手権第4戦筑波大会では、雨上がりの難しい路面だった予選でトップタイムをマークし、初めてポールポジションを獲得。ところが決勝は、先頭集団[…]
136PSの1098cc並列4気筒ツアラー! 「Ninja 1100SX / SE」2027年モデルが11月14日登場 カワサキは、スポーツツーリングモデルの最高峰となる「Ninja 1100SX」お[…]
136PSの1098cc並列4気筒を誇るフラッグシップ! 「Z1100 / SE」2027年モデルが11月14日登場 カワサキは、スーパーネイキッド「Z」ブランドの旗艦モデルとなる「Z1100」および[…]
最新の関連記事(ホンダ [HONDA])
水平対向6気筒とダブルウィッシュボーンサスがもたらす独創の走り ホンダのプレミアムツアラーとして君臨するゴールドウイングの2027年モデルが北米で発表された。日本国内で展開されるモデル同様に低重心設計[…]
ZGMF-X10Aを再現!フリーダムガンダムのグラフィックワーク 新大洲ホンダの原付二種スクーターラインナップに加わった「NS125FX フリーダムガンダムコラボ限定版」は、劇中機体の配色とメカニカル[…]
3人ともCBオーナー。CB1000Fは気になる存在 今回試乗したのは、同じ職場で働く20代の3人。全員がホンダファンで、それぞれCBを所有しています。CB1000Fは3人とも気になっていたモデルだった[…]
机上航続距離 354.57㎞にどこまで迫れるか !? ワンタンクチャレンジのルール!●完全ガス欠するまでツーリング!●燃費走行&アイドリングストップなし!●一般的なツーリングペースで検証!●マシンのキ[…]
小径ホイールを履くのに安定感が高めなのも魅力 全日本ロードレース選手権第4戦筑波大会では、雨上がりの難しい路面だった予選でトップタイムをマークし、初めてポールポジションを獲得。ところが決勝は、先頭集団[…]
人気記事ランキング(全体)
136PSの1098cc並列4気筒ツアラー! 「Ninja 1100SX / SE」2027年モデルが11月14日登場 カワサキは、スポーツツーリングモデルの最高峰となる「Ninja 1100SX」お[…]
システムトータル出力880馬力、プラグインハイブリッドシステムを採用 918スパイダーの開発にあたり、ポルシェが掲げたコンセプトは「ポルシェ・インテリジェント・パフォーマンス(性能と効率性の高次元での[…]
名車YZF750Rの遺伝子!新色ネオンホワイトが放つグラフィック美学 ヤマハのスポーツヘリテージラインを牽引するXSR900の欧州2027年モデルにおいて、最大のハイライトとなるのが新色「Neon W[…]
最終戦仕様は“バガーレーサー風へ” 前戦・富士ラウンドで大幅な軽量化を行ったフロントカウルに続き、今回投入されたのがクロックワークス製のカーボンウインドシールドだ。本来は上側に反りのあるフレアタイプだ[…]
免許不要で20km/h! 特定小型原付「モペロ ミニカーゴ2」が予約特価で登場 スワロー合同会社は、ペダルを一切漕がずに移動できる特定小型原動機付自転車「モペロ ミニカーゴ2」を発表した。公式オンライ[…]
最新の投稿記事(全体)
初期型ゼファーの第一印象は「遅い!」だった 1989年に発売されたカワサキ・ゼファーは、レーサーレプリカ全盛期にデビューし、その後の「ネイキッドバイクブーム」の立役者となった一台です。 ちなみに「ゼフ[…]
中部地方初の拠点「名古屋BASE」が庄内通にオープン 地下鉄鶴舞線の庄内通駅エレベーター口から徒歩5分というアクセスしやすい場所に、ビークルファンの新拠点「名古屋BASE」が開設された。関東や関西、九[…]
ハンドルブレースは何のためにある? ハンドルブレースとは、バーハンドルの左右をつなぐように取り付けるパーツである。もともとはハンドルの剛性を高める目的で使われてきたが、最近ではスマートフォンホルダーな[…]
「ハイビジミラー」がライダーに選ばれる2つの理由 広角R1000鏡面で死角を低減! 純正ミラーの曲率(R1200〜1300)に対し、よりワイドな視界を確保できるR1000の曲率を採用。コンパ[…]
光と角度で表情を変える「ハイパーシフト塗装」! 125周年の歴史を纏う特別限定車 ロイヤルエンフィールドが創業125周年記念エディションモデルである、「125th Anniversary Editio[…]
- 1
- 2









































