カワサキZ900RSシリーズ〈いま国内で買える新型バイクカタログ|大型二輪(1000-751cc)〉

Z900RSシリーズ

●まとめ:ヤングマシン編集部 ※本記事では原則として、記事作成/更新時点で車両メーカーから国内販売がアナウンスされている公道走行可能車両を対象としています。

Z900RSシリーズ 概要:圧倒的人気を誇る現代のZ

2017年のデビュー以来、ブッチギリの販売台数を誇って衰え知らずのカワサキ超人気モデル。直4ストリートファイターであるZ900をベースに、往年のZ1/Z2をモチーフにしたヘリテイジな外装とワイヤースポークをイメージした専用ホイールで変身させたマシンだ。そのため、見た目とは裏腹に、乗り味や性能面では今どき最新のスタンダードと言っていいもの。2段階+OFFのトラクションコントロールやツーリングに便利なETC2.0車載器も標準装備している。

2025モデルではスタンダードにあたるZ900RS、上級仕様のZ900RS SE、ビキニカウル付きのカフェにニューカラーを設定。SEにとっては初のカラーチェンジとなる。なお、2024モデルのイエローボールエディションも併売されている。

2025 Z900RS[STD]:Z1やゼファーを思わせる茶玉虫が新登場

2024モデルではオマージュ系のカラーから離れ、新鮮さを打ち出していたSTD。2025モデルではあのZ1の茶玉虫、あるいはゼファー系を思わせるカラーリングに回帰。金と黒のラインが映える、キャンディトーンレッド1色の設定だ。なお燃料タンクのエンブレムは大文字の「KAWASAKI」に。

【2025 KAWASAKI Z900RS [STD]】◼︎水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 111ps/8500rpm 10.0kg-m/6500rpm ◼︎215kg シート高800mm 17L ◼︎タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●色:キャンディトーンレッド ●価格:148万5000円 ●発売日:2024年9月1日

2025 Z900RS SE:上級版も初のカラーチェンジ

2022年1月に初登場した、ブレンボやオーリンズ装備の上級仕様。翌年以降モデルについても同じ色でラインナップされてきたが、今回で初めてのカラーチェンジを受ける。火の玉カラーをマット系ブラック×マットグレーのツートーンで表現した斬新なカラーリングで、こちらもタンクエンブレムは大文字「KAWASAKI」となった。

2025 KAWASAKI Z900RS SE】◼︎水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 111ps/8500rpm 10.0kg-m/6500rpm ◼︎215kg シート高810mm 17L ◼︎タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●色:メタリックフラットスパークブラック×メタリックマットカーボングレー ●価格:170万5000円 ●発売日:2024年9月1日

2025 Z900RSカフェ:ビキニカウル仕様はグリーン系に

低めに構えたハンドルバーやフロントカウル、シングル風シートなどの専用装備が特徴である、街頭レーサーのカフェにも2025モデルが登場。価格据え置きのまま、エボニー×キャンディライムグリーンのツートーンカラーに変更だ。2021モデルで黒×茶のグラデーションカラーが一度採用されたことはあったが、それ以来のグラデーション系ツートーンとなる。

2025 KAWASAKI Z900RS CAFE】◼︎水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 111ps/8500rpm 10.0kg-m/6500rpm ◼︎217kg シート高820mm 17L ◼︎タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●色:エボニー×キャンディライムグリーン ●価格:151万8000円 ●発売日:2024年9月1日

2025 Z900RSシリーズの主要諸元

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