
ニンジャ1000SX 概要
ウインドプロテクション性能に優れたフルカウルボディに、4種類のライディングモードやアップライトなセパレートハンドル、工具いらずの可変スクリーンなどを装備したモデルで、街中から峠まで幅広く活躍できるマルチなスポーツツーリングモデル。
熟成を重ねた現行型は’20に登場。4-2-1マフラーとなって2kgの軽量化に貢献したほか、新たに電子制御スロットルを採用したことによって、きめ細かいエンジン制御を実現。さらにスマホ連動のカラー液晶メーター/クルーズコントロール/上下両対応のクイックシフターといった機能も追加されて、旅性能が大きく強化。フロント倒立フォークも内部ピストンが改良されて、乗り心地が向上している。
’22モデルは’21モデルに引き続いて色変更のみが実施。’22年1月14日からグリーン×黒と黒×赤の販売が開始されている。
’22 ニンジャ1000SX
スタイリング
【’22 KAWASAKI Ninja1000SX】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 1043cc 141ps/10000rpm 11.3kg-m/8000rpm ■236kg シート高820mm 19L ■タイヤF=120/70ZR17 R=190/50ZR17 ■クイックシフター(アップ&ダウン)/ブルートゥース ●色:エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック メタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックディアブロブラック ●価格:151万8000円
【カラーバリエーション】’22国内モデルのカラーバリエーションは「エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック」「メタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックディアブロブラック」の2色のラインナップとなる。
ライディングポジション
ハンドルはやや遠めだが低くはなく、前傾ではあるが楽な姿勢。いかにもハイスピードツアラーといったところだ。車体にボリュームを感じるものの足は指のつけ根まで着く。[身長168cm/体重61kg] ※写真は’21モデル
エンジン/パワーユニット
’17モデルからカムプロフィールや吸気ファンネル長を見直し、マフラーを右1本出しに。約2kgの軽量化を達成した。電子制御スロットルやクルーズコントロールといった電子装備を多く搭載し、かなりの快適性能を誇る。※写真は’20モデル
足まわり
φ41mm倒立式フォークにホリゾンタルバックリンク式リヤサスペンションを備え、ブレーキにはラジアルマウントモノブロックキャリパーにラジアルポンプ式マスターシリンダーを組み合わせる。※写真は’20モデル
主要装備
【クイックシフターは上下対応】アップダウン両方向に対応したクイックシフターを標準装備。クラッチ操作からライダーを開放して疲れを軽減してくれる。
【4段階調整式スクリーン】スクリーンの角度調整はメーター脇にあるリリースボタンを押すだけ。工具いらずで4段階に簡単調整が可能で、ツーリングで非常に便利だ。
【全部入りTFTメーター】SXになった’20型でメーターはフルカラーTFTパネルに。各種操作は手元スイッチで可能。スマホとの連動機能も付いた全部入り仕様だ。
【シートは6種あり】8mmダウンのローシートと前後セットで15mmアップのコンフォートシートやシングルシートカバーなどがオプションで揃う。
’21 ニンジャ1000SX
【’21 KAWASAKI Ninja1000SX】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 1043cc 141ps/10000rpm 11.3kg-m/8000rpm ■236kg シート高820mm 19L ■タイヤF=120/70ZR17 R=190/50ZR17 ■クイックシフター(アップ&ダウン)/ブルートゥース ●色:エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック メタリックカーボングレー×メタリックディアブロブラック ●価格:148万5000円
【カラーバリエーション】’21国内モデルのカラーバリエーションは、ライムグリーン×ブラックと、グレー×ブラックの2種。車両価格はどちらも同じだ。
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ニンジャ1000SXに関連する記事
快適性と走る楽しさを両立させるスポーツツーリングクラス。’21の3代目ハヤブサに引き続き、’22年も新型モデルが各社から続々と登場。ツーリングブームとともに目が離せないカテゴリーだ。 電脳装備が満載の新世代ツアラーが続々 空力性能とウインドプロテクションに優れたフルカウルを身にまとい、余裕ある排気量で長距離を疲れ知らずで疾走。そして時には立ち寄ったワインディングで気持ちいい […]
ニンジャ1000SX 概要 ウインドプロテクション性能に優れたフルカウルボディに、4種類のライディングモードやアップライトなセパレートハンドル、工具いらずの可変スクリーンなどを装備したモデルで、街中から峠まで幅広く活躍できるマルチなスポーツツーリングモデル。 熟成を重ねた現行型は’20に登場。4-2-1マフラーとなって2kgの軽量化に貢献したほか、新たに電子制御スロットルを採用したこと […]
カワサキは、1043ccの並列4気筒エンジンを搭載するスポーツツアラー「ニンジャ1000SX」のカラー&グラフィックを変更し、2022年モデルとして発売すると発表した。価格は3万3000円アップの151万8000円になり、発売日は2022年1月14日。 マルチユース極まるスポーツツーリング ウインドプロテクション性能に優れたフルカウルボディに、4種類のライディングモードやアップライトなセパレートハ […]
新型スズキGSX‐S1000の実力を検証する今回の企画。本記事では、ライバル対決として’21年夏に国内登場した3代目ヤマハMT-09SPと、カワサキの直4ベストセラー・ニンジャ1000SXの2台もワインディングに持ち込み、テスター丸山浩氏が比較試乗を行なった。 ヤマハMT-09:まったく異なる峠の世界観 まずは同じスポーツネイキッドのMT-09からだ。試乗したのはフロントにKYB、リヤ […]
ビモータは、2019年のEICMAで発表したテージH2に続き予告していたKB4の正式発表を10月とし、SNSではコロナによる混乱を乗り越えて順調な開発が進んでいるをアピール。今回は、ストッピーで通り過ぎるKB4の動画を公開したほか、工場での生産方式を検討している場面(?)も。 シート下にラジエターを配置した、先進のネオクラシックカフェ! ビモータは、カワサキのニンジャ1000SX系・並列4気筒エン […]
カワサキは欧州でニンジャ1000SXのニューカラーを設定し、2022年モデルとして発表した。2020年モデルで右1本出しマフラーや全灯LEDなどを採用したモデルチェンジを実施し、ユーロ5に適合してから2度目のカラーチェンジとなる。 もはや快適なスーパーバイク! クルーズコントロールやクイックシフターも装備 カワサキは欧州で、1043ccの4気筒エンジンを搭載するスポーツツーリングモデル「ニンジャ1 […]
リッタークラス向けハイスペックマフラーでおなじみのアールズギアは、カワサキ車向けラインアップも豊富。待望のニンジャZX-25R用フルエキゾーストマフラーも登場し、充実したスペックを堪能できる。 低中速トルクを向上し、速さと乗りやすさを体感 元ワークスライダーの樋渡氏が代表を務めるアールズギアは、その品質の高さから多くのファンの支持を集めている。サーキットやストリートで実際に体感できるスペックは、同 […]
2021新車バイクラインナップ>日本車>大型スポーツツーリングクラス 最新潮流解説 SUZUKI:ハヤブサ|GSX-S1000F KAWASAKI:ニンジャZX-14R|ニンジャH2 SX SE/SE+|ニンジャ1000SX|ニンジャ650/KRTエディション YAMAHA:ナイケン/GT|FJR1300A/AS HONDA:CBR650R|VFR800F カワサキ ニンジャZX-14R:北米では […]
新型バイクカタログ [国産車|クラス別]
新型バイクカタログ [メーカー別]