カワサキ新型Z650RSとZ900RS、選ぶならどっちだ!? 実車徹底比較
Z650RSとZ900RSはかなり相似のレトロスポーツモデル。両車に設定された「Z1」50周年記念モデルはどちらも同じ火の玉カラーを纏うこともあり、なおさらそう感じるだろう。とはいえ1台選ぶとすれば軽快な650か、それとも重厚な900か? ルックスの好みはもちろんだが、日頃のバイクの“使い方”に合わせて選ぶのがオススメだ。本記事の各部比較を通じて、自分の好みに合ったマシンを選んでほしい。 やっぱり […]
’18年の登場以来、大ヒットを続けているZ900RSの弟分。兄貴分は並列4気筒だが、こちらは並列2気筒エンジンを積むストリートファイター・Z650がベースで、鋼管トレリスフレームのシートレール角度をRSに最適化。スポークホイールを想起させるホイールも専用品だ。並列2気筒エンジンは、日常で最も多用する3000~6000rpmの性能とフィーリングを最重視しており、それ以上の回転域でも180度クランクらしいスムーズな吹け上がりを味わえる。最大の魅力はカワサキZのDNAを受け継ぐオーセンティックなスタイルで、パラツインのメリットを活かしたスリムな仕上がりも美点。車重はZ900RSより28kgも軽く、軽さと良好なバランスで大型車を食う走りを見せた初代Z650・通称ザッパーの再来と言っていい存在。’22モデル最大の注目作だ。
また、Zシリーズは’22年をもって50周年となる。これを祝し、兄貴たちと同様Z650RSにも初代Zを思わせる特別仕様車が設定された。「火の玉」カラーリング以外にも各部がアニバーサリー仕様にチューンナップされており、発売日はSTDと同日の’22年4月28日。こちらも要チェックだ。
【’22 KAWASAKI Z650RS】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 649cc 68ps/8000rpm 6.4kg-m/6700rpm ■車重188kg シート高800mm 12L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●色:キャンディエメラルドグリーン メタリックムーンダストグレー×エボニー ●価格:101万2000円 ●発売日:’22年4月28日 [写真タップで拡大]
【令和版ザッパー】68ps/8000rpmという数値はベースのZ650と共通。ミッドシップマフラーや湾曲スイングアームも同様だ。丸目のヘッドライトを含め、灯火類は全てLEDを採用。 [写真タップで拡大]
Z650の並列2気筒エンジンをベースモデルとする。6000rpmまでの低中速域ではムラのないトルクカーブを描きつつ、高速域に突入しても伸びがいい。全域を通じて安定感のある出力特性を発揮してくれる。 [写真タップで拡大]
φ41mm正立フロントフォークにホリゾンタルバックリンク式リヤサスペンションを採用。フロントのφ300mmダブルディスクブレーキとリヤのφ220mmディスクブレーキをボッシュ製ABSが高度に制御する。 [写真タップで拡大]
新型車として華々しく登場するZ650RSにもさっそく50周年記念モデル「Z650RS 50thアニバーサリー」が設定された。標準モデルからの主な変更点は下記の通りだ。
・キャンディカラーを独自の技法で重ね塗りした艶やかで深みのあるフューエルタンク塗装
・フューエルタンク上部に印されたZ50周年ロゴ
・サイドカバーにあしらわれた専用のエンブレム
・上質感を高めるシボ入りの専用シート表皮
・標準装備されたグラブバー
【’22 KAWASAKI Z650RS 50th ANNIVERSARY】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 649cc 68ps/8000rpm 6.5kg-m/6700rpm ■車重188kg シート高800mm 12L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●色:キャンディダイヤモンドブラウン ●価格:110万円 ●発売日:’22年4月28日 [写真タップで拡大]
