カワサキはインドネシアで、Z900RSおよびZ900RSカフェの2025年モデルを発表した。Z900RSが採用する赤は2005年モデルのゼファーシリーズが採用していたカラーリングにそっくりだ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
Z900RSはワインレッドにゴールドのストライプ
カワサキはインドネシアで「Z900RS」および「Z900RSカフェ」の2025年モデルを発表。ともにニューカラー1色が用意された。北米や欧州はもちろん、日本でも発表されていない新色をまとっており、これが世界展開されるのか注目だ。
Z900RSの新色は、キャンディ系のワインレッドをベースにゴールドのストライプを配したもので、イノレッドと名付けられたカラーリングが2005年モデルのゼファー1100/750/χ(400)をオマージュしているのは明らか。これまでZ900RSにはZ1/Z2系とゼファー系(とはいえさらに元ネタはZ1系だったりする)という2系統のオマージュカラーが登場してきているが、ゼファー系のレッドは初登場だ。まあこれもさらに元ネタを辿ればZ1系の茶玉虫や赤玉虫と呼ばれたカラーではあるのだが。
参考:ZEPHYR1100/ZEPHYR750/ZEPHYRχ
順当にいけば日本仕様や欧州、北米も追ってカラーチェンジが施されるはず。今回の新色が導入されるのか、また国内現行カラーのどれが残ってどれが入れ替わりになるかは読めないので、現行モデルに欲しい色があるなら今のうちかも?!
KAWASAKI Z900RS[2025 Indonesia model]
主要諸元■全長2100 全幅865 全高1150 軸距1470 シート高800(各mm) 車重215kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 109ps/8500rpm 10.0kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ※諸元はインドネシア仕様
Z900RSカフェは黒×緑のグラデーション
現行モデルでアメリカンスポーツ的なストライプが入っていたZ900RSカフェは、一転して2021年モデル以来のシブ系グラデーションのツートーンカラーを新採用。ビキニカウルから燃料タンク、シートカウルにかけて、まるでカスタムペイントのような仕上がりが特徴だ。
Z900RSカフェは、Z900RSをベースとしながらビキニカウルや低めのハンドルバー、専用シートが与えられたカフェレーサースタイルのバリエーションモデル。2018年モデルの登場からそれぞれ形の異なるストライプを採用してきたが、2021年モデルが唯一のグラデーションカラーだった。その再来(?)となる新色、日本にも導入されるのか注目だ!
KAWASAKI Z900RS CAFE[2025 Indonesia model]
主要諸元■全長2100 全幅845 全高1190 軸距1470 シート高820(各mm) 車重215kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 109ps/8500rpm 10.0kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ※諸元はインドネシア仕様
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