●まとめ:ヤングマシン編集部 ●情報更新日:2023年7月26日
- 1 ホンダCB1300シリーズ モデル概要
- 2 CB1300スーパーフォアSP 30周年記念車:プロジェクトBIG-1の金字塔たる特別仕様
- 3 CB1300スーパーボルドールSP 30周年記念車
- 4 CB1300スーパーフォアSP:SPは人気のFCカラー
- 5 CB1300スーパーボルドールSP
- 6 CB1300スーパーフォア(STD):STDも電脳面は同じだ
- 7 CB1300スーパーボルドール(STD)
- 8 ホンダCB1300シリーズ開発者インタビュー:“プロジェクトBIG-1”栄光の30年
- 9 ホンダCB1300シリーズの主要諸元
- 10 ホンダCB1300シリーズを購入したい! 車両販売情報はこちら
- 11 ホンダCB1300シリーズ関連リンク
- 12 CB1300シリーズに関連する記事
ホンダCB1300シリーズ モデル概要
CB1300シリーズは2004年に現行のベースとなる第3世代が登場し、2008年にハーフカウル付きのスーパーボルドールが登場。それ以降も熟成を重ね、2018年にSPモデルが追加された。2020年には先進の電子制御デバイスを装備し、最新モデルは令和2年排出ガス規制にも適合し、フルLED灯火類/スポーツグリップヒーター/USBソケット(タイプC)など実用装備も充実した。
CB1300スーパーフォアSP 30周年記念車:プロジェクトBIG-1の金字塔たる特別仕様
ホンダが誇る直列4気筒CBの王道フラッグシップがCB1300シリーズ。2023年1月までの受注期間限定として、’92初代CB1000SFから「PROJECTBIG-1」30周年を記念する特別仕様車も、ネイキッド(スーパーフォア)/カウル付き(スーパーボルドール)それぞれに登場した。この車両には日の丸を彷彿とさせるおなじみ赤×白のツートーンにゴールドのストライプが加えられた専用カラーが与えられたほか、エンジンカバーやホイールもゴールドで塗装。フレーム色もこれまでになかったメタリックレッドで装飾する。タンク上面には記念ロゴもプリントだ。仕様は前後オーリンズサス&ブレンボキャリパーのSPに準じ、乗り心地の面でも頂点にふさわしい質感をアピールする至高の1台だ。
CB1300スーパーボルドールSP 30周年記念車
CB1300スーパーフォアSP:SPは人気のFCカラー
30周年記念車のベースともなったCB1300の上級バージョンで、オーリンズ製フルアジャスタブルサスを前後に装備しブレーキもブレンボ製ラジアルモノブロックキャリパー。シートも表皮とステッチが専用だ。車体色は往年の’82 CB750FCイメージの青×白ツートンをまとっている。
CB1300スーパーボルドールSP
CB1300スーパーフォア(STD):STDも電脳面は同じだ
現行CB1300シリーズは最新の令和2年排ガス規制にも適合し、3つのライディングモードとON/OFF2段階のトラクションコントロールも備えている。スタンダードのCB1300はSHOWA製の前後サスにNISSIN製キャリパーを採用。車体色はブルーのストライプが入ったシルバーだ。
CB1300スーパーボルドール(STD)
ホンダCB1300シリーズ開発者インタビュー:“プロジェクトBIG-1”栄光の30年
(文:ヤングマシン編集部・宮田健一/2023年2月23日公開)
時は遡ること30年前の1992年。レプリカブームの衰退に代わって巻き起こったネイキッドブーム、そしてビッグバイクブームの大本命として誕生したのが、初代BIG-1=CB1000スーパーフォアだった。故本田宗一郎氏がCB750フォアを前に語った「こんな大きいのに誰が乗れるんだ?」という名言を彷彿とさせるようなその圧倒的な存在感は、日の丸を体現したかのような鮮烈なカラーリングと相まって、まさしくバイク大国日本を象徴するフラッグシップとしての強烈な輝きを放っていた。
その後もBIG-1は台頭するライバルたちを前に、1998年には排気量をさらに増した1300へ、2003年には現行のベースとなる2代目1300へと進化。その揺るぎない価値観は多くの支持を集め、時代が移ろうとも常にジャパニーズネイキッドの王道ド真ん中を突っ走り続けてきた。2022年10月には30周年記念車も登場。その鮮烈な輝きが、最強CBの伝説をさらに未来へとつないでいく。
ホンダCB1300シリーズの主要諸元
CB1300 SUPER FOUR | CB1300 SUPER BOL D’OR | |||
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車名・型式 | ホンダ・8BL-SC54 | |||
全長(mm) | 2,200 | |||
全幅(mm) | 795 | 825 | ||
全高(mm) | 1,125【1,135】 | 1,205【1,215】 | ||
軸距(mm) | 1,520 | |||
最低地上高(mm)★ | 130【140】 | |||
シート高(mm)★ | 780【790】 | |||
車両重量(kg) | 266 | 272 | ||
乗車定員(人) | 2 | |||
燃料消費率*1 (km/L) | 国土交通省届出値: 定地燃費値*2 (km/h) | 28.0(60)〈2名乗車時〉 | ||
WMTCモード値★ (クラス)*3 | 17.2(クラス 3-2)〈1名乗車時〉 | |||
最小回転半径(m) | 2.7 | |||
エンジン型式 | SC54E | |||
エンジン種類 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒 | |||
総排気量(cm³) | 1,284 | |||
内径×行程(mm) | 78.0×67.2 | |||
圧縮比★ | 9.6 | |||
最高出力(kW[PS]/rpm) | 83[113]/7,750 | |||
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 112[11.4]/6,250 | |||
燃料供給装置形式 | 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉 | |||
始動方式★ | セルフ式 | |||
点火装置形式★ | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |||
潤滑方式★ | 圧送飛沫併用式 | |||
燃料タンク容量(L) | 21 | |||
クラッチ形式★ | 湿式多板コイルスプリング式 | |||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |||
変速比 | 1速 | 3.083 | ||
2速 | 1.941 | |||
3速 | 1.478 | |||
4速 | 1.240 | |||
5速 | 1.074 | |||
6速 | 0.967 | |||
減速比(1次★/2次) | 1.652/2.222 | |||
キャスター角(度)★ | 25゜00′ | |||
トレール量(mm)★ | 99 | |||
タイヤ | 前 | 120/70ZR17M/C(58W) | ||
後 | 180/55ZR17M/C(73W) | |||
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ダブルディスク | ||
後 | 油圧式ディスク | |||
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 | ||
後 | スイングアーム式 | |||
フレーム形式 | ダブルクレードル |
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ホンダCB1300シリーズ関連リンク
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