カワサキは、2022年に誕生50周年を迎えるZシリーズに50周年記念モデルを設定。当初の予想ではZ900RSのみだったが、なんとZ650RSにも火の玉カラーが登場した。その名も「Z650RS 50th[…]
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Z650RSとZ900RSはかなり相似のレトロスポーツモデル。両車に設定された「Z1」50周年記念モデルはどちらも同じ火の玉カラーを纏うこともあり、なおさらそう感じるだろう。とはいえ1台選ぶとすれば軽快な650か、それとも重厚な900か? ルックスの好みはもちろんだが、日頃のバイクの“使い方”に合わせて選ぶのがオススメだ。本記事の各部比較を通じて、自分の好みに合ったマシンを選んでほしい。 やっぱり […]
Z900RSが登場してから様々なオーナーさんと話をしてきたが、意外なことにカワサキからの乗り換えはそれほど多くなかった。外車だったり、ビッグネイキッドからのダウンサイジング、スーパースポーツからの乗り換え、特に多いと思ったのは他メーカーのミドルクラスからの乗り換えだった。いかにこのスタイルを待ち望んでいたライダーが多かったかである。そんなZが大好きなユーザーの選択肢にZ650RSが加入。大人気のZ […]
空前の大ヒットとなったZ900RS。2017年の東京モーターショーで発表されて以来、その勢いは衰えることを知らない。年々販売台数を増やしているにもかかわらず発表される新車は争奪戦で、近年のバイクブームの一翼を担っている。そして今シーズン、その大人気の意匠を継承する新たなZが登場。649ccの並列2気筒エンジンを搭載するZ650RSにようやく試乗することができた。 憧れのZが身近な存在に! カワサキ […]
大好評のZ900RSに続いて、’22年4月28日に発売されるカワサキZ650RS。’76年登場のZ650=ザッパーの系譜を間違いなく受け継ぎ、事前情報だけでも業界を沸かせ続けた’22年最注目のモデルだ。本動画ではヤングマシンのメインテスターとしておなじみの丸山浩氏がこのZ650RS、しかも「Z」シリーズ50周年記念のアニバーサリーモデルに試乗。高速からワインディ […]
ビッグバイクの中で、今もっとも人気が集まるヘリテイジクラス。往年のバイクが持つ魅力と現代の技術がもたらす性能が、高いバランスでユーザーニーズにマッチする。’22年の注目はカワサキZ650RSだ。 カワサキ Z650RS/50thアニバーサリー:アニキより約30kgも軽量! スリムな快速ツインZ ’18年の登場以来、大ヒットを続けているZ900RSの弟分。兄貴分は並列4気筒だ […]
Z650RS 概要 ’18年の登場以来、大ヒットを続けているZ900RSの弟分。兄貴分は並列4気筒だが、こちらは並列2気筒エンジンを積むストリートファイター・Z650がベースで、鋼管トレリスフレームのシートレール角度をRSに最適化。スポークホイールを想起させるホイールも専用品だ。並列2気筒エンジンは、日常で最も多用する3000~6000rpmの性能とフィーリングを最重視しており、それ以 […]
カワサキはフラッグシップブランドであるZの誕生50周年を祝う特別仕様モデルを矢継ぎ早に発表し、2022年明けの話題を独占。これに先立ち、年末に公式スペシャルサイト『Z 50th Anniversary Site』をオープンしていた。実はこのサイト、その後も新たなコンテンツが随時投入されるようで……。 アルファベット最後の文字であるZは究極を意味する カワサキは、通称“Z1”こと900 super4 […]
2020年6月26日にホンダ・CT125ハンターカブが発売され、モンキー125やスーパーカブC125は新型エンジンに切り替わった。これらに続くホンダの原付二種リバイバルシリーズ第4弾は、プレスフレームを用いたダックス125だ! ……と息巻いたのが2020年12月26日の記事。当初の予想発表時期はとっくに過ぎているが、商標登録などの状況証拠からは2022年の登場で間違いなし! ……のハズ……。このほ […]
新型バイクカタログ [国産車|クラス別]
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