●写真:ヤマハ発動機
ヤマハは、2020年に排気量アップとよりスポーティな外観を手に入れてモデルチェンジしたTMAX560にニューカラーを設定、2021年モデルとして発売する。オートマチックスポーツを謳うTMAXシリーズがモデルチェンジ。新色を採用したのは、クルーズコントロールなどを備えた「TMAX560 TECH MAX ABS」で、発売日は2021年4月26日発売。
新設計の561ccエンジンはパワフルで低振動
オートマチックスポーツのヤマハ「TMAX560 TECH MAX ABS」と「TMAX560 ABS」は、2020年のモデルチェンジで新設計の並列2気筒561ccエンジンを搭載し、最高出力で2ps、最大トルクは0.3kg-m向上したシリーズ最新作。吸排気系や動弁系の見直しなどで中高速域からの加速特性を向上させ、高速道路でも余裕のあるパワフルな走りとしほか、減速特性を再設定することにより、発進加速はそのままに定常走行時のエンジン回転数を抑えることに成功。普通に巡行している時の振動やノイズを低減することで、上質感ある走りを実現している。
触媒をシングル→ダブル化するとともに新型YCC-T(いわゆる電子制御スロットル)の採用、吸排気系および燃焼室の最適化、平成32年排出ガス規制やOBDⅡ(故障診断装置)に適合する新ECUの採用などにより、優れた環境性能も実現した。
足まわりは、前後サスペンション設定の最適化により路面追従性と奥での踏ん張り感を向上し、素直なハンドリング特性を実現。快適性とスポーツ性を高次元で両立。また、「T」をモチーフにした新デザインのテール&ストップランプを採用し、従来のラグジュアリーな後ろ姿からシャープかつアイコニックなリヤビューに一新。また、フロントウインカーは新たにコンパクトなLEDとしたほか、MAXシリーズのアイコンであるブーメラン型のサイドカバーなどの形状を刷新して足つき性および快適性を向上した。
2021年モデルで新色が設定された「TMAX560 TECH MAX ABS」は、スタンダード仕様のTMAX560 ABSをベースに、クルーズコントロールシステム、電動調整式スクリーン、グリップヒーター、シートヒーター、調整機構付きリヤサスペンションを搭載した上級モデルだ。なお、TMAX560 TECH MAX ABSのマットグリーニッシュグレー、およびTMAX560 ABSのマットグレーは継続販売となる。
価格は据え置きの141万9000円、発売日は2021年4月26日だ。
YAMAHA TMAX560 TECH MAX ABS/TMAX560 ABS[2021]
【YAMAHA TMAX560 TECH MAX ABS/TMAX560 ABS[2021]】主要諸元■全長2200 全幅765 全高1420 軸距1575 シート高800(各mm) 車重218kg[TECH MAX=220kg](装備)■水冷4ストローク並列2気筒 DOHC4バルブ 561cc 48ps7500rpm 5.7kg-m/5250rpm V-ベルト無段変速 燃料タンク容量15L■タイヤサイズF=120/70R15 R=160/60R15 ●価格:127万6000円[TECH MAX:141万9000円] ●色:TMAX560=マットグレー/TEMAX560 TECH MAX=マットグリーニッシュグレー、グレー(新色) ●発売日:2021年4月26日(従来色は継続販売)
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