ヤマハTMAX560/テックマックス [’22後期 新型バイクカタログ]:新型は’22年7月に国内デビュー


●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司 田宮徹 宮田健一) ※情報更新日:2022年8月24日

ヤマハTMAX560/テックマックス 概要

軽量アルミ製フレームに、常時自動変速の水冷パラレルツインエンジンをリジッド懸架するシリーズ。’22モデルでは、外観刷新/足まわりなどの改良/エレクトロニクスの進化が図られた。従来型よりも長いシートとフットボードを採用し、ヒップポイントは15mmアップ、フットボードは5mmダウン。燃料タンクキャップには、メインスイッチオフから2分以内なら解錠操作なしで開く機構を新搭載した。軽量なスピンフォージドホイールの新採用により、慣性モーメントは前輪で約10%、後輪で約6%削減。これに合わせて前後サスペンションセッティングが最適化されている。テックマックスは、グリップヒーター/温度制御が改良されたシートヒーター/クルーズコントロール/調整可能なリヤサスペンションなどを専用装備する。

’22 ヤマハTMAX560 ABS

主要諸元

【’22 YAMAHA TMAX 560】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 562cc 48ps/7500rpm 5.7kg-m/5250rpm ■218kg シート高800mm 15L ■タイヤF=120/70R15 160/60R15 ●ブルートゥース ●色:レディッシュイエローカクテル1 ●価格:136万4000円

エンジン

360度クランクで往復ピストンバランサー付きのエンジンは、従来型でユーロ5適合。クリアで深みのある吸排気サウンドも追求されている。※写真は欧州仕様

主要装備

【より精悍かつスポーティーに】LEDデュアルヘッドライトは、ハイ/ローが独立したモノフォーカスレンズ式。上部にウインカーが埋め込まれている。従来型と同じくT字を意識したテールランプも新作だ。※写真は欧州仕様

【新作の7インチフルカラーメーター】表示デザインが3種類に切り替えられるメーターはブルートゥースによるスマホ連携機能を持ち、対応地域では走行支援機能を有するガーミン製フルマップナビも有料で使える。※写真は欧州仕様

リヤヒンジ式のシート下トランク構造を従来型から受け継ぎつつ、スイッチ機能統合によりトランク解錠プロセスは簡略化された。※写真は欧州仕様

’22 ヤマハTMAX560テックマックスABS

主要諸元

【’22 YAMAHA TMAX 560 TECH MAX】■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 562cc 48ps/7500rpm 5.7kg-m/5250rpm ■220kg シート高800mm 15L ■タイヤF=120/70R15 160/60R15 ●ブルートゥース ●色:マットダークブルーイッシュグレーメタリック4 パステルダークグレー ●価格:155万1000円

テックマックスのカラーバリエーションはマットダークグリーンとグレーの2色展開。

主要装備

アジャスタブルスクリーンは、センターエアインテークで不快な走行風の巻き込みを抑制し、ノイズ低減も図った新作。テックマックスのみ電動位置調整式。※写真は欧州仕様


